【Fire TV Stick & Apple TV & Chromecast with Google TV 比較&レビュー】買うならどれ?性能・価格・アプリなどを3つを比較。
現在、Amazonにてタイムセール祭りを開催中!※令和6年2月1日9時から2月4日23時59分まで
本記事で紹介しているAmazonのFire TVシリーズ4機種全てが20%〜33%OFFになっています。かなりお買い得なチャンスなので、ぜひ、記事を参考に購入を検討してください!
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
最近では当たり前のようになったサービス、『VOD(ビデオ オン デマンド)=動画配信サービス』。NetflixやHuluはあまりにも有名ですね。
では、皆さんはどのようにご覧になっていますか?
もちろんスマホやタブレットでの視聴は可能です。しかし、やはり楽しむなら大画面のテレビ。
そのテレビで動画配信サービスを視聴するために必要となるのが『セットトップボックス=メディアストリーミング端末』です。
もう!初めから難しいよ。
ママ、ごめんね。簡単に言うとApple TVとかFire TV Stickみたいなやつだよ。うちにあるでしょ?
あー、わかる。最初からそう言ってね。
ごめん。
というわけで…今日はセットトップボックスの3強である「Fire Stick TV」シリーズと「Apple TV」シリーズ、そしてChromecast with Google TVの3つを比較してどちらを買うとより幸せになれるか、を考えてみたいと思います。
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セットトップボックス選択肢
買うならApple、Amazon、Googleの3択
テレビやモニターで動画配信サービスを視聴することを可能にするセットトップボックスは様々なメーカーから、いろいろな機種が出ています。
ただ…間違いなく、Appleの『Apple TV』シリーズかAmazonの『Fire TV 』シリーズ、そしてGoogleの『Chromecast with Google TV』の3つが3強でオススメ、というかほぼこの3択です。
性能・価格・出来ることを考えると、この3シリーズ以外は脱落してしまうと僕は思っています。
この3つを比較してどちらが自分に合うかを考えていけば、自ずと買うべきアイテムが決まってきます。
ですので、誠に勝手ながらこの記事ではApple TVとFire TV、そしてChromecast with Google TVを比較して、どれを購入すべきかという視点で進めていきます。
Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Stick Cube | Apple TV 4K 64GB | Apple TV 4K 128GB | Chromecast With Google TV HD | Chromecast With Google TV 4K | |
現行モデル (世代) | 第3世代 | 第2世代 | 第2世代 | 第3世代 | 第3世代 | 第3世代 | 第1世代 | 第1世代 |
価格(税込) | 4,980円 | 7,480円 | 9,980円 | 19,980円 | 19,800 円 | 23,800円 | 4,980円 | 7,600円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リモコン | 音声認識 | 音声認識 | 音声認識 | 音声認識 | 音声認識 | 音声認識 | 音声認識 | 音声認識 |
解像度 | HD | 4K | 4K | 4K | 4K | 4K | HD | 4K |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB | 2GB | 4GB | 4GB | 1.5GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB | 16GB | 64GB | 128GB | 8GB | 8GB |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 | WI-Fi 6 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 |
Ethernet (有線接続) | – | – | – | ○ | – | ○ | – | – |
このように表で比較するとそれぞれの本体の性能が見えてきます。
ちなみに昨今、動画配信サービスも4Kなど高画質化が進んでいますが、そもそも4Kテレビを持っていないという方もいるかと思います。
その場合の選択肢は低価格なHDモデルを選択することになりますが、HD画質のものはAmazonのFire TV StickとChromecast with Google TVのHDモデルどちらも1920×1080pのフルHD画質の2種類しかありません。
反対に4Kモデルは6機種からの選択となり、比較も重要になってきます。
では、各社のシリーズ展開をまとめて見ていきましょう!
各社シリーズ展開
Amazon Fire TV シリーズ
展開は4機種
現在、販売されているFire TVシリーズは以下の4種類。
- Fire TV Stick(第3世代)
- Fire TV Stick 4K(第2世代)
- Fire TV Stick 4K Max(第2世代)
- Fire TV Cube(第3世代)
この中でおすすめはスティックタイプで軽量・コンパクトかつ値段も手頃な「Fire TV Stick」と価格と性能のバランスがいい「Fire TV Stick 4K」の2種類です。
Amazonのデバイスはどれも手頃だけど、この2つは特におすすめ!
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プライム・ビデオに特化したホーム画面
Fire TV Stickではホーム画面がプライム・ビデオにアクセスしやすいデザインになっています。全体的にAmazonのサービスを中心に画面に表示されるので、プライム・ビデオをメインで使う人には非常にわかりやすく目的までアクセスしやすいユーザーインターフェイスになっています。
ただ、プライムビデオ以外のサービスで視聴した場合も履歴などがトップ画面に残るので、Amazon以外のサービスを多く使う人にも、使いにくいわけではありません。
超簡単な初期設定
Amazonで購入したFire TV Stickには最初からFire TV Stickにアカウント情報が登録されています。そのため初期設定がほぼ終了した状態で手元に届きます。
なので自宅で行うことはFire TV Stickをテレビに繋ぎ、画面の指示に従ってWi-Fi設定することぐらい。
もし手元にすでに自宅Wi-Fiに接続した他のAmazonの端末(Fire TV、Alexa、Kindle)があるのならば、Wi-Fi設定すら不要になってしまいます。
簡単すぎる!
Fire TV StickとFire TV Stick 4K スペック
Fire TVシリーズのスペックの比較は以下の通りです。
Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Stick Cube | |
価格(税込) | 4,980円 | 7,480円 | 9,980円 | 19,980円 |
---|---|---|---|---|
リモコン | Alexa音声認識 リモコン(第3世代) | Alexa音声認識 リモコン(第3世代) | Alexa音声認識 リモコン Enhanced | Alexa音声認識 リモコン Enhanced |
解像度 | HD(1080p) | 4K Ultra HD | 4K Ultra HD | 4K Ultra HD |
映像 | HDR, HDR 10, HDR 10+, HLG | Dolby Vision, HDR, HDR 10, HDR 10+, HLG | Dolby Vision, HDR, HDR 10, HDR 10+, HLG | Dolby Vision, HDR, HDR 10, HDR 10+, HLG |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB | 16GB |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 | WI-Fi 6 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 |
Ethernet (有線接続) | – | – | – | ○ |
ハンズフリー Alexa | – | – | – | 内蔵スピーカー |
リモコンでAlexa | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
Apple TV シリーズ
4Kモデル、容量違いの2機種
現在、販売されているApple TV 4Kは2種類で容量の違いと有線接続できるかの違いがあります。以前はHDモデルもありましたが、今は終売となっているため、Apple TVを買う場合、必ず4K対応となります。
- Apple TV 4K(Wi-Fi,64GB)
- Apple TV 4K(Wi-Fi+Ethernet,128GB)
全てのアプリにアクセスしやすいホーム画面
Apple TVはFire TV Stickと異なり、全てのアプリにアクセスしやすいデザインになっています。トップ画面にはおすすめや視聴履歴が上がってこないので常にシンプルでいつも変わらない画面から始めることができます。
「どの動画を見たいか」という入り口ではなく「どのサービス(アプリ)を使うか」という入り口となります。
Appleユーザーなら初期設定は超簡単
すでにiPhoneやiPad、iPod touchを使っているAppleユーザーであれば、手持ちのデバイスから簡単に設定をすることができます。
iPhoneをWi-Fiに繋げた状態で、Apple TVとBluetooth接続、4桁の認証番号を入力するだけで、ネットワーク情報やApple IDの設定などをApple TVへ設定してくれます。
Apple Acadeでゲームも楽しめる
Appleが提供する定額制のゲームのサブスクリプションサービス「Apple Acade」が利用できます。月額900円でゲームやり放題。家族最大6人まで利用することができるサービスです。
嬉しいのはゲーム用コントローラーを用意すると、今までのゲーム機と同じような操作感でゲームが楽しめるのこと。MFI(Made for iOS)認定のコントローラーだけでなくPlayStation4やXBoxのコントローラーも使えます。
Apple TV 4K スペック
Apple TV 4Kのスペックの比較は以下の通りです。
Apple TV 4K | Apple TV 4K | |
容量 | 64GB | 128GB |
価格 (税込) | 19,980円 | 23,800円 |
---|---|---|
サイズ | 93.0 × 93.0 × 31.0 mm | 93.0 × 93.0 × 31.0 mm |
解像度 | 4K Ultra HD (2160p,60bps) HDR,HDR10, Dolby Vision | 4K Ultra HD (2160p,60bps) HDR,HDR10, Dolby Vision |
プロセッサ | A15 Bionicチップ | A15 Bionicチップ |
オーディオ | HE-AAC(V1) AAC(最大320Kbps) 保護されたAAC(iTunes Storeから購入) MP3(最大320Kbps) MP3 VBR、Apple Lossless FLAC AIFF WAV AC-3(ドルビーデジタル5.1) E-AC-3(ドルビーデジタルプラス7.1 サラウンドサウンド) ドルビーアトモス | HE-AAC(V1) AAC(最大320Kbps) 保護されたAAC(iTunes Storeから購入) MP3(最大320Kbps) MP3 VBR、Apple Lossless FLAC AIFF WAV AC-3(ドルビーデジタル5.1) E-AC-3(ドルビーデジタルプラス7.1 サラウンドサウンド) ドルビーアトモス |
Wi-Fi | 2×2 MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) | 2×2 MIMO対応Wi‑Fi 6(802.11ax) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
出入力 端子 | HDMI 2.1 | HDMI 2.1 ギガビットEthernet |
Chromecast With Google TV シリーズ
Chromecast With Google TVは2種類
現在、販売されているChromecast With Google TVはHD版と4K版の2種類。HD版はホワイトのみですが、4K版はホワイト(snow)に加え、ピンク(sunrise)、水色(sky)の3色展開となっています。
- Chromecast With Google TV HD
- Chromecast With Google TV 4K
アプリの垣根を超えた横断的なホーム画面
Chromecast With Google TVはホーム画面で特定のアプリを選びでのではなく、様々なアプリから横断的に検索、選択できるようにデザインされています。例えばアニメ番組という項目を横に見ていくとプライムビデオやDisney+などサービスの垣根を超えて、提案してくれます。
視聴履歴からおすすめを提案してくれるのですが、大人と子どもが同じアカウントを使う場合は注意が必要です。例えばホラーを大人がよく見ると、上部にあるおすすめにホラー映画が多く上がってきてしまうなど、若干困ることも。
おすすめを消したいなどあれば、設定からアプリ選択のトップ画面に変更することもできます。
初期設定はGoogle Home アプリから
Chromecast with Google TVを初めて使う際の初期設定には、GoogleアカウントとスマホにインストールしたGoogle Homeアプリが必要です。
僕自身はMacやiPhoneなどAppleユーザーであるため、AndroidやGoogleのサービスには不慣れなところがあるので、少し公平な意見ではないかも知れませんが、初期設定は少し面倒に感じました。
Fire TV、Apple TVと比較して少しわかりづらく感じましたが、最終的にはちゃんと設定できました。
Googleに慣れてないので、少し戸惑いました。
Chromecast with Google TV スペック
Chromecast With Google TV HD | Chromecast With Google TV 4K | |
メモリ | 1.5GB | 2GB |
容量 | 8GB | 8GB |
価格 (税込) | 4,980円 | 7,600円 |
---|---|---|
サイズ | 長さ: 162.5 mm 幅: 61 mm 高さ: 12.5 mm 重量: 55 g | 長さ: 162.5 mm 幅: 61 mm 高さ: 12.5 mm 重量: 55 g |
解像度 | 最大 1080p HDR、60 FPS | 最大 4K HDR、60 FPS |
動画形式 | HDR10、HDR10+、HLG | ドルビー ビジョン、HDR10、HDR10+、HLG |
音声形式 | ドルビー デジタル、ドルビー デジタル プラス ドルビー アトモス(HDMI パススルー経由) | ドルビー デジタル、ドルビー デジタル プラス ドルビー アトモス(HDMI パススルー経由) |
接続 | Wi-Fi 802.11ac(2.4 GHz / 5 GHz) Bluetooth® | Wi-Fi 802.11ac(2.4 GHz / 5 GHz) Bluetooth® |
OS | Android TV OS | Android TV OS |
ポート | HDMI端子 | HDMI端子 |
動画アプリへの対応比較
Fire TVシリーズなどのセットトップボックスを購入する人のほとんどが、動画鑑賞をするために購入するのtだと思います。
その為、自分が試聴したいサービスが対応しているかを把握することはとても大切です。
Amazon Fire TV | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
Netflix | ○ | ○ | ○ |
U-NEXT | ○ | ○ | ○ |
プライムビデオ | ○ | ○ | ○ |
DAZN | ○ | ○ | ○ |
Disney+ | ○ | ○ | ○ |
Hulu | ○ | ○ | ○ |
dアニメストア | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
Lemino(旧dTV) | ○ | ○ | × |
TELASA | ○ | ○ | ○ |
ABEMA | ○ | ○ | ○ |
FOD | ○ | ○ | ○ |
Apple TV+ | ○ | ○ | ○ |
Google Play 映画&TV | × | ○ | △ ※AirPlay |
TVer | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
Youtube | ○ | ○ | ○ |
ビデオマーケット | ○ | ○ | ○ |
WOWOW オンデマンド | ○ | ○ | ○ |
クランクイン! ビデオ | ○ | ○ | × |
バンダイ チャンネル | ○ | ○ | ○ |
Rakuten TV | ○ | ○ | ○ |
DMM TV | ○ | ○ | △ ※AirPlay |
TikTok TV | ○ | ○ | × |
Twich | ○ | ○ | ○ |
ニコニコ動画 | ○ | ○ | ○ |
TED | ○ | ○ | ○ |
Dailymotion | ○ | △ ※キャスト | ○ |
Vimeo | ○ | △ ※キャスト | ○ |
東映特撮 ファンクラブ | ○ | ○ | × |
J SPORTS オンデマンド | ○ | ○ | ○ |
NBA Rakuten | ○ | ○ | ○ |
RedBull TV | ○ | ○ | ○ |
MLB.TV | ○ | ○ | ○ |
主要なサービスについては3社とも対応していますが、表のNetflixからFODまでは人気ランキングの上位のサービスになっています。
AmazonのFire TVシリーズとChromecast with Google TVシリーズは若干の差はありますが、対応アプリ数では群を抜いた安定感です。「見たい動画配信サービスが使えるか」という観点で選ぶならば、Fire TVとChromecast with Google TVが間違いないです。
Chromecast with Google TVはデバイスにアプリが対応しておらず、デバイスのみでは試聴できずにスマホからミラーリングで映すことが必要なものもあるので、要注意です。
Apple TVシリーズは他の2社に比べて、対応していないサービスが若干多い印象です。とはいえ、こちらもiPhoneでミラーリングをしてみることもできるので「全く見れない」ということではありませんが、使い勝手の部分では少し、手間がかかるので満足度は下がるかも知れません。
テレビ視聴
セットトップボックスの一部ではレコーダー機器やnasneを別途用意することでテレビ視聴ができるものがあります。TVチューナーを搭載していないPCモニターなどと組み合わせると、テレビ視聴が楽しめます。
その場合、セットトップボックス側にDTCP-IP対応アプリをインストールする必要がありますが、機能的にも安定して信頼できるメーカーのものが、nasne(Sony/Buffalo)用の『torne moble』と様々な機器に対応する『DiXiM Play』の2種類です。
Amazon Fire TV | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
DiXiM Play | ○ | ○ | × |
nasne torne mobile | × | ○ | × |
表にあるようにFire TV、Chromecast with Google TVはどちらも、もしくは一方のアプリにも対応しています。nasneだけでなく、国内の主要なメーカー(SONY、Panasonic、TOSHIBA、SHARP)などのレコーダー機器を使うことでモニターで地上波テレビを楽しめます。
しかしApple TVには、DTCP-IP対応アプリがありません。Nasne(Torne mobile)やDiXiM Play使えないため、Apple TVを使ってテレビ視聴をすることができないのが現状です。テレビ視聴まで視野に入れるならばApple TVは選択肢から外れてしまいます。
僕はtorneの純正アプリが好きで、今でもnasneを3台、使っています!
音楽配信アプリへの対応比較
Fire TVシリーズ、Chromecast with Google TV、Apple TVはテレビに映像や写真を映し出すことが主な用途と思われがちですが、音楽を聞くことも可能です。
テレビにホームシアター用のスピーカーなどを繋げていれば、高音質で音楽を楽しむことができます。その際に気になるのは「自分の使っている音楽配信サービスに対応しているかどうか」です。
Amazon Fire TV Stick | Chromecast with Google TV | Apple TV | |
---|---|---|---|
Spotify | ○ | ○ | ○ |
Youtube Music | × | ○ | × |
Amazon Music | ○ | ○ | ○ |
Apple Music | × | × | ○ |
TIDAL Music | ○ | ○ | ○ |
Deezer | × | ○ | × |
AWA | × | ○ | × |
KKBox | × | ○ | ○ |
LINE MUSIC | × | × | × |
TOWER RECORDS MUSIC | × | × | × |
Rakuten Music | × | × | × |
auスマートパス プレミアムミュージック | × | × | × |
dヒッツ | × | × | × |
どのデバイスでも聞くことができるのはSpotify、Amazon Music、TIDAL Musicの3つのみでした。iPhoneユーザーが使うことの多いApple MusicはApple TVのみが対応しています。
音楽配信に関してはChromecast with Google TVが対応サービスが多いです。
とはいえ、音楽配信サービスに関しては、スマートフォンやスマートスピーカーでの視聴が多いとは思いますので、あまり拘りすぎなくても良いのかも知れません。
ミラーリングへの対応比較
スマホの画面をテレビなどの大画面に映すことをミラーリングと言います。
我が家では娘がダンスの練習動画をスマホで記録してきたものを、ミラーリングでテレビに映して練習したりしています。
友人が集まった時にスマホに記録された昔の動画をみんなでみる、なんてこともできます。
Apple TVとChromecast with Google TVはスマホやパソコンの画面を、ディスプレイに映し出す「ミラーリング」の機能を標準搭載しています。ミラーリングの名称はそれぞれで異なり、AndroidはCast(キャスト)、iOSはAirPlay(エアプレイ)というサービス名になっています。
ただ、基本的には対応しているもの同士でしかミラーリングはできません。AndroidとChromeブラウザ(PC)は、Chromecast with Google TVへのミラーリングのみ可能で、Appleデバイス(iPhone、iPad、Mac)はApple TVへのみAirPlayミラーリングが可能となります。
自社製品同士で使える機能ってことだね。
ここまで様々な比較でかなり優秀だったAmazonのFire TVシリーズですが、ミラーリングに関しては物足りないという状況です。
実はFire OSにはミラーリングが備わっていません。有料の「Air Receiver」アプリにてミラーリングは可能ですが、あまり使いやすいものでもなく、残念な印象です。
スマホの画面をテレビなどの大画面で楽しむ目的を重視するならば、Fire TVシリーズは選択肢から外れてしまうかもしれません。
ゲームアプリの比較
ゲームを目的にした場合、Fire TVシリーズはあまり良いアプリがないのでお勧めできません。
Apple TVは本体性能が高く、ゲーム向き。本体ストレージが優れており、たくさんのゲームアプリをインストールすることができます。純正のサービスとしてApple Arcadeというサービスがあり、質の高いゲームで遊ぶことができます。
Chromecast With Google TVはAndroid TV OSで動いているのでたくさんのゲームアプリを楽しむことができます。本体ストレージが8GBしかないのはネックですが、外部ストレージを増設して容量を増やすこともできます。
ゲームするならApple TVかChromecast With Google TVが良さそうだね!
各デバイスの特徴:長所・短所
Fire TV シリーズの長所・短所
長所①:低価格で4Kモデルが買える
「Fire TV Stick」の最大の長所はその『コストパフォーマンス』と言えます。
特に4Kモデルは7,480円の低価格で、4K映像を楽しめます。基本的になVOD(音楽配信サービス)に対応しているので動画視聴が主な目的な場合、これを買って後悔することはないと思います。
Chromecast with Google TVの4Kモデルも7,600円と価格的には近く、メモリもストレージも同等ですが、通信面でWi-Fiが少し古い世代のWi-Fi 5なので、そこではFire TV Stickが優秀といえます。
長所②:Amazon各種サービスとの連動が便利
Fire TVシリーズはデバイスとしての魅力的なのはもちろんなのですが、Amazon各種サービスとの連動は大きな強みとなっています。
Fire TVシリーズを購入する人のほとんどの人がAmazonのプライム会員かと思います。プライム会員であればプライムビデオが見放題だったり、Amazon Music Primeで音楽を聞くことができます。
Amazon Photoサービス(容量無制限で写真・画像をクラウドストレージへ保存)も使えるので、写真を保存しておくことでFire TVでも写真を閲覧することができます。
ムスコがFire TVを見た後、テレビをそのままにしておくと、写真のスライドショーが始まります。10年近く前の写真が出てきたりして、家族の会話が盛り上がります。
このようにプライム会員でFire TVシリーズを使う方は追加料金なしで様々なサービスを使うことができるのは大きなメリットです。
長所③有線接続できるモデルがある
4K高画質の動画を視聴する際、安定した通信環境があると遅延や劣化のない視聴が楽しめます。その場合はWi-Fi接続ではなく、有線接続できる方が通信が安定するのですが、Fire TVシリーズでは『Fire TV Cube』というモデルが有線接続に対応しています。
価格もそれなりなのですが、有線接続にこだわる方の選択肢として用意されているのはメリットと言えます。
長所④セールでさらに安く買えるチャンスが多い
元々、コストパフォーマンスの高いFire TVシリーズですが、プライムセールなどで値引きされることも多く、かなり安く購入することができます。
そもそもApple製品はほとんど値引きはありませんし、Googleもセールを行いますが、Amazonほどの頻度ではないのでタイミングが合わないこともあります。
その点、Fire TVは1年でもかなりの頻度で値下げされているので、安く買うチャンスは多いのが嬉しいです。
短所①:実用的な対応アプリが少ない
Fire TVシリーズはKindleシリーズと同じようにAmazonのコンテンツを提供するために作られた非常にクローズドなサービスです。そのため、対応するアプリもChromecast With Google TV等のようにアプリが充実しているわけではありません。
動画配信サービスに関しては充実していますが、その他の用途、例えばゲームなどを楽しみたいと思うとあまり良いアプリがないのが現状です。
短所②:ミラーリングがほぼできない
Chromecast With Google TVやApple TVのようにCastやAirplayのようなミラーリング機能が備わっていないのは大きな短所といえます。
サードパーティ製のアプリもあるようですが、あまり良い性能とはいえず、ほぼ使えないのが現状です。
大画面で画像や映像を映すことができるセットトップボックスとして、ミラーリングで家族の映像などを楽しむことがほとんどできないのは少し残念なポイントです。
Apple TV 4Kの長所・短所
長所①:本体スペックが圧倒的に高い
本体の性能は他社のデバイスとは比較にならないほど高スペック。メモリは4GB、ストレージも64GB/128GBと圧倒的です。
メモリが4GBで処理性能が高いため、全てが「ヌルヌル、サクサク」で操作していても、もたつきやひっかかり感がありません。
Appleの作り込みは素晴らしく、本体とOSを自社で開発しているクローズドな世界なため、操作性が抜群です。
動画配信だけでなくゲームなどのアプリを楽しみたい場合、メモリやストレージなどスペックの高さは他のデバイスにない強みと言えます。
長所②:動画だけではないエンターテイメント端末
Apple TVは動画の視聴だけを楽しむ端末ではありません。ゲームなどにも力を入れており、Apple Acadeではたくさんのゲームをことができます。
本体スペックも高いので、本格的に作り込まれたゲームを多く楽しむことができます。
その他のアプリも多く、様々な機能拡張ができます。
なかでも僕がおすすめなのがSynologyというメーカーのNAS(ネットワークHDD=無線で繋がるバックアップ用のHDDドライブ)と繋げると、ホームビデオで撮った子どもの発表会の映像をApple TVで見ることができるのです。
SynologyもApple TV用に「DS Video」や「DS Photo」などのアプリを公式で開発してくれおり、App Storeで無料でダウンロードできます。
簡単にいうと…「我が家専用の家庭内クラウドサービス」が構築できて、写真や映像が保存・バックアップできます。
これは沖縄旅行の際、Go Proで撮影した映像をNASに保存していたものです。
このようにiPhoneで撮影した映像でなくても、ハンディカムなどでとった映像もNASに入れておくだけで大画面で楽しめるようになります。
長所③:Apple製品・サービスとの親和性
やはりApple製品が好きな僕にとっては「Apple製品・サービスとの親和性」は大きな魅力です。
Apple製品同士で使えるAirplay(ミラーリング)もスムーズでかなり使い勝手が良いです。
iPhone、iPad、Mac、Apple TVの全てがiCloudで繋がっており、写真や映像、音楽やゲームなどを垣根なしで自動で繋げてくれるのです。
もちろんFire TVにも「Amazon Photos」というサービスがあり、大画面でスマホで撮った写真を見ることができます。
しかし、そのためにはスマホに保存してある写真を「Amazon Photos」のアプリを開いてアップロードしなければならないです。たった一手間なんですが、この一手間が大きいと感じます。
この手間が全く入らないApple製品の便利さは、何ものにも変えがたいです。
長所④有線接続できるモデルがある
4K高画質の動画を視聴する際、安定した通信環境があると遅延や劣化のない視聴が楽しめルため、有線接続できる方が通信が安定することはすでに説明した通りです。
Fire TV Cubeと同じようにApple TV 4Kでも128GBモデルは有線接続が可能です。
64GBとの価格差は4,000円。
ストレージ容量が倍になり、有線接続ができることにメリットを感じるか感じないかが購入の分かれ目です。ともあれ、有線接続にこだわる方の選択肢として用意されているのはメリットと言えます。
短所①:価格が高い
ここまでたくさんの長所を上げてきましたが、残念なのは価格が高めという点です。
もちろんApple TV 4Kは素晴らしい性能で、手元にあれば大きな満足感を与えてくれます。
ただ、どうしても比較対象となるFire TV Stickが約5,000円〜7,000円であれほどのパフォーマンスを見せているのに対して、Apple TVは安くても約19,980円〜23,800円とどうしても割高感は否めません。
もし動画の視聴が主な目的ならば、価格に対しての性能や満足度はFire TV Stickに敵いません。
製品を売りたいAppleとサービスを売りたいAmazonのビジネスモデルの違いとは言え…価格の差は歴然です。
短所②:サイズが大きく据え置きのみの運用
Fire TV Stickのようにコンパクトではないので、テレビの近くに据え置きで使う以外には運用方法がなさそうです。
Fire TV StickやChromecast With Google TVは小型なのでモニターに付け替えたり、プロジェクターにつけたりして使いやすいのに対してApple TVを付け替えて使うということは現実的ではないですし、置き場所も必要になります。
Choromecast With Google TVの長所・短所
長所①対応アプリが多い
OS自体がAndroid TV OSとかなりオープンなので、対応するアプリも非常に多いことが特徴です。Fire TVシリーズやApple TVと比較するとかなり多いと思います。
そのため、やりたい事ができる確率は非常に高いですが、Androidスマホで使えるアプリが全て使えるわけではない点だけは注意が必要です。
長所②対応サービスが多い
アプリ数とも比例しますが、対応しているサービスが多いことも長所のひとつです。
せっかく購入しても使いたいサービスが対応していなければ意味がありません。Chromecast With Google TVは動画配信以外でも対応サービスが多いので、その点では選んで間違いないデバイスになっています。
長所③Google端末・サービスとの親和性
これはAppleとApple TVの関係と同じで、GoogleとChromecast with Google TVもYoutube、Chromeブラウザ、Google Assistant、Google Home、Google NestなどGoogle純正のサービスや製品との連携が便利です。
AndroidユーザーならCast(ミラーリング)も大活躍です。
長所④HDモデルはFire TVより高性能
たった2機種しかありませんが、HDモデルを購入する場合はFire TV Stickよりも高性能なので、こちらを購入する方が良いと思います。
短所①できることに対して本体スペックが低い
Chromecast with Google TVの長所は対応アプリや対応サービスの多さであることはお伝えしましたが、反対に本体スペックの低さがその足枷になる場合があります。
メモリもHDモデルでは1.5GB、4Kモデルでも2GBです。ストレージに関しては8GBと購入したばかりでもほぼ半分近くをOSで使ってしまっている状況です。
気に入ったアプリを多くインストールしたり、容量の大きいゲームアプリをインストールしてしますとすぐにいっぱいになってしまいます。
競合製品となるFire TV Stickも本体スペックは同等ですが、よりストレージの大きいFire TV Stick MaxやCubeというラインナップを揃えてニーズに応えているAmazonと比べると、少し物足りなさを感じます。
短所②有線接続できるモデルがない
Fire TV CubeやAppleTV 4K/128GBのように、AmazonやAppleのデバイスはインターネットに有線接続できるモデルがラインナップに入っています。
もちろん全ての人に必要な機能ではありませんが、高画質で遅延なく映像を楽しみたい方には『有線』はありがたい選択肢。
「選べない」のと「選ばない」のは大きな違いかもしれません。
短所③4Kモデルの中では端末スペックが最も低い
今回、紹介する4Kモデル6機種の中で最もスペックが低いのが、Chromecast With google TVの4Kモデルです。
AmazonのFire TV Stick 4Kとかなり似たスペックではありますが、Wi-Fiの規格がWi-Fi 5だったり、価格も120円高いので、その点では少し評価が下がってしまいます。
買うべきモデルはどれ?
ここまでの比較から、動画視聴をメインに考えてベストバイの製品を選ぶとすれば…
『Fire TV Stick 4K』が最もおすすめする製品です。
僕自身は大昔からのAppleユーザーなのでApple TVをお勧めしたい気持ちはあるのですが、動画視聴が主な目的なら価格と性能のバランスからFire TV Stick 4Kをお勧めしてしまいます。
値段と性能のバランス、コストパフォーマンスが高いAmazon Fire TV Stick 4Kは
4K HDR、Dolby Atmos対応、Wi-Fi 6にも対応しています。それでも価格は7,480円。Amazonのセールがあればサレに安く買うことができます。
もちろん僕がセットトップボックスを一つも持っていなければ間違いなくApple TV 4Kを買いますが、皆さんに何をお勧めするかと考えるとFire TV Stick 4Kとなってしまいます。
Appleファンの僕でも「Fire TV Stick 4K」を勧めたくなる…Amazon恐るべし!
ただ、動画視聴以外にも、ゲームやミラーリングなど活用したいならばApple TVやChromecast With Google TVを選ぶという選択肢もあります。
スマホとの連携を考えるとAppleユーザーはApple TV、AndroidユーザーはChromecast With Google TVと順当な選択もありです。
とは言いながら、Androidユーザーでもたくさんのゲームを楽しみたいならストレージ容量の多いApple TVを選んだり、Appleユーザーでもnasneを使いたいのでChromecast With Google TVを選ぶ、ということもアリです。
まとめ
今日は「【Fire TV Stick & Apple TV & Chromecast with Google TV 比較&レビュー】買うならどれ?性能・価格・アプリなどを3つを比較。」について書いてきました。
Fire TVシリーズもApple TVも、もちろんChromecast with Google TVもどれも優れたセットトップボックスです。ただ個々の環境により、どれを買うべきかは変わってきてしまいます。
この記事を参考にしていただきながら、自分は何がしたいのか、どの機能を重視したいのか、いくらまで出せるのかを考えながら、検討して欲しいと思います。
以上、ヨッシーでした。