【kipkipおやすみプロジェクター レビュー】寝かしつけ絵本プロジェクターで、寝ない子が寝たくなる習慣づくり!
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今日は子どもの寝かしつけに威力を発揮する製品の紹介です。
僕はかれこれ15年以上、保育士をしています。
子育てについての様々な悩みを聞く事も多いのですが、いつの時代も子どもの睡眠や寝かしつけについてのパパママの悩みは絶えません。
子どもの成長のためには出来るだけ早く寝てしっかり睡眠時間をとってあげたいですし、子どもが寝てくれたらその分、自分の時間も作れます。
でも、なかなか布団に行ってくれない…、布団に行っても1時間以上寝てくれず、気がついたら23時…
そんな子どもの睡眠について、子どもたちが布団に向かうのが楽しみになる「寝かしつけ用プロジェクター」が人気なんです。
その中から今日、紹介するのは『kipkipおやすみプロジェクター』。子どもの寝かしつけに最適、脳科学の観点から睡眠導入を研究したプロジェクターになっています。
我が家の子ども達もお気に入り、保育士としての観点からもかなりおすすめできる『kipkipおやすみプロジェクター』を早速紹介していきたいと思います。
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kipkipおやすみプロジェクターとは?
kipkip(キップキップ)のおやすみプロジェクターは、天井や壁に絵本を投影しながら、子どもたちの睡眠環境を整え、質の良い睡眠をサポートする専用プロジェクターです。
子育てをしていると様々、大変なシーンがあると思います。特に寝かしつけのシーンではパパやママの悩みは多いです。特に保育士として働いていると寝かしつけや読み聞かせで、様々な悩みを聞くことがあります。
- そもそも布団に向かってくれない。
- 布団に辿り着いても、平気で1時間〜2時間寝ない。
- 寝ない…この後、食事の片付けとかたくさんあるのに…
- 絵本を読み聞かせても、寝ない。エンドレス。
- そもそも持ってくる本が長い。文字が多い。
- 寝ついたと思って読み聞かせをやめると、怒られる。絶対寝てたのに…
- 読み聞かせをしていると先に親が眠くなり、寝落ち。結果、起こされ、怒られる。
- 結果、パパママの自分の時間なんか全くない。辛い。ダラダラしたい。
そんな悩みを持つパパママを助けてくれる寝かしつけ用のプロジェクターが密かに人気ですが、その中でも『kipkipおやすみプロジェクター』が、他の寝かしつけ用のプロジェクターと大きく違うのは、脳科学の権威が監修しており、子どもの入眠と成長に繋がる科学的なアプローチを加えている事。
ただ刺激的なエンターテイメント性を求めるのではなく、投影しても眩しくない明るさと画質で自然と気持ちが落ち着き、睡眠導入できるようこだわって設計されています。
収録された絵本も、子どもの知育や情操教育の土台となるような絵本を選別しています。
全話にナレーションとオルゴール風のBGMを搭載しており、子どもの眠りを誘う工夫がたくさん詰まった寝かしつけ用プロジェクターとなっています。
kipkipおやすみプロジェクター 概要
外観
外箱もポップでとても可愛らしいデザインです。
本体は丸く角のないデザイン。尖った部分もなく、子どもへの安全がよく考えられています。色合いも淡くおしゃれで、よくある「おもちゃのプロジェクター感」はなく、どんな部屋にもマッチする可愛らしさ。
キャラクターなどもなく、おもちゃにありがちな原色系のガチャガチャした外観ではなく、非常におしゃれ。使わない時にもリビングや子ども部屋に出しっぱなしにしておいても、違和感なく馴染みます。
ナチュラルカラーの木製台は、可愛らしいだけでなく、機能面でもしっかりと役立っています。
球体の本体を好きな方向に向けることができる丸い溝には本体の滑りを抑えるゴムが付けられています。ケーブルが邪魔にならないようにケーブルを台の外に逃す溝が掘られています。
持ち運ぶ際に便利な取っ手は柔らかいレザー製。グレーのカラーリングが本体の白と木製台のカラーリングにぴったりです。
主な同梱物です。
右から絵本のデータが入った専用SDカード、USB-C to USB-Aケーブル、充電アダプタ、リモコンです。
写真では専用SDカードの第一弾のみ写っていますが、令和3年12月3日以降ユーザーに嬉しい変更がありました。価格は変わらずSDカードが2枚セットになり、第1弾のSDカードに加えて第2弾のSDカードも標準で付属するようになります。※専用SDカード各種の内容については後ほど紹介します。
リモコンはとても小さく操作しやすいシンプルデザイン。大人も子どもも操作に迷うことはないです。
嬉しいのはリモコンのボタン部分が全て蓄光素材で作られていること。暗い部屋でプロジェクターを操作するときにもボタンをしっかり認識することができます。
知育や情操教育を目的にした絵本が収録されている専用SDカードで、様々な絵本を読むことが出来ます。
【機能は控えめ、シンプルかつ必要最低限】
端子は専用SDカード用のスロットと電源用のUSB-Cしかありません。HDMI端子などもないため、Blu-rayプレーヤーやFire TV Stickなどを接続することはできません。
また、ミラーリングなどの機能も付いていません。
そのため、子どもたちも「絵本を見るためだけのプロジェクター」として認識してくれるので、すんなりと絵本を楽しんでくれます。
スペック
サイズは170mm×168mmです。
重さは我が家の計測で457g(土台の重さは引いてあります)。
本体はABS樹脂製で軽く、尖った部品もないため安心して子どもたちに触らせてあげる事ができます。
大きさ、重さ、形状、どれも小さい子どもが使うものとして配慮されています。
うちの4歳のムスコくんにも安心して触れさせてあげられます。
【明るさなど性能もあえて抑えめ】
プロジェクターを購入する際、そのプロジェクターの輝度(明るさ)が気になるところ。その点では『kipkipおやすみプロジェクター』の明るさは、かなり抑えめです。
寝る前の刺激として、あまり光が強いと脳が覚醒してしまうために明るさを抑えてあります。優しい絵柄とうっすらと明るい灯りでスムーズに眠りに誘ってくれます。
楽しめる絵本はどんなもの?
『kipkipおやすみプロジェクター』の外観について紹介してきましたが、「どんな絵本が見られるのか」というコンテンツ面も気になることかと思います。
『kipkipおやすみプロジェクター』はSDカードに絵本データが収録されており、それを入れ替えることで様々な絵本を見ることができます。
販売開始当初は本体を購入すると最初に付属している専用SDカードは第一弾のSDカード1枚でした。このSDカードに収録されている絵本は20作品。きっと誰でも知っている有名な童話10作品とオリジナルのお話10作品の組み合わせです。
そして令和3年12月3日以降、本体購入で付属するSDカードが第一弾に加えて、第二弾の専用SDカードが標準で付属するという嬉しい変更がありました。
第二弾は10作品が収録されており、そのうち2作品は声優の水樹奈々さんがナレーションを務めています。
つまりkipkipおやすみプロジェクターの本体を購入すると30作品もの絵本を楽しむ事ができるという事です。
様々な視点でお子さんの情操教育に適したお話が厳選されています。親が絵本を選ぶと内容や好みが偏りがちですが、これならば様々なジャンルのおはなしに触れさせてあげることができます。
初期設定は簡単、シンプル
『kipkipおやすみプロジェクター』は非常にシンプルで誰にでもわかりやすく作られています。
初めて起動するときも、面倒な設定はなく、5ステップで使い始めることができます。
[ptimeline] [ti label=”STEP1″ title=”専用SDカードを挿入”]背面にあるSDカードスロットに専用SDカードを挿入します。[/ti] [ti label=”STEP2″ title=”電源ケーブルを接続”]背面のUSB-Cポートに電源ケーブルとアダプタを繋げ、コンセントから給電します。[/ti] [ti label=”STEP3″ title=”レンズを投影したい方向へ向け、ケーブル処理”]レンズを天井などに向けます。その際、ケーブルは台の溝に沿わせると綺麗に処理できます。[/ti] [ti label=”STEP4″ title=”電源ボタンを押す”]正面向かって右端の電源ボタンを押して電源を入れます。[/ti] [ti label=”STEP5″ title=”ピント調整”]レンズの周りのフォーカス調整用のリングを回してピントを合わせる。[/ti] [/ptimeline]では、実際に使用してみましょう!
絵本の読み聞かせを楽しむ
では実際に子どもたちと、『kipkip おやすみプロジェクター』を楽しんでみたいと思います。
ムスコくん、『kipkip おやすみプロジェクター』に興味津々。
初めての投影前には「まだ寝な〜い」とは言わずに、まっすぐ布団まで来てくれました。
投影を始めると、静かに集中しています。
今日のムスコくん、「赤ずきんちゃん」のお話を選びました。
語り手の優しい声色とリズム、抑揚は就寝前の読み聞かせにぴったりです。
ママも布団に来ました。プロジェクターを枕元に移動してみました。軽くてシンプル操作も扱いやすいので、移動も楽々です。
2人とも静かに、穏やかに絵本の世界を楽しんでいます。
僕は15年以上、保育士をしています。ほぼ毎日、子どもたちの寝かしつけや読み聞かせに関わっていますが、そんな僕から見ても『kipkip おやすみプロジェクター』は睡眠導入という観点で、しっかりと研究されていると感じました。
しっかりと就寝前の子どもの脳を刺激しすぎない配慮がされています。優しい語り口とBGMのオルゴール、明るすぎないプロジェクターと優しい絵、ゆったりとした映像…
我が家の子どもたちは静かに布団に横になり、読み聞かせが終わるとスムーズに寝てしまいました。
3週間、使用してみて
我が子の変化
『kipkipおやすみプロジェクター』を寝かしつけに導入して3週間が経ちました。
始めはもの珍しさで布団にきたムスコくんですが、慣れてきた今、素直に布団に向かってくれているのでしょうか?
特に今日はママの体調が優れず、ダウン。
入浴からパパと一緒だったので、このあと素直に布団に行ってくれるか、ちょっと不安です。
パパの声かけを無視する事なく、嫌がる事なく、2人とも子どもたちは歯磨きとトイレを済ませて布団に来てくれます。
今までは寝かしつけの時間は「ママがいい」と父の保育士としてのプライドをズタボロにしてきた子どもたちですが、今日の子どもたちはひと味違います。
小学生一年生のムスメのお気に入りはkipkipのオリジナル絵本『にじいろかあさん』。
続いて4歳のムスコくんは、これまたお気に入りのオリジナル絵本『オバケのしわざ!?』。
二人ともお気に入りの話ができ、毎日、寝る前に聞くことを楽しみにしています。
我が家の子どもたちは7歳と4歳です。流石に絵本の投影を見ながら寝落ち…とまではいきませんが、おやすみをする前の準備や静かに布団に入る習慣づくりにはかなり効果がありました。
歯磨きからトイレを済ませ、布団に向かう。そして静かに横になり電気を消すとプロジェクターによる絵本の読み聞かせが始まる。読み聞かせが終わったらそのまま静かに寝るという流れが自然と出来上がり、寝かしつけのストレスがかなり軽減された実感があります。
もちろんお子さんのタイプは各家庭でそれぞれなので、このプロジェクターで途中で寝てしまう子もいれば、最後までお話を楽しむ子もいるかと思います。
大切なのは、おやすみ前の習慣づくりに活用すること。
めんどくさがる歯ブラシや寝る前のトイレを進めるモチベーションにもなりますし、布団に向かうことが嫌ではなくなるよう、うまく取り入れることができる製品だなと感じました。
お友だちにも試してもらう
実際に、今回、職場の同僚の保育士ママさんに『kipkipおやすみプロジェクター』をしばらく使ってもらいました。彼女は保育士としてベテランで、職場では本当に頼りになるのですが、我が子の寝かしつけについては思うようにいかず、少し悩んでいました。
今までなかなか落ち着いて布団に入ることができなかったMちゃんとNちゃん姉妹も、『kipkipおやすみプロジェクター』を用意すると、布団で静かに横になってくれました。
今まで当たり前のようにあった、「寝る」「寝ない」という寝る前の揉め事もこの日は全くなかったそうです。これから毎日の習慣にして、寝る前に布団で静かにするという流れを作っていけるといいと思います。
どこで買える?いくらで買える?
では『kipkipおやすみプロジェクター』はいったいどこで、そしていくらで購入することができるのでしょう?
実は『kipkipおやすみプロジェクター』には販売開始当初、単品セットと絵本いっぱいプランの2種類の購入方法がありましたが、令和3年12月から各販売方法に変更されました。単品セットはSDカードが1枚追加されてさらにお得(本体+SD2枚セット)になり、サブスクリプションプランとなる絵本いっぱいプランは令和3年12月20日をもって新規受付を終了となりました。
この変更により令和3年12月20日以降、販売方法は『本体+SD2枚セット』のみとなります。第三弾以降のSDカードの追加SDカードも現在、販売準備中とのこと。今後も絵本データを増やしていくことができそうですし、気に入ったSDカードのみ購入する、なんてこともできるようになりそうです。
本体+SD2枚セットで購入
現在の購入方法は一つのみ、「本体+SD2枚セット」となります。
以前は付属するのはSDカード第一弾1枚(絵本20冊)のみでしたが、令和3年12月3日から価格は変わらずに、第2弾のSDカード(絵本10冊)も付属することになりました。
本体とSDカード2枚(絵本30冊)の購入となり、公式オンラインストアで購入すると税込21,780円+送料660円の計22,540円となります。
現在、購入可能な販路は公式HP、Amazon、楽天の3つとなります。※Amazon、楽天では価格が公式HPとは異なることがあります。
まとめ
今日は「【kipkipおやすみプロジェクター レビュー】寝かしつけ絵本プロジェクターで、寝ない子が寝たくなる習慣づくり!」について書いてきました。
子どもの寝かしつけ、悩んでいるパパやママはたくさんいると思います。
『kipkipおやすみプロジェクター』はそんなパパやママを助けてくれる寝かしつけ専用のプロジェクター。
脳科学の権威も監修しスムーズな睡眠導入と、落ち着いた雰囲気の中で寝ることの習慣づけをしてくれます。
我が子も気に入って、落ち着いて寝てくれています。
なかなかお子さんが寝つかず悩んでいる、そんなパパママにおすすめのプロジェクターです。
きっと寝かしつけの悩みを減らしてくれると思います。
以上、ヨッシーでした!