【Pico Cube X レビュー】重量174gでAndroid搭載、明るさ100ANSIルーメンの超小型モバイルプロジェクター
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今日は家庭で楽しめるモバイルプロジェクターのお話。
最近では自宅でも、プロジェクターでテレビや動画配信を見る家庭が増えてきてます。
我が家でもAnkerのNebula Capsule Proで子ども部屋をシアターにしたり、キャンプに持っていってテントの中でシアターごっこをしたりと楽しんでいます。
でもさ、荷物が増えると、出来るだけ小さくて軽いと嬉しいよね。
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![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
そうだね。じゃあ軽くて小さいモバイルプロジェクターを紹介するよ。
というわけで今回は超小型軽量なモバイルプロジェクター『Pico Cube X(ピコキューブエックス)』を「フェリクロス」様からお借りしました。
※2020年11月、フェリクロスは公式代理店契約が終了し、公式オンラインショップも閉店しています。
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『Pico Cube X』は超小型で軽量ながら、Andoroid OSを内蔵しており、GooglePlayからアプリもインストールできるモバイルプロジェクター。
このサイズにも関わらず、プロジェクターとしての性能もしっかりとしており、台形補正もでき、家庭でもビジネスシーンでも活躍してくれます。
では、早速見ていきましょう。
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Pico Cube X 外観・付属品
Felicross(フェリクロス)社のPico Cube X(ピコキューブエックス)はAndroid OSを搭載した超小型のモバイルプロジェクターです。
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驚くべきはそのサイズ。全辺5.5cmの立方体の形状です。
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重量はなんと驚きの174g。一般的なモバイルプロジェクターの3分の1以下の重さです。
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
これは…ビジネスシーンでの持ち運びや、プライベートでもキャンプの大荷物に忍ばせても苦にならない!
小さいながらも2,850mAhのバッテリーを内蔵。約2時間はバッテリーのみでの駆動が可能です。
僕の手は男性としては非常に小さいですが、それでもこの小ささは伝わると思います。
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350ml缶と比べると、このサイズ。ちなみにAnker社のNebula Capsueは1番小さなモデルでも350ml缶とほぼ同サイズです。
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フォーカス用のダイヤルと電源・操作ボタンが配置された側面。
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左から電源ボタン・音量マイナス・音量プラス・Enterスイッチとなっています。
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
フォーカスはマニュアル(手動)フォーカスです。
反対側の側面にはHDMIポートとリセットボタン(丸い小さな穴)です。
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背面には左からDC電源ポート・USB2.0ポート・オーディオ出力が配置されています。右下は電源のオンやバッテリー残量、充電中を示すインジケーターです。
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![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
USBポートにはlightningケーブルを繋ぐことで、iPhoneなどを有線でミラーリングできます。
「Pico Cube X」は付属品が多く、購入直後から便利に使用することができるようになっています。
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付属品は、三脚・リモコン・単4電池・ACアダプター・電源ケーブル・HDMIケーブル・Mini HDMIアダプター・マニュアルとなっています。
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リモコンは手にしっくりとくるサイズ感です。
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なかなかに男の物欲を満たしてくれる、そんな佇まいです。
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旧機種との比較、違い
「Pico Cube X」は2020年4月末に発売になったモデルですが、過去のモデルと比較してどこが変わったのでしょう?
Pico Cube X | Pico Cube S6 | Pico Cube A | |
重量/ サイズ | 174g/ 5.5×5.5×5.5cm | 174g/ 5.5×5.5×5.5cm | 172g/ 5.5×5.5×5.5cm |
バッテリー | 2850mAh | 2500mAh | 2850mAh |
動作 時間 | 2時間 | 2時間 | 2時間 |
明るさ | 100 ANSI ルーメン | 100 ANSI ルーメン | 100 ANSI ルーメン |
解像度 | 854×480 | 854×480 | 854×480 |
フォーカス | マニュアル フォーカス | マニュアル フォーカス | マニュアル フォーカス |
スピーカー | 1.5W×1 | 1.5W×1 | 0.5W×1 |
音声出力 | 3.5mm ステレオ ミニ | 3.5mm ステレオ ミニ | 3.5mm ステレオ ミニ |
比率/ サイズ | 16:9/ 7〜100 インチ | 16:9/ 7〜100 インチ | 16:9/ 7〜100 インチ |
OS | Android 7.1.2 | – | Android 7.1.2 |
Micro SD | – | ◯ | – |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Wi-Fi ダイレクト 接続 | – | ◯ | – |
HDMI 接続 | ◯ | ◯ | – |
USB-A | ◯ | – | ◯ |
Blue tooth | ◯ | – | ◯ |
このように表紙にして見ると、最新の「Pico Cube X」は良いとこどりの機種であると言えます。
明るさは100ANSIルーメンですが、実際使用していると、思った以上に明るくきれいに映っており、びっくりしました。
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設定・操作
設定
この小型さからは驚きなのですが、台形補正や背面投影(反転表示)というプロジェクターとして必要な基本的な設定がしっかりと揃っています。
台形補正は手動で行うことができます。左上→右上→右下→左下の順番でX軸とY軸を調整していくことで、形を整えていくことができます。
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投影の設定は4種類。
①フロント(正面):スクリンに向かってプロジェクターを設置する一般的な投影
②リア(背面):スクリーンの背面から投影するため左右が反転。スクリーン前にスペースが入らないが、背面投影に対応したスクリーンが必要。
③シーリング(吊り):天井などから吊って投影するため、上下が反転。
④フリップ:上下左右が反転した投影方法。
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![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
非常に細かい設定が可能です。
操作
操作は付属のリモコンがメインでとなりますが、アプリの操作などには対応していないものがあるので、別途、マウスを用意することをお勧めします。
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![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-3.png?resize=96%2C96&ssl=1)
リモコンとマウスの2台体制での操作は…正直しんどい…
ただ、ミラーリングに使用する『EShare』の機能を使ってスマホをリモコンにすることが可能です。
スマホでアプリを起動し、右下の『Remote』を選びます。
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するとマウス・タッチコントロール・キーコントロール・アプリの4種類のリモコンを選択できます。
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文字入力もスマホからできるようになるので、かなり便利になります。
ちなみに『TV Mirror』を選ぶと通常のミラーリングの反対で、スマホ画面にプロジェクターの映像が映ります。
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そのままタッチ操作が可能なのでこれも非常に便利です。
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-7.png?resize=96%2C96&ssl=1)
リモコンは少し使い勝手が悪かったけど、この「EShare」があればスマホがリモコンになるので問題なしです。
Android OSを搭載
「Pico Cube X」最大の特長は、Android OSを搭載していることです。
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Android搭載プロジェクターは増えていますが、アプリストアがサードパーティ製のモデルが多く、使えるアプリも非常に限られています。
その点、「Pico Cube X」は純正ストアであるGooglePlay対応なので、使えるアプリが多いです。※対応していないアプリもあります。
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YoutubeやNetflixなどもプロジェクター単体で投影することができます。
ただ、GooglePlay対応ですが、全てのアプリが対応しているわけではなさそうです。実際にU-NEXTのアプリは検索しても見つかりませんでした。
また、テレビの番組を写そうと、SONYの「torne(トルネ)」を探しましたが、こちらも見当たりませんでした。
HDMI端子も付属
ただ、「Pico Cube X」にはHDMI端子がついているので、外部機器を接続することができます。
例えばゲーム機器、PC、DVDプレーヤーなどですが、オススメは「Fire TV Stick」です。
非常にコンパクトなFire TV StickはコンパクトなPico Cube Xとの相性抜群です。
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Fire TV Stickを使うと様々な動画配信サービス(VOD)を見ることができます。
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天井投影が可能
本体の底面には三脚用のねじ穴があります。
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付属の三脚でしっかりと安定させながら、角度を調整できるようになります。
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こんな角度でも安定した設置が可能です。
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このように天井に映すことができます。
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これなら、天井にも映せる!
![オクサン](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-9.png?resize=96%2C96&ssl=1)
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
寝転がりながらも見られるよ〜!
有線/無線ミラーリングの両対応
Pico Cube Xはミラーリングに対応してます。
ミラーリングするために必要なことは、「EShare」というアプリをスマートフォンにインストールすることぐらいです。
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大画面に映して写真や動画をみんなで楽しんだり、ゲームを大画面で楽しんだりすることができます。
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スマホゲームもプロジェクターでミラーリングすれば、大画面で楽しむことができました。
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
タイムラグもほとんどなく、楽しめました。
Android端末ではEShareでの無線ミラーリングのみですが、iPhoneなどのiOS端末であればLightningケーブルを使って有線接続でミラーリングできます。
できると何がいいの?メリットは?
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![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-7.png?resize=96%2C96&ssl=1)
ネット環境がなくてもミラーリングできる。
まとめ
今日は「【Pico Cube X レビュー】重量174gでAndroid搭載、明るさ100ANSIルーメンの超小型モバイルプロジェクター」について見てきました。
Pico Cube Xは超小型軽量ながら、モバイルプロジェクターに求める機能がほとんど実装された製品です。
- 超軽量174gと超軽
- 全辺5.5cmの超小型な本体
- バッテリーのみでも最大2時間駆動
- 天井投影可能な三脚付属
- 台形補正
- 背面など細かい投影設定
- 100インチの大画面と100ANSIルーメン
- Android OS搭載
- ミラーリング
- スマホがリモコンがわりになる
超小型ながら機能面も優れたバランスの良いプロジェクターに仕上がっています。
非常に軽いのでビジネスでもプライベートでも気軽に持ち出しせるので、活用機会が多いこと間違いなしです。
以上、ヨッシーでした。
【Anker Nebulaシリーズ 比較&レビュー】人気のアンカー製プロジェクター15機種を徹底比較