【Rasical GrowSpica Pro レビュー】値段以上の機能性と満足感!背筋が伸びる高スペックのワークチェア
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
近頃、自宅用に高機能のワークチェアを購入する人が増えています。
「在宅ワークが継続し、自宅にも高機能のワークチェアが欲しい」や「趣味でデスクに長時間座ることが多いのでそろそろ良い椅子が欲しい」など、理由は人それぞれ。中にはただただ、かっこいい椅子が欲しいなんて人もいるかと思います。
性能やデザインを追い求めれば、有名ブランドのワークチェアに辿り着くかもしれませんが、お値段は20万〜30万。
さすがに買えません…
ワークチェアを求める理由は人それぞれですが、共通しているのは「おしゃれで高機能なワークチェアをお手頃価格で手に入れたい」という思い。
そこで今回紹介したいのがRasical(ラシカル)の高コスパワークチェア『GrowSpica Pro(グロウスピカ プロ)』です。
『GrowSpica Pro』は洗練されたデザインと、ワークチェアに求められる機能をほぼ全て盛り込んだスペックを持つながら、70,000円を切る価格設定で非常にコストパフォーマンスが高いと話題のワークチェアです。
より良いワークチェアが欲しいけれど、数十万円のチェアなんてとても手が出ない…そんな方にぜひ試してもらいたい商品です。
今回、実際に1ヶ月使用してのレビューとなりますので、早速、見ていきましょう!
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GrowSpica Pro 組み立て
到着
我が家に届いた『GrowSpica Pro』です。宅急便で受けとって思ったことは…
大きい!そして重い…
それもそのはず包装サイズで830×640×530mmです!包装重量は27.95kgとこちらもかなりの大物でした。
大きな箱を開けるとびっくり!段ボール製の内蓋に組み立ての説明書が書かれていました。
もちろん通常の組み立て説明書も中に入っていましたが、大きくて見やすいこちらを使って組み立てることにしました。
あまりの箱の大きさに少し怖気づく、僕です。
いったい、組み立てにどれくらい時間がかかるんだろう…
同梱物(部品)
中から部品を出していくと、組み立てへの不安はなくなりました。
ワークチェアを構成する主要なパーツは7種類。
- フットレスト
- ヘッドレスト
- ハンガー
- シリンダー
- 椅子本体
- ベース
- キャスター×5個
そんなに多くなくて、ホッとした…
この時点で組み立てがかなり簡単であることが予想されました。
同梱物の中でRasical(ラシカル)の顧客への思いを感じたのが、薄手の軍手が初めからキットに含まれていた点です。
組み立て時に怪我をしないようにとの心配りを感じて、メーカーへの信頼度がグッと高まります。
その他にはヘッドレストにハンガーを固定するための黒いネジ×2(1つは予備)とフットレストを椅子本体から取らないようにするための銀のネジ×3(1つは予備)、プラスチックカバー、メンテナンス用六角レンチ、レンチが入っていました。
段ボールではなくて、ちゃんとした方の説明書です。箱は捨てて、保管はこちらですね。
カラフルな封筒には…
かわいいシールなど。なんていうキャラクターでしょう?これは子どもたちにあげます。
機能や座りごごちには全く関係ないけれど、ラシカル代表からのメッセージ。会社のユーザーを大切にする思いが伝わってきます。
もちろんワークチェアとしての出来が大切ですが、長く使う高価な品なので、こういった細かな心配りは嬉しいですね。
組み立て
先に言ってしまいます。組み立てはとても簡単で、10分かかりませんでした。開封から中身を出すのに5分、組み立てに10分弱。
椅子本体は若干重いのですが、部品は少なく迷うことがほぼないです。力のない人や組み立ての苦手な人でも30分程度で完成できると思います。
では、手順を見てみましょう!
ベースの穴にキャスターを押し込み取り付けます。5箇所、取り付けるのですが、正直、全工程の中で一番グッと力を入れる必要がありました。
ベース中央の穴にシリンダーの黒い部分を取り付けます。最初はスポッと入ってしまい、そのまま突き抜けてしまうのではないかと不安でしたが、ちゃんと所定の位置で止まるので問題ありませんでした。
先ほど取り付けたシリンダーに、上から椅子本体を乗せるだけです。椅子本体を持ち上げる際は少し重たいので、注意が必要です。僕はちゃんと説明書を読まず、よっこいしょと上から載せたのですが、横に倒して作業すると楽なようです。
ヘッドレストの後ろにハンガーをつけられますが、これはお好みで。
とりあえず、僕はつけてみたいと思います。
椅子本体の背もたれ部分にヘッドレストを取り付けます。
座面の下の穴にフットレストの左右のパイプを差し込み…
ネジで固定します。
完成(外観)
完成した『GrowSpica Pro』は、全体的にギラギラした部品もなく、かなり落ち着いたデザイン。
僕のデスクにもバッチリ馴染んでくれました。
かっこいい!
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GrowSpica Pro 各種調整
『GrowSpica Pro』は低価格ながらフルスペックのワークチェア。自分好みに調整できる箇所がたくさんあります。
ヘッドレストやアームレスト、アンバーサポート、フットレスト、そしてバックレスト(背もたれ)は直接、動かすことで調整します。
自分好みに調整できる各箇所について、その方法も含めて見ていきましょう。
レバーでは3種の調整(背もたれ・座面)
座面の奥行きや座面の高さ、リクライニングは座面の右側にあるシルバーのレバーを動かすことで調整できます。
一つのレバーの倒し方で、調整できる箇所が変わる仕組みです。
リクライニング
レバーを後ろに倒すと、背もたれも倒れます。
4段階・最大135度で調整でき、いつでもくつろぐことができます。PCでの作業から映画鑑賞や読書など、仕事でもプライベートでも活用することができます。
ちなみにリクライニングの動きの硬さは専用のダイヤルで必要な圧力を調整することが可能です。
座面の下、右側に「+−」のダイヤルがあるのがわかると思います。
これは体重に合わせて圧力を変えられる調整機構です。
女性や小柄な方の場合、体重がかけられず、思ったようにリクライニング出来ない場合があるので、圧力を調整することで好みの感覚でリクライニングできるように調整できます。
座面の高さ
レバーを下に下げると、座面の高さが変えられます。
作業に集中できるように、座面の高さは足裏を床につけて膝が90°程度に保たれるよう調整すると良いですね。
座面の奥行き
レバーを前に倒すと座面の奥行きを変えることができます。
前傾姿勢の方や背の高い人にとって、座面が短すぎると、太ももへの支えが弱く、長時間座っていると足や膝への負担も大きくなります。
「GrowSpica Pro」は座面が前後6cmまで調整できます。自身に合う奥行きに調整して、脚を床にしっかりつけるように座ることが可能です。
ヘッドレスト
ヘッドレストは高さと角度を調整することができます。高さは6.5cm、角度は35°の範囲で調整が可能です。
実際に座った状態のまま、自分の頭の横に手を回し、上に引き上げることで簡単に高さを変えることができますし、同じ容量で首にしっくりくる角度に簡単に調整可能です。
バックレスト
バックレストは5mm間隔で14段階、最大7cmの調整が可能です。
こちらも上に引き上げると「カチッ、カチッ」と音がして上に上がっていきます。下げたいときは一度、一番上まで引き上げるとストンっと一番下まで下がるので改めて高さを調整することになります。
ちなみにバックレストをあげると、腰を支えるランバーサポートも一緒に上がる仕様です。
ランバーサポート
ランバーサポートは腰をしっかりと支えてくれる重要なパーツ。正しく調整すると腰をしっかり支えてくれ、背筋を伸ばしてくれます。正しい姿勢での作業はとても重要なので、ありがたい機能です。
ランバーサポートは前後に5段階、最大2.5cmの幅で調整できます。
両手でランバーサポートをつかみ、手前に「カチッ、カチッ」と引っ張ることで、簡単に調整できます。
アームレスト
- 高さ(5mm間隔17段階、8.5cm)
- 左右(2.5cm)
- 前後(5.5cm)
- 角度(外側18°、内側20°)
アームレストの高さもバックレストと同様に最大まで上げると「ストンっ」と一番下まで下がります。そこから再び好きな高さまで上げて調整可能です。
前後左右や角度は、自由自在にいつでも変更可能です。
フットレスト
フットレストを使うには①引き出す、②角度を引き上げフットレストを起こす、アクションが必要です。
側面にあるレバーを回すことでロックが外れて広げる、しまうが可能になります。
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GrowSpica Pro 概要
サイズ
全体のサイズや細かな寸法は以下の通りです。
重さは21.1kgですが、基本的には持ち上げたりしないものです。一般的なワークチェアの重さがわからないのですが、動かしたりする上で特段気になる点はありません。
スペック
その他、細かなスペックについてまとめてみました。
- 全体サイズ
-
幅518×奥行670×高さ1080-1328mm(昇降式)
- 詳細サイズ
-
座面
・高さ46.5~58cm
・幅51.8×奥行(67~70cm)
・奥行60mm/5段階
アームレスト
・高さ64~84.3cm
・高さ8.5cm/17段階
・前後5.5cm
・左右2.5cm
・角度 内20°/外18°
ヘッドレスト:幅34×奥行14.5~21cm
脚:半径34cm
キャスター:直径6.5cm
ランバーサポート調整範囲:奥行2.5cm/4段階
ヘッドレスト:高さ6.5cm 回転角度38度
背面調整:高さ7cm/14段階
リクライニング:90~135度/4段階
- 素材
-
メッシュ:WINTEX製フルメッシュ
フレーム:ポリマーナイロン+ガラス繊維+ポリプロピレン
アームレスト:ポリマーナイロン+20%ガラス繊維+PU(ポリウレタン)CFCsなし
ハンガー:ポリマーナイロン+20%ガラス繊維
シャーシ:スチール
脚:ポリマーナイロン+45%ガラス繊維
キャスター:ポリマーナイロン+PU(ポリウレタン)CFCsなし
シリンダー:KGS製
- 重量
-
製品本体:21.1kg
包装重量:27.95kg
- 耐荷重
-
135kg
- 組み立て
-
必要
- 包装サイズ
-
830×640×530mm
- カラー
-
ブラック、ホワイト
- 内容物
-
・イス本体
・説明書
・組み立てキット
カラー展開
現在のカラー展開は発売当初からの定番カラー「ブラック」と新たに追加された「ホワイト」の2色が販売されています。
今後も要望が多ければ新たなカラーが追加されるそうです。
GrowSpica Proの優れた点
圧倒的なコストパフォーマンス
オフィスチェアとして必要な機能は全て備えています。ヘッドレストやランバーサポートなどの細かな調整機能、質感含めかなりのコストパフォーマンスです。
もちろんワークチェア界隈は群雄割拠。細かな点を追求していけばまだまだ、上のチェアは多いかもしれません。
デザインや機能性、ブランドが揃ったワークチェアは少なくとも10万円を超え、高いものでは20万円から30万円するのものも。
しかし、誰しもが数十万円するワークチェアを購入できるわけではありません。『GrowSpica Pro』の凄さは「この価格でこの機能とこのデザインを成立させたこと」です。
RasicalのGrowSpica Proはブランド力(ネームバリュー)はまだまだですが、その機能とデザイン性は高級なワークチェアに迫るものがあります。
これだけのワークチェアが7万円程度で買えるように仕上げてきたRasicalさん、すごいと思います。
もちろんそれでも安い買い物ではないかもしれませんが、せっかく良い椅子を買うなら、機能、デザイン、コスパの揃ったRacicalのGrowSpica Proは候補から外すことはできないと思います。
細かな調整で自分の体にあった使い心地に
数十万円する高級なワークチェアの同様に調整できる箇所が多いのは嬉しいところ。
首、背中、腰、腕など複数の調整箇所をカスタマイズすることで、自分の体型にあった使用感にできるのは非常に嬉しい点です。
満足度の高い質感とデザイン
デザインもさることながら、質感が良いこともかなりの高ポイント。
メッシュ地は少し硬めですが、長時間の使用でもしっかりと体を支えてくれます。
ブラックで統一されたカラーリングはどんなコーディネートでもしっくりとくる落ち着いた風貌。
テカテカの下品な黒ではなく、艶消しのチャコールグレーに近い風貌は所有欲をかなり満たしてくれます。
地味に便利なハンガー
ヘッドレストについたハンガーが地味に便利です。
自宅に帰るとジャンパーやリュックなど置き場所に困ってしまっていたのですが、ほら。
ハンガーにリュックをかけて置くことができました。これ、地味に嬉しい機能でした。
腰をしっかりさせ、姿勢が良くなる
『GrowSpica Pro』に座ってきづいたことに「普通に座っていると背もたれに背中がくっつかない」といことがあります。ランバーサポートがバックレストよりも前に飛び出た構造であるためです。
これは当然で、Rasicalの公式HPにもイラストがある通り、背中はバックレストにもたれかかって座ることを推奨していないためです。
確かに職場でPC作業をするときに使っている一般的なチェアでも、背もたれにもたれかかって作業することはありません。『GrowSpica Pro』はもたれかからなくても、ランバーサポートがググっと腰を支えてくれ、自然と背筋が伸びてきます。
長時間の作業でも腰が痛くなりづらいです。
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GrowSpica Proの残念な点
アームレストが動きやすい
基本的には価格を超えた性能に満足して、唸るばかりなのですが、敢えて不満を探すなら…
アームレストが動きやすく、使いたいポジションからズレてしまうこと。
GrowSpica Proのアームレストは高さや左右前後の位置、角度と4つの調整が可能。そのおかげで自分好みの使い勝手にはなるのですが、個人的には少し緩く動きやすいので、すぐ理想のポジションからズレてしまうと感じました。
僕だけかもしれませんが、椅子に座る前に体の近くに椅子を引き寄せようと、アームレストを引っ張ってしまうのですが、その時にアームレストがカチカチっとズレてしまうことが何度かありました。
メッシュは硬め
メッシュ部分の作りはかなり硬めです。メッシュ素材のワークチェアは初めて手に入れたのですが、今まで様々な店舗で他メーカーのワークチェアを試した中でも、かなりしっかりした感じです。
この点はすぐに残念とは言えませんが、好みが分かれるかもしれません。
まとめ
というわけで、今日は「【Rasical GrowSpica Pro レビュー】値段以上の機能性と満足感!背筋が伸びる高スペックのワークチェア」についてレビューを書いてきました。
実際にRasicalのGrowSpica Proを1ヶ月使って感じたのは「この椅子が7万円弱で買えるなんて、すごい!」ということです。
機能はフルスペックで、ワークチェアに欲しい機能はほぼ全て網羅されています。その上で、この価格…実際に使って、かなりおすすめできる製品であることがわかりました。
自宅でPCに向かい、副業される方にも是非使ってもらいたい、素晴らしいワークチェアに仕上がっています。
以上、ヨッシーでした。
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