【完全ガイド】Ankerプロジェクター16種類を徹底比較!モバイル・ホーム・シーリング型の全モデル解説&選び方

皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
NETFLIXなのど動画配信サービスを視聴していると、映画館のように大画面で様々な動画配信サービスやゲームなどを楽しみたいと思う方も多いと思います。
最近は単体でNETFLIXやYouTubeなどを楽しめるOS搭載型のプロジェクターが人気です。しかし、OS搭載型のプロジェクターと言っても、メーカーや機能など数多くの機種があり、どれを買えばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
そんなプロジェクター市場の中でもパイオニア的存在で、人気なのがAnkerの『Nebula(ネビュラ)シリーズ』です。日本でのモバイルプロジェクターブームの火付け役と言ってもいいシリーズです。
『google TV』や『Android TV』といったOSを内蔵していて、スピーカーも内蔵しているのでDVDプレーヤやFire Stick TVなどのセットトップボックスを用意しなくても単体で映画などの視聴を楽しむことができます。求める性能や価格に応じてさまざまなモデルがラインナップされて点もうれしいところです。
この記事では、自宅で使えるプロジェクターの購入を検討している人にオススメな、Nebulaシリーズ全モデルの特徴、価格を徹底解説し、みなさんにぴったりのモデルが見つかるようサポートします!
「Nebula Capsule Air」や「Nebula Capsule 3」などの違いを詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。最後まで読んでいただくと、自分に合ったAnker製プロジェクター『Nebula』がきっと見つかると思います。
それでは一緒に見ていきましょう!
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はじめに:プロジェクター選びのポイント
ポイント1:OSの違い
最近のプロジェクターにはOSが内蔵してあり、プロジェクター単体で様々な機能を持っています。とはいえ、発売時期や価格帯によって搭載しているOSが異なり、それによってできることも変わってきます。まずはOSについて知り、自分はどのOSが必要なのか決めていくといいと思います。
Google TV | Android TV | Android | |
アプリの入手 | Google Playストア | Google Playストア | Aptoid TV |
対応アプリ数 | 多い | 多い | 少ない |
Google Homeとの連携 | ⚪︎ | – | – |
ペアレンタルコントロール | ⚪︎ | – | – |
Android
Android OSはOS搭載型プロジェクターが流行り始めた頃(2019年頃)多く使われてたOSです。性能も抑えたモデルに搭載されていることが多く、価格が安くて購入しやすいのがポイント。
Google Playストアに対応しておらず、例えばAnker製のものならば「Aptoid TV」という独自のストアからアプリをインストールする仕様になっています。そのため動画配信サービスのアプリなどでも対応していないものも多く、やりたいことがでしないジレンマもあるOSです。Androidと名がついていますが、一般的なAndroidスマホで使えるアプリをイメージしていると、少しズレがあるかも知れません。
現在、Ankerから公式に販売が継続されているモデルには搭載されていない過去のOSです。
Android TV
Android TVはスマートTVや少し価格帯の高いプロジェクターに搭載されているOSです。特徴的なのはAndroid搭載のものと異なりGoogle Playストアからたくさんのアプリをインストールできる事。特に動画視聴に関しては対応アプリが多く、プロジェクターとして使う上で満足度の高いOSです。
Google TV
Google TVはAndroid TVから置き換えが進んで、現行のスマートTVなどに搭載されているサービスです。こちらは厳密にはOSではなく、Android TVをベースにしているプラットフォームのようです。そのため、できることのほとんどはAndroid TVと同じです。若干違うところは①全アプリから横断的に検索、ホーム画面におすすめを表示してくれる、②スマホアプリGoogleHomeと連動し、スマホから検索などができる、③ペアレンタルコントロールができ、子どもの試聴時間をコントロールできる、といった3点が挙げられます。
ポイント2:明るさの違い
プロジェクター購入の際、大切な要素のひとつに「明るさ(輝度)」があります。
輝度は「ルーメン」という単位で表されますが、投影する時の使用環境や投影したいスクリーンの大きさによって必要な「ルーメン=明るさ」が変わってきます。明るさの選び方と用途が合わないと、日中使おうと思っても使えなかったり、画面を大きくしようとすると白っぽくなり、望んだ様な表現が得られないことがあります。
現状、プロジェクターを選ぶ際に見られる規格はルーメン・ANSIルーメン・ISOルーメン・CVIAルーメンの4つです。
この中でルーメンのみ光源の明るさ、その他の三つは投影された映像の明るさを示しています。そのため、ルーメンだけは値が一桁以上大きく表されるので、比較は難しいです。
信頼度はルーメン < ANSIルーメン < ISOルーメン < CVIAルーメンの順で高くなっていきます。ANSIルーメンはメーカーごとのばらつきが多少ありますが、ISOルーメンの方がメーカー間での差が少ないので、より信頼して購入できます。

ANSIルーメン表記のプロジェクターとISO表記のプロジェクターはどっちが明るいかは比較しづらいね。

一つの考え方として、ANSIルーメンの値に0.8をかけるとISOルメーン表記に近づくとの意見もあります。900ANSIルーメンは720ISOルーメンくらい。あくまで非公式だけど。
- 【参考】ルーメン・ANSIルーメン・ISOルーメン・CVIAルーメンの違い
-
- ルーメン
プロジェクターに必要なライト、つまり光源そのものの明るさを示す規格です。一般的によく聞くルーメンという単位は、一見、明るさの指標となるように思えますが、あくまでメーカーの公表値でしかなく明確に統一された基準ではありません。
そのため、ルーメンの値が同じでもA社よりもB社の方が明るいということがあります。
このような状況のため、同じメーカー内の製品であればルーメンで比較することはできるのですが、他社のものと比較しようとすると難しいといった規格です。 - ANSIルーメン
「ルーメン」の問題を解決するためにできた規格、ANSIルーメンはアメリカ国家規格協会(The American National Standards Institute)が定めた規格です。
投写するスクリーンや壁などの面を縦横3区画の9分割に分け、9面全ての中心部の明るさを計測し、平均照度で算出しています。投影面の明るさになりますので、光源そのものではなく、壁に照射した映像、つまり実際に目で見ている明るさを表現しています。「ルーメン」に対して非常に小さく表現される(例えば1,000ルーメンが100ANSIルーメン)規格です。 - ISOルーメン
ISOルーメンは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)が定めた規格です。
ANSIルーメンは1990年に規定されましたが、その後ISOルーメンに引き継がれました。そのためANSIルーメンと同じ投影面での測定に加えて、クリア基準がさらに厳格化されています。 - CVIAルーメン
CVIAルーメン(China Video Industry Association)は、中国で2023年春に新たに定められた規格になります。
測定方法はANSIルーメンと同じ9分割に分けられた投影面の中央値から算出しますが、それに加え、出荷時に表示値の80%を下回ってはならないなどANSIルーメンよりもクリア基準が厳格化されています。
- ルーメン
一般的にプロジェクターは明るさが大きくなるほど、価格も高くなります。もちろん明るい方が良いですが、予算もありますので、値段とのバランスを考えて選択すると良いです。

家庭で使う際、主に夜や部屋を暗くして使うのであれば、200〜300ANSIルーメンでもある程度は満足する映像が得られます。

暗い部屋での視聴ならば150ANSIルーメンでもしっかりと明るい映像が楽しめます。
一方、昼間の明るい室内で視聴したいとなると最低でも1,500ANSIルーメン以上は欲しいところ。理想を言えば2,000ANSIルーメンを超えて欲しいです。

こちらは1,500ANSIルーメンのプロジェクターを晴れの日の昼間にカーテンを閉めて使用したものです。
ちなみに光源についてはLEDが一般的ですが、最近ではレーザータイプのものも出てきています。
こちらも用途に予算に合わせて選ぶと良いですね。
ポイント3:解像度の違い
解像度に関してはテレビでお馴染みの4K画質やフルハイビジョン画質といった映像の精細さのことです。モニターやプロジェクターの場合、画面(投射面)の中の総画素数で表します。ちなみに4Kは3840×2160、フルHDは1920×1080となります。
4K | フルHD | HD | スタンダード |
3840×2160 | 1920×1080 | 1280×720 | 854×480 |
プロジェクターでも同様に解像度が高い方が綺麗な映像を映してくれますが、価格も高くなります。
Anker「Nebula」シリーズとは?
コロナ禍の巣篭もりなどで人気となったモバイルプロジェクター、コロナの影響も落ち着いた今でも、家庭での楽しみの一つとしてプロジェクターの人気は続いています。
その中でもモバイルバッテリーなどで有名なAnker社が販売するプロジェクター「Nebula」シリーズはその火付け役とも言える存在。コロナ禍以前からモデルを増やし、まさにモバイルプロジェクター界のパイオニア的存在です。高品質な映像と音響、そして手軽に持ち運べる設計で人気のプロジェクターシリーズです。

ちなみに「Nebula」はネブラではなく、ネビュラと読みます!
Ankerのプロジェクターは3分類・16種類
そんなAnkerのプロジェクターも現在では、モバイルプロジェクターとホームプロジェクター、そして新たに追加されたシーリングライト型の3つに分かれてます。
モバイルプロジェクター(11種類)
Nebulaシリーズの代名詞ともいえるバッテリーやスピーカー内蔵のモバイルプロジェクターシリーズです。電源や配線が必要ないフットワークの良さが魅力。現在、Ankerのモバイルプロジェクターは11機種あります。※赤字は販売中のモデル、黒字は終売したモデル
- Nebula Capsule 3
- Nebula Capsule 3 Laser
- Nebula Capsuke Air
- Nebula Mars 3 Air
- Nebula Capsule II
- Nebula Mars 3
- Nebula Capsule Apollo
- Nebula Capsule
- Nebula Capsule Pro
- Nebula Capsule Astro
- Nebula Vega Portable
ホームプロジェクター(4種類)
バッテリーは内蔵しておらず、家庭などで据え置きや天吊りで設置して使うタイプのプロジェクターシリーズです。現在、Ankerから販売されているモデルは4機種になります。※赤字は販売中のモデル、黒字は終売したモデル
- Nebula Cosmos 4K SE
- Nebula Cosmos Laser 4K
- Nebula Cosmos Max
- Nebula Cosmos
シーリングプロジェクター(1種類)
天井照明とプロジェクターが一体となった場所を取らないプロジェクターがシーリングプロジェクターです。
一度設置してしまえば普段は照明として使えますし、使いたい時にはすぐに使える手間いらずなプロジェクターです。
現在は『Nebula Nova』の1機種です。※赤字は販売中のモデル、黒字は終売したモデル
- Nebula Nova
モバイルプロジェクター11種比較
モバイルプロジェクターはコンパクトながら高画質・高音質で、屋内外問わず使用できるのが魅力です。バッテリー内蔵で配線せずにすぐに使うことができ、小型なので自宅以外でもアウトドアなどでも使うことができます。
- バッテリー内蔵で外部電源なしでも数時間の投影が可能。
- 配線いらず、すぐに使える
- 小型のものが多く持ち運びができるので、自宅以外でも活躍する
Ankerのモバイルプロジェクターで一番最初に発売されたのは『Nebula Capsule』ですが、その後、続々と新機種が発売され、現在は11機種のラインナップ。それぞれに特徴があるので、見ていきましょう。
まずはAnkerのモバイルプロジェクターを比較する表を作ってみました。現在のラインナップは11種類。とても充実していますが、スペック等近いものもあり、正直、どれを選べばいいか悩んでしまうこともあるかと思います。
製品名 | Capsule 3 | Mars 3 Air | Capsule Air | Capsule 3 Laser | Mars 3 | Vega Portable | Capsule II | Capsule Pro | Apollo | Astro | Capsule |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格 | ¥69,990 | ¥89,990 | ¥49,990 | ¥119,900 | ¥149,900 | ¥79,990 | ¥69,990 | ¥46,800 | ¥46,990 | ¥3,4990 | ¥39,990 |
光源 | LED | LED | LED | レーザー | LED | LED | LED | LED | LED | LED | LED |
搭載OS | Google TV | Google TV | Google TV | Android TV 11.0 | Android TV 11.0 | Android TV 9.0 | Android TV 9.0 | Android 7.1 | Android 7.1 | Android 7.1 | Android 7.1 |
解像度 | フルハイビジョン (1920 x 1080) | ハイビジョン (1280 x 720) | ハイビジョン (1280 x 720) | フルハイビジョン (1920 x 1080) | ハイビジョン (1280 x 720) | フルハイビジョン (1920 x 1080) | ハイビジョン (1280 x 720) | スタンダード (854 x 480) | スタンダード (854 x 480) | スタンダード (854 x 480) | スタンダード (854 x 480) |
投影サイズ | 40-120インチ | 30-150インチ | 40-100インチ | 40-120インチ | 30-200インチ | 40-120インチ | 40-100インチ | 40-100インチ | 40-100インチ | 30-100インチ | 40-100インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 200 | 400 | 150 | 300 | 1000 | 500 | 200 | 150 | 200 | 100 | 100 |
スピーカー | 8W | 8W x 2 | 5W | 8W | 40W | 4W x 2 | 8W | 5W | 6W | 3W | 5W |
動画再生時間 | 約2.5時間 | 約2.5時間 | 約2時間 | 約2.5時間 | 約5時間 | 約3時間 | 約2.5時間 | 約3時間 | 約4時間 | 約2.5時間 | 約3時間 |
フォーカス | オート | オート | オート | オート | オート | オート | オート | マニュアル | マニュアル | マニュアル | マニュアル |
台形補正 | 垂直:オート 水平:オート | 垂直:オート 水平:オート | 垂直:オート 水平:オート | 垂直:オート 水平:オート | 垂直:オート 水平:オート | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | H160x φ78mm | H133xW122xD178mm | H140×φ68mm | H167xφ83mm | H260xW160mm xD250mm | H59mm xW192xD192mm | H150xφ80mm | H120xΦ68mm | H131xW65xD65mm | H91.2xD82xD89.2mm | H120xΦ68mm |
重さ | 850g | 1,700g | 650g | 950g | 4,500g | 1,500g | 740g | 470g | 579g | 380g | 470g |
オーディオ | Dolby Digital Plus | Dolby Digital PLus | Dolby Digital PLus | Dolby Digital Plus | Dolby Digital PLus | Dolby Digital | Dolby Digital | – | – | – | – |
公式ストア | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 在庫切れ | 在庫切れ | 在庫切れ | 在庫切れ | 在庫切れ | 在庫切れ | 販売終了 |
非常に多くの機種があり、わからなくなってしまうかも知れません。この後、Google TV・Android TV搭載モデルとAndroid搭載モデルで分けて紹介していきます。
Google TV・Android TV搭載モデル
Nebula Capsule 3【販売中】

『Nebula Capsule 3』はAndroid TVを搭載して非常に人気があった同社の売れ筋モデル『Nebula Capsule II』を順当に進化させたモデルになります。サイズや搭載するOS、解像度や明るさなど全体的なバランスに優れた、モバイルプロジェクターのベストバイに近いモデルです。
- OSはGoogle TVなので使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度はフルHD
- 最大投影サイズ120インチ
- 台形補正は水平・垂直ともにオート補正
- 明るさ(輝度)は200ANSIルーメン
- 8Wスピーカーを搭載
欲を言えば、明るさ(輝度)が200ANSIルーメンと据え置きとなっており、300ANSIルーメン以上になって欲しかったところですが、シリーズに『Nebula Capsule 3 Laser』があるので棲み分けがあるのかも知れません。その分、価格は手頃に抑えられています。
とはいえ、これだけの性能がありながら缶飲料の500ml缶よりも背が低く、850g程度の重要で抑えられている点はまさにモバイルプロジェクターの王様的存在です。
さっと準備ができ、リビングでも枕元でもどこにでも持っていけるその携帯性はさすが、の一言です。
製品名 | Nebula Capsule 3 |
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価格 | ¥69,990 |
光源 | LED |
搭載OS | Google TV |
解像度 | フルハイビジョン(1920 x 1080) |
投影サイズ | 40-120インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 200 |
スピーカー | 8W |
動画再生時間 | 約2.5時間 |
フォーカス | オート |
台形補正 | 垂直:オート 水平:オート |
サイズ | H160xφ78mm |
重さ | 850g |
オーディオ | Dolby Digital Plus |
Nebula Mars 3 Air【販売中】

『Nebula Mars 3 Air』はバッテリー内蔵のモバイルプロジェクターでありながら、音質や明るさ(輝度)も重視したモデルです。
- Google TV搭載で使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度はHD
- 最大投影サイズは150インチ
- 台形補正は水平垂直ともにオート補正
- 明るさ(輝度)は400ANSIルーメン
- 8Wスピーカーを2つ搭載した迫力ある音質
このようにモバイルプロジェクターとしては非常に優れた性能を持っていますが、サイズはモバイルプロジェクターとしては少し大きめかも知れません。
とは言ってもサイズがH133xW122xD178mm、重さ1,700gならばまだまだモバイルの部類。特に自宅内でさまざまな部屋で使ったり、自宅外で使う可能性があるならば、この性能でこのサイズはかなり魅力的。
一方で、同価格帯でバッテリー非搭載のホームプロジェクター「Nebuka Cosmos」があります。そちらは同じくらいのサイズ感で、明るさが810ANSIルーメンとより明るいので、自宅外での使用があまりなく、バッテリーが必要ない場合はそちらを検討しても良いかと思います。
製品名 | Mars 3 Air |
---|---|
価格 | ¥89,990 |
光源 | LED |
搭載OS | Google TV |
解像度 | ハイビジョン(1280 x 720) |
投影サイズ | 30-150インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 400 |
スピーカー | 8W x 2 |
動画再生時間 | 約2.5時間 |
フォーカス | オート |
台形補正 | 垂直:オート 水平:オート |
サイズ | H133xW122xD178mm |
重さ | 1,700g |
オーディオ | Dolby Digital PLus |
Nebula Capsule Air【販売中】

『Nebula Capsule Air』はGoogle TVを搭載した2025年3月時点での最新モデルになります。
- Google TV搭載で使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度はHD
- 最大投影サイズは100インチ
- 台形補正は水平垂直ともにオート補正
- 明るさ(輝度)は150ANSIルーメン
- 5Wスピーカーを搭載
OSにはGoogle TVを搭載し、台形補正は水平垂直共にオート、それでもサイズが軽量コンパクトと、モバイルプロジェクターの良さを全面に押し出したモデルです。
解像度はHD、150ANSIルーメンの明るさ、5Wのスピーカーとその他のスペックを抑えることによって、定価レベルで50,000円を切る価格を実現しています。
もちろん性能的にもっと上を見ればキリがないですが、一番の魅力はコストパフォーマンス。この価格でこの性能は、初めてモバイルプロジェクターを購入する方にも自信を持ってお勧めできるものです。
正直、このモデルの登場で、後ほど紹介するAndoroid搭載モデルを購入するメリットが全く見出せなくなってしまった、モンスター的存在です。
ホワイトとスペースグレーの2色展開で、カラー選択できることも嬉しいポイントです。
製品名 | Capsule Air |
---|---|
価格 | ¥49,990 |
光源 | LED |
搭載OS | Google TV |
解像度 | ハイビジョン(1280 x 720) |
投影サイズ | 40-100インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 150 |
スピーカー | 5W |
動画再生時間 | 約2時間 |
フォーカス | オート |
台形補正 | 垂直:オート 水平:オート |
サイズ | H140×φ68mm |
重さ | 650g |
オーディオ | Dolby Digital PLus |
Nebula Capsule 3 Laser【販売中】

Ankerのモバイルプロジェクターで唯一、光源にLEDではなくレーザーを使っている製品です。レーザー光源については以下をご覧ください。
- 【参考】レーザー光源の特徴(タップして開く)
-
レーザー光源はLEDや水銀ランプの光源に比べて、小型で明るく(高輝度)、寿命が長いためメンテナンスが楽、そして瞬時の電源ON/OFFが可能です。
LED光源と同様に、熱を発しないため冷却ファンを必要としないため、プロジェクターの本体サイズを小さく抑えることができ、設置の利便性が上がります。
一方で、価格は高めになります。
レーザー光源で明るく、Anker製モバイルプロジェクターの売りでもある「小型」であることを大切にしながら300ANSIルーメンを実現したモデルです。
- 光源がレーザーのため、明るい
- Android TV 11.0搭載で使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度はフルHD
- 最大投影サイズは120インチ
- 台形補正は水平垂直ともにオート補正
- 明るさ(輝度)は300ANSIルーメン
価格は高めですが、Android TV 11.0搭載で使えるアプリも多いので、明るいプロジェクターを気軽に持ち歩きたい方にはおすすめのモデルです。
とはいえ、12万円に近い価格になるので、コンパクトさと300ANSIルーメンの明るさにメリットを感じることができなければ、難しい選択肢になってしまう少し尖った個性を持ったモデルです。
Nebula Capsule 3」より5万円高い価格に、レーザー光源のメリット(明るさの差100ANSIルーメン)を感じることができるかが、購入の分かれ目です。
製品名 | Capsule 3 Laser |
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価格 | ¥119,900 |
光源 | レーザー |
搭載OS | Android TV 11.0 |
解像度 | フルハイビジョン(1920 x 1080) |
投影サイズ | 40-120インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 300 |
スピーカー | 8W |
動画再生時間 | 約2.5時間 |
フォーカス | オート |
台形補正 | 垂直:オート 水平:オート |
サイズ | H167xφ83mm |
重さ | 950g |
オーディオ | Dolby Digital Plus |
Nebula Mars 3【公式ストアでは終売】

Ankerのバッテリー内蔵のプロジェクターの中で異彩を放つ大きさと機能を持つモデルです。
- OSはAndroid TV 11.0なので使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度はHD
- 40Wの高出力スピーカー(Ankerモバイルプロジェクターでは最大)
- 最大投影サイズは200インチ(Ankerモバイルプロジェクターでは最大)
- 台形補正は水平垂直ともにオート補正
- 明るさ(輝度)は1,000ANSIルーメン(Ankerモバイルプロジェクターでは最大)
- 最大5時間の長時間再生バッテリー
- 防災機能(ポータブル電源/ライト)
- IPX3の防雨性と底面の頑強性
Ankerのモバイルプロジェクターの中でも個性が強く面白いモデルになっています。サイズもH260xW160mmxD250mm、重さはなんと4,500gと全てが規格外。果たして「モバイル」と称していいのかも難しいところですが、その分、性能も規格外です。
特に面白いのは災害時やキャンプで役立つポータブル電源としての機能を持っていること。iPhone14を10回以上充電することができます。
このように他の機器に給電できるほどバッテリーが優秀なので、40Wのパワーを持つスピーカーと1,000ANSIルーメンの明るさをもつ光源を搭載していても5時間も動画鑑賞が可能です。
災害時やキャンプで役立つIPX3の防雨性も魅力です。個性が目立つNebula Mars 3ですが、プロジェクターとしての機能もおまけ程度ではなく、むしろ最上級。
ただのモバイルプロジェクターとしては大きすぎるけれど、ポータブル電源に高性能のプロジェクターがついていると考えると魅力的な製品です。
製品名 | Mars 3 |
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価格 | ¥149,900 |
光源 | LED |
搭載OS | Android TV 11.0 |
解像度 | ハイビジョン(1280 x 720) |
投影サイズ | 30-200インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 1000 |
スピーカー | 40W |
動画再生時間 | 約5時間 |
フォーカス | オート |
台形補正 | 垂直:オート 水平:オート |
サイズ | H260xW160mm xD250mm |
重さ | 4,500g |
オーディオ | Dolby Digital PLus |
Nebula Vega Portable【公式ストアでは終売】

明るさはバッテリー内蔵のポータブルモデルとしては驚きの500ANSIルーメン。この明るさがこのモデルの最大の特徴といえます。10万円以下のAnkerのモバイルプロジェクターの中では最も明るいのがこの機種です。
- OSはAndroid TV 9.0なので使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度はフルHD
- 明るさ(輝度)は500ANSIルーメン
本体サイズはH59mmxW192xD192mm、重さは1,500gなので、バッテリーこそ内蔵していますが、少し持ち運びには不向きな形状かも知れません。
Nebula Vega Portableは垂直方向はオート補正ですが、水平方向はマニュアル(手動)補正になるので、その点は少し手間がかかります。
音質面では4W出力のスピーカーが2基、合計8W出力となります。
見た目もスタイリッシュで、2020年度の「GOOD DESIGN AWARD」を受賞。おしゃれなだけでなく、最大13°度まで投影角度調整可能なフラップを内蔵しており、三脚を使わずに投影角度を調整することができます。

製品名 | Vega Portable |
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価格 | ¥79,990 |
光源 | LED |
搭載OS | Android TV 9.0 |
解像度 | フルハイビジョン(1920 x 1080) |
投影サイズ | 40-120インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 500 |
スピーカー | 4W x 2 |
動画再生時間 | 約3時間 |
フォーカス | オート |
台形補正 | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | H59mmxW192xD192mm |
重さ | 1,500g |
オーディオ | Dolby Digital |
Nebula Capsule II【公式ストアでは終売】

いまでこそ、より性能の高いモバイルプロジェクターが多いですが、2年ほど前はフラッグシップモデル的な扱いであった『Nebula Capsule II』は、コンパクトかつ高性能な機種です。
- OSはAndroid TV 9.0なので使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度はHD
- 明るさ(輝度)は200ANSIルーメン
OSがAndroid TV 9.0でGoogle Playストア対応のモデルの中では最小・最軽量のモデルでしたが、「Nebula Capsule Air」の登場であまりメリットを感じることができないモデルになってしまいました。
このモデルも垂直方向はオート補正ですが、水平方向はマニュアル(手動)補正になり、画質もHD画質になりますが、その分、価格が抑えられています。
もちろん型落ち感はありますが、セールで値引きの対象になりやすかったりと、購入時期を検討すれば、手頃な価格でAndroid TV搭載の小型モバイルプロジェクターを手に入れることができます。
製品名 | Capsule II |
---|---|
価格 | ¥69,990 |
光源 | LED |
搭載OS | Android TV 9.0 |
解像度 | ハイビジョン(1280 x 720) |
投影サイズ | 40-100インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 200 |
スピーカー | 8W |
動画再生時間 | 約2.5時間 |
フォーカス | オート |
台形補正 | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | H150xφ80mm |
重さ | 740g |
オーディオ | Dolby Digital |
Android搭載モデル
ここからはモバイルプロジェクターの中でもOSにAndroidを搭載したモデルを紹介します。価格が抑えめのモデルが多いですが、OSがAndroidであるために、対応アプリが少ないです。

Android TV搭載モデルが少なかった2年ほど前ならば価格的なメリットもありましたが、現状、できることが少ない上に値段も若干安い程度なので、正直、今はもうお勧めできないモデルばかりです。
あと少しだけ頑張ってGoogle TVやAndroid TVを搭載したモデルを購入する方が良いです。
ただ、Andoroidベースでも「Fire TV Stick」や「Choromecast With Google TV」のようなセットトップボックスと組み合わせるとできることが広がります

写真はNebula Capsule Proに「Fire TV Stick 4K」を合わせたものです。DaznやDisney DeluxなどのVOD(動画配信サービス)も見ることができます。
「Fire TV Stick 4K」の電源をモバイルバッテリーなどから別途、確保する必要がありますが、手頃な価格で動画配信サービスを楽しむことができます。

Nebula Capsule Pro【公式ストアでは終売】

基本的な部分は初代Nebula Capsuleと同様ですが、輝度が150ANSIルーメンに強化されています。
- OSはAndroid 8.1なので使えるアプリは限定的(Aptoidストア対応)
- 解像度はスタンダード
- 明るさ(輝度)は150ANSIルーメン
正直、全体的に中途半端で、あまり推せる部分がないモデルになってしまいました。
製品名 | Capsule Pro |
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価格 | ¥46,800 |
光源 | LED |
搭載OS | Android 7.1 |
解像度 | スタンダード(854 x 480) |
投影サイズ | 40-100インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 150 |
スピーカー | 5W |
動画再生時間 | 約3時間 |
フォーカス | マニュアル |
台形補正 | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | H120xΦ68mm |
重さ | 470g |
オーディオ | – |
Nebula Apollo【公式ストアでは終売】

「Nebula Apollo」は200ANSIルーメンの明るさとタッチパネルが搭載されていながらサイズもNebula Capsuleの背を少し高くした程度のサイズ感に抑えられています。
- OSはAndroid 7.1なので使えるアプリは限定的(Aptoidストア対応)
- 解像度はスタンダード
- 明るさ(輝度)は200ANSIルーメン
- 天面にタッチパネル搭載

Android搭載モデルの中では一番明るいモデルです。
製品名 | Apollo |
---|---|
価格 | ¥46,990 |
光源 | LED |
搭載OS | Android 7.1 |
解像度 | スタンダード(854 x 480) |
投影サイズ | 40-100インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 200 |
スピーカー | 6W |
動画再生時間 | 約4時間 |
フォーカス | マニュアル |
台形補正 | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | H131xW65xD65mm |
重さ | 579g |
オーディオ | – |
Nebula Astro【公式ストアでは終売】

明るさはシリーズで一番低い100ANISルーメンとかなり控えめですが、Android搭載機の中でも個性のあるモデルです。
- OSはAndroid 7.1なので使えるアプリは限定的(Aptoidストア対応)
- 解像度はスタンダード
- 明るさ(輝度)は100ANSIルーメン
- 子どもの目を守るアイガード機能
- ペアレンタルコントロール機能
また、ペアレンタルコントロール機能としてパスワードを設定することができ、使用時間の管理や、子どもが使えるアプリを制限できます。
スペックは控えめですが、子どもに安心の機能が多く搭載されている「キッズモデル」的位置づけの製品です。値段も3万円を切り、最も手頃なモデルとなっています。
特徴的なのが「アイガード機能」で子どもがプロジェクターに近づくと、アイガード機能が自動的に作動してくれ、投影を一時的に停止してくれます。
製品名 | Astro |
---|---|
価格 | ¥3,4990 |
光源 | LED |
搭載OS | Android 7.1 |
解像度 | スタンダード(854 x 480) |
投影サイズ | 30-100インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 100 |
スピーカー | 3W |
動画再生時間 | 約2.5時間 |
フォーカス | マニュアル |
台形補正 | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | H91.2xD82xD89.2mm |
重さ | 380g |
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Nebula Capsule【公式ストアでは終売】

初代のモデルです。今回、紹介はしていますが、Anker公式サイトには終売の文字があります。
- OSはAndroid 7.1なので使えるアプリは限定的(Aptoidストア対応)
- 解像度はスタンダード
- 明るさ(輝度)は100ANSIルーメン
輝度は100ANSIルーメンとシリーズの中では最も暗いです。Android 7.1搭載でアプリはAptoide TVからダウンロードします。そのため、あまりアプリの種類は多くありません。
正直、性能の割に価格が割高に感じるので、これを買うならば少し性能を下げて『Nebula Astro』を買った方がいいかも知れません。
製品名 | Capsule |
---|---|
価格 | ¥39,990 |
光源 | LED |
搭載OS | Android 7.1 |
解像度 | スタンダード(854 x 480) |
投影サイズ | 40-100インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 100 |
スピーカー | 5W |
動画再生時間 | 約3時間 |
フォーカス | マニュアル |
台形補正 | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | H120xΦ68mm |
重さ | 470g |
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ホームプロジェクター4種比較
モバイルプロジェクターとして人気のNebulaシリーズでしたが、最近では据え置きのホームプロジェクターも数多く展開しています。
据え置き系の特徴としては、バッテリーを搭載しておらず、本体も大きめなのでスピーカー性能や描写性能がモバイル型に比べて高いです。また、小型化の必要がないのでその分、コストパフォーマンスが上がっています。
- モバイル型に比べて描写性能が高い
- 性能が同等なら、モバイル型よりも安い
- コンセントからの給電が必要
- 安定した給電があり、本体が大きいため、スピーカーが大きく音質が良い
- OSを内蔵しており、単体でYouTubeや動画配信サービスを楽しめる
現在のラインナップはNebula Cosmos 4K SE、Nebula Cosmos Laser 4K、Nebula Cosmos/Cosmos maxの4つです。ただ、公式のストアではCosmos Maxが在庫切れになっており、事実上の終売となっています。
製品名 | Cosmos 4K SE | Cosmos Laser 4K | Cosmos Max | Cosmos |
---|---|---|---|---|
価格 | ¥199,900 | ¥249,900 | ¥149,900 | ¥89,990 |
光源 | ハイブリット (レーザー+LED) | レーザー | LED | LED |
搭載OS | Google TV | Android TV 10.0 | Android TV 9.0 | Android TV 9.0 |
解像度 | 4K (3840 x 2160画素) | 4K (3840 x 2160画素) | 4K (3840 x 2160画素) | フルハイビジョン (1920 x 1080画素) |
投影サイズ | 20-200 | 60-150インチ | 30-150インチ | 30-120インチ |
明るさ (ANSIルーメン) | 1800 | 2200 | 1500 | 810 |
スピーカードライバー | 15W x 2 | 10W x 2 5W x 2 ツイーター | 10W x 4 | 10W x 2 |
台形補正 | 垂直:オート 水平:オート | 垂直:オート 水平:オート | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | H220xW165xD263mm | H220xW165xD263mm | H99xW350xD248mm | H88xW289xD198mm |
重さ | 4,500g | 4,900g | 3,600g | 2,000g |
オーディオ | Dolby Digital Plus | Dolby Digital Plus | Dolby Digital Plus | Dolby Digital Plus |
公式ストア | ◯ | ◯ | 在庫切れ | ◯ |
Google TV・Android TV搭載モデル
Nebula Cosmos 4K SE【販売中】

解像度が4K画質、15Wスピーカーを2つ搭載し、音質面も強化したホームプロジェクターの中でいちばん新しいモデルです。
- OSはGoogle TVなので使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度は4K
- 光源はレーザーとLEDのハイブリット
- 最大投影サイズは200インチ
- 台形補正は水平垂直ともにオート補正
- 明るさ(輝度)は1,800ANSIルーメン
- 15Wスピーカーを2つ搭載した迫力ある音質
OSにはGoogle TVが搭載されており、使用できるアプリも7,000を超えています。
輝度も1,800ANSIルーメンとAnkerのプロジェクターの中でも明るいモデルです。こちらもその名前にもあるように光源にレーザーとLEDの両方を使用したハイブリット方式を採用しており、精細な色の表現を楽しむことが出来ます。
オートフォーカス、オート台形補正、オートスクリーンフィットもしっかりと搭載しており、4K画質ながらも価格を抑えることができたホームプロジェクターです。
Nebula Cosmos Laser 4K【販売中】

解像度が4K画質、10Wスピーカーを2つ、さらに5W×2基のツィーターも搭載し音質面も強化したAnkerの最強スペックのハイエンドモデルです。
- OSはAndroid TV 10.0なので使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度は4K
- 光源はレーザー
- 最大投影サイズは150インチ
- 台形補正は水平垂直ともにオート補正
- 明るさ(輝度)は2,200ANSIルーメン
- 10Wスピーカーを2つ、さらに5Wツイーターを2つ搭載した迫力ある音質
OSにはAndroid TV 10.0が搭載されており、使用できるアプリも7,000を超えています。
輝度も2000ANSIルーメンとAnkerのプロジェクターの中で最高性能です。こちらもその名前にもあるように光源にレーザー光源を使用しており、精細な色の表現を楽しむことが出来ます。
4K画質、レーザー光源、2000ANSIルーメンと高精細な映像を楽しむためのスペックがてんこ盛りで、他社製品含め最高峰のAndoroid TV OS内蔵のホームプロジェクターといえます。
もちろんオートフォーカス、オート台形補正、オートスクリーンフィットも搭載しています。
Nebula Cosmos Max【公式ストアでは終売】

もともとクラウドファンディングサイト「Makuake」で1億円以上の支援を集めたクラウドファンディングのプロジェクトでした。クラウドファンディング終了後、一般販売されています。
必ずコンセントからの給電が必要ですがOS(Android TV 9.0)が搭載されており、アプリのダウンロードなど人気だった「Nebula Capsule II」と同様の使い勝手で使用することができます。
- OSはAndroid TV 9.0なので使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度は4K
- 最大投影サイズは120インチ
- 台形補正は垂直のみオート補正、水平方向はマニュアル(手動)
- 明るさ(輝度)は1,500ANSIルーメン
- 10Wスピーカーを4つ搭載した迫力ある音質
それでいて輝度は1500ANSIルーメン、4K画質、合計40Wのスピーカーなど、プロジェクターとしての性能が超優秀です。
Ankerのプロジェクターの中で最もスピーカーの出力が高いモデルなので、画質・音質両方で高いレベルでの満足が得られるモデルです。
Nebula Cosmos【販売中】

こちらももともとクラウドファンディングサイト「Makuake」で1億円以上の支援を集めたクラウドファンディングのプロジェクトでしたが、現在は一般販売されています。
こちらも必ずコンセントからの給電が必要ですがOS(Android TV 9.0)が搭載されており、使えるアプリの数が非常に多いです。
- OSはAndroid TV 9.0なので使えるアプリも多数(Google Playストア対応)
- 解像度はフルHD
- 最大投影サイズは120インチ
- 台形補正は垂直のみオート補正、水平方向はマニュアル(手動)
- 明るさ(輝度)は810ANSIルーメン
- 10Wスピーカーを2つ搭載した迫力ある音質
輝度も810ANSIルーメン、フルHD画質、合計20Wのスピーカーなど、プロジェクターの性能もなかなかのものです。
映像も美しいですが、合計20Wのスピーカーの音質は非常に優秀です。性能もある程度保証されていながら、10万円を切る価格と、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
シーリングライトプロジェクター
シーリングライト型のプロジェクターは部屋の照明器具とプロジェクター、そして高性能スピーカーの3つを兼ねた3in1の製品。他社で人気であったこのスタイルの製品も、Ankerから新たに発売されました。
照明器具の設置器具(引っ掛けシーリング)に設置することで給電します。引掛シーリングがあれば追加工事なども必要なく、誰でも設置することが出来ます。
基本的には設置した後に、動かすことは想定していない代わりに、ボタン一つですぐに起動することができるので簡単にホームシアターを楽しむことが出来ます。置き場所や配線などを気にする必要もありません。
- プロジェクター、照明、スピーカーを兼ねた3in1製品
- 天井照明として引掛シーリングで給電、設置
- スピーカーとしても使ってもかなり音質が良い
- その都度、設置場所や配線などを気にしなくていい
- 基本的に移動はせず、設置した場所の特定の壁面での使用を想定
- 使いたい時に準備なく、すぐに起動できる
Ankerのシーリングライト型プロジェクターは1種類、『Nebula Nova』のみです。ですが、現在公式ストアでは在庫切れになっており、事実上の終売となっています。
Google TV・Android TV搭載モデル
Nebula Nova【公式ストアでは終売】

2022年5月に発売されたモデルで、天井にある照明用の引掛シーリングに設置して使用します。

オートフォーカス機能を搭載していますが、垂直および水平の台形補正は手動です。
Anker内に同様のシーリングライトプロジェクターはないため、必然的に他社製品との競合となります。現状、シーリングライト型のプロジェクターで検討に上るのはAnker製かAladdin X2 Plusの2択となります。
そのため、popIn Aladdin製品との比較が常にされていくと思いますが、『Nebula Nova』が800ANSIルーメンに対して、Aladdin X2 Plusは900ANSIルーメンと若干、明るさでは劣っています。
音質に関しては『Nebula Nova』が合計20Wの高出力に対して、Aladdin X2 Plusは合計16Wとこちらは若干優っています。
一番大きな違いは搭載OSです。
popIn Aladdinシリーズはかなりクローズドで、100に満たない限られたアプリしか使うことが出来ませんが、Nebula NovaはAndroid TV OSを搭載なので、GooglePlay Storeでストアで3,600ほどある対応アプリから好みのAndroid用アプリをインストールして使うことができるのは大きな強みです。
このように一長一短があるので、比較して購入すると良いと思います。
製品名 | Nebula Nova |
価格 | 119,900円(税込) |
光源 | LED |
搭載OS | Android TV 9.0 |
解像度 | フルHD |
投影サイズ | 40-120インチ |
明るさ(ANSIルーメン) | 800ANSIルーメン |
スピーカードライバー | 10W×2機(合計20W) |
台形補正 | 垂直:オート 水平:マニュアルのみ |
サイズ | 約478×170mm |
重さ | バッテリー非搭載 |
オーディオ | 4,700g |

Nebulaシリーズ おすすめモデル
Ankerのプロジェクターが欲しいと思った時に色々と比較をされると思いますが、選択肢が多いため悩まれるかも知れません。
公式ストアでは16機種も表示がありますが、現在も販売されているモデルはモバイルプロジェクター4種類とホームプロジェクター3種類を合わせて、7種類となっています。
もちろんAmazonや楽天、Yahooショッピングなどではまだまだ購入できる機種もありますので、ぜひ、自分に合ったモデルを探していただきたいと思います。
そんな中で、超主観のヨッシー的おすすめランキングのTOP3を発表します。

価格と性能のベストバランス
Anker製のモバイルプロジェクターの中でも本当に小型で持ち運びがしやすい最新かつ高性能なモデルです。
OSが現在のスタンダード、Google TVで、サイズ・スペック・価格のバランスが絶妙。69,990円という価格はコストパフォーマンスの高さは間違いありません。

低価格なのに欲しい機能は抑えている
令和7年3月に発売の最新モデルです。本体サイズや重量がかなり抑えられており、まさに「Air」の名の通り。
画質こそHDですが、OSにGoogle TVを搭載し、垂直水平にオートの台形補正が付いています。150ANSIルーメン、5Wスピーカーと明るさと音質は控えめですが、その分サイズも小さく、価格も49,990円とかなりお手頃なコストパフォーマンスNo,1モデルです。

フルHD画質モデル
モバイルでありながら、しっかりとした映像や音質を楽しみたいならNebula Mars 3 Airがおすすめです。
Nebula Mars 3 AirはフルHD、400ANSIルーメン、8Wスピーカーを2基とモバイルとしては高めのスペックながら9万円を切る価格。サイズは大きめになってしまいますが、バッテリー搭載でモバイル性を持ちながら、プロジェクターとして高いスペックを持っています。
どの機種も個性があってかなりおすすめです。
アクセサリでNebulaシリーズをより便利に
単体でも便利なNebulaシリーズですが公式のアクセサリやも多数で、より便利にプロジェクターを楽しむことができます。ここではNebulaシリーズをより一層、活用できるスタンドを紹介します。
Nebula 公式バッテリー搭載三脚スタンド

バッテリーと三脚が一体となった便利なスタンドで、手軽に高さと角度が調節できます。高さは約22cmから約84cmまで、角度は前後に最大90°の調節が可能なので、天井投影も簡単です。
また、内臓バッテリー(容量:9600mAh)から視聴中にパススルー充電でき、プロジェクターの再生時間を最大1.5時間延長することができます。
対応機種はNebula Capsule Air / Nebula Capsule 3 / Capsule 3 Laserの3機種です。
Nebula 公式プロジェクタースタンド

Nebulaシリーズのプロジェクターに装着して、好みの角度に調節することができます。重さは90グラム 、サイズは直径85ミリメートルなので手軽に使え、持ち運びも簡単です。
対応機種はCapsule 3 Laser / Capsule 3 / Capsule Air / Capsule ll / Capsule Pro / Capsuleとなっています。
Nebula 公式プロジェクタージンバルスタンド

ネジ穴に固定するだけで簡単に装着でき、スタンドを傾けて手軽に好みの角度に調節できるスタンドです。水平方向にも360°回転でき、投影の自由度が非常に高いため、壁や天井をはじめ、様々な場所への投影が可能、使用シーンにとらわれず快適に視聴できます。
対応機種はNebula Capsule 3 Laser / Capsule 3 / Capsule Air / Capsule ll / Capsule Pro / Capsuleです。
Nebula 公式デスクトップスタンド

ステンレススチールでできているため、頑丈で安定性の高いデザインとなっています。安定性が高いため、角度調節するときも転倒や落下を防ぐことができます。水平方向に360°、垂直方向に約12°の傾斜です。
対応機種はNebula Capsule シリーズやCosmos シリーズなどを含む全Nebula製品に対応しており、Capsuleシリーズ以外の大きな筐体のホームプロジェクターなどにも対応しています。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI
これまではAnkerの純正品を紹介してきましたが、サードパーティ製でもNebula Capsuleシリーズにぴったりの製品があります。
それが『Manfrotto ミニ三脚 PIXI』です。


このようにコンパクトな三脚でありながら、角度調整がしやすいので非常に便利です。

まとめ
とにかくAnkerのプロジェクターはどのモデルも完成度が高く、導入後の満足度は高いと思います。
我が家では雨の日や、お風呂などが早く終わって寝る準備を頑張れた日などに活躍しています。子どもの好きな歌やダンスの動画を2、3個見てから寝るなど本当に準備が楽なので、このプロジェクターの登場回数が増えています。
ぜひライフスタイルにあったモデルを選択して、素敵なプロジェクターライフをお過ごしください。

家族みんなで楽しめます。
以上、ヨッシーでした。