Pioneerの車載ルーター『DCT-WR100D』のUIMカードの2年間の使用期限が切れた!UIMの購入、交換からの再開通の手順を説明。
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
僕が便利に使っているPioneerのカー用品ブランド「Carrozzeria」の車載ルーター『DCT-WR100D』のUIMカードの使用期限が過ぎてしまったため、使用できなくなってしまいました。
本来ならば青いLEDが点灯するはずなんですが、今は有効期限が切れているためオレンジのLEDになっています。
【Carrozzeria 車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D レビュー】車をオンライン化するカロッツェリアのdocomo in Car Connect対応/無制限Wi-Fiを導入、その通信速度は?
このサービスはルーターに入れてあるUIMが最大2年までしか使えず、継続使用するには新たに専用のUIMを購入して設定をする必要があります。
購入から交換、開通までしてみたのでぜひ参考にしてください。
早速、見ていきましょう!
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交換手順
専用UIMの購入
まずは『DCT-WR100D』の専用UIMを購入しなければなりません。
UIM…??
簡単に言うと「SIMカード」だよ!
それならわかる!
専用のUIMは現在、「MapFanオンラインストア」で購入することが可能です。
現在、『DCT-WR100D』の発売からちょうど2年が経ち、発売すぐに購入した方がちょうどUIMの期限が切れる時期です。
そのため、公式サイトでも注文が集中しているとのアナウンスが表示されていました。
僕は12月5日に注文して発送が12月9日、手元には10日に届きました。
これが専用のUIMです。裏面には開通に必要なシリアルナンバーが表示されています。
UIMの差し替え
手元にUIMが届いたので、早速、本体に差し替えたいと思います。
まずは車から『DCT-WR100D』を外します。
本体側面にUIMの挿入口があります。
カバーを開けて、爪先でUIMをグッと押し込んであげると、UIMが出てきます。
UIMをカードからパチっと2ヶ所を折って取り外して、本体のUIM挿入口に入れます。この時も爪先でグッと押し込んでください。
カバーを閉じれば交換作業は終了です。
ここまでは使用期限の過ぎたUIMから新しいUIMに差し替えただけですので、この後、開通設定に進みます。
新しいUIMを登録する
UIMの差し替えが無事にできたら、次はスマホを使ってインターネット上のdocomo in car connectマイページを開きます。
本体裏のQRコードを読み込むことで簡単に開くことができます。
マイページに紐づけられているUIMのシリアルナンバー(ICCID)の古いもの消して、新しい番号を上書きします。
パスワードと生年月日はいじらなくてOKです。
購入したUIMカードに表記されているICCIDを入力すると…
あれ?数字の桁数が違うとはじかれてしまいました。
僕が打ち込んだのは15桁の数字。UIMに書かれている数字も間違いなく15桁。しかし、求められてるのは19桁の数字。
よくよく確認すると、『UIMに書かれてる数字の前に「8981」をつけて19桁にして入力する』との注意書きが…
少しわかりづらいかな…
ともあれ、今度ははじかれることなく、先へ進みました。
電子交付か書面交付の選択。僕は電子交付を選んでいます。
ここまでの内容確認が表示されますので、問題なければ登録します。
登録完了です。
ここまでで『期限切れのUIMを交換する』という作業は終了です。
チャージする(任意)
UIMの有効期限とdocomo in car connectの利用期限は別物ですが、僕は発売当初に購入してUIMの更新と一緒のタイミングで1年のdocomo in car connectのチャージをする必要があります。
そのため、そのままチャージをしたいと思います。
1年間のチャージを選択します。
支払い方法は変更なく、今までのクレジットカードでの支払いで変更なしです。
そのまま、『手続きをする』を選択します。
これでも1年間のdocomo in car connectの利用がチャージされました。
本体を再起動する
あとは車に再設置して、再起動をするだけです。
ケーブルを差して…
エンジンをかけます。
LEDが青色に光りました。更新成功です。
Fire TV Stickもしっかり視聴できるようになっています。
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更新に必要な費用
通信サービス更新手数料(UIMカード購入費用)
こちらは更新から2年間、通信サービスを使う回線契約のための費用となります。
公式のオンラインストアでUIMを購入する必要があります。
- UIM・・・5,000円
- 送料・・・ 700円
- 消費税・・・570円
合計・・・6,270円
これはあくまで『DCT-WR100D』を使用するための回線契約の料金なので、データ通信を使うためには次に紹介するdocomo in Car Connectのチャージが必要です。
チャージ(docomo in Car Connect 利用料)
こちらは実際にデータ通信を使うことに対してかかる費用です。
1日、30日、365日の3つの期間から選択することが可能で、自身のスタイルに合わせてその都度、チャージすることができます。
- 1日:550円(税込)
- 30日:1,650円(税込)
- 365日:13,200円(税込)
365日プランのランニングコスト
僕自身は子どもと車に乗った時には必ず使いますし、いつでも使えるようにしておきたいので365日プランを使っています。
ここでは今までの2年間はいくらで運用してきたのか、そしてこれからの2年間はいくらで運用されるのか、4年間平均にするとどのくらいなのかをまとめてみました。
1〜2年目
- DCT-WR100D本体:27,500円
- 365日プラン×2年:26,400円
このように最初の2年間の合計額は53,900円となります。24で割ると1ヶ月当たり約2,246円となります。※価格は全て税込価格です。
僕自身はDCT-WR100Dを発売当初に定価の27,500円で買いましたが、現在ではAmazon等で少し安く販売されているようです。本体を安く購入すると少しずつランニングコストは下がりますね。
3〜4年目以降
- 更新用UIMカード(送料含む):6,270円
- 365日プラン×2年:26,400円
3年目以降は今回、更新したようにすでに本体は持っているので新規に購入する必要はありません。その代わりにUIMカードを購入する費用がかかります。そのため合計が32,670円となり、最初の2年間よりも安く利用することができます。こちらも24で割ると1ヶ月当たり約1,361円で運用できることがわかります。
本体が壊れない限り、5年目以降も同様の金額で利用することができます。※価格は全て税込価格です。
4年間の平均
あまり意味がないかもしれませんが、導入後、4年間のコストを考えてみました。
- DCT-WR100D本体:27,500円
- 更新用UIMカード(送料含む):6,270円
- 365日プラン×4年:52,800円
本体購入語の4年間では合計86,570円かかる計算です。48で割ると1ヶ月当たり約1,804円という結果です。
長く使うとコスパがいい?
本体購入が最初だけなので長く使えば使うほど、ひと月あたりのコストは安くなる計算です。6年間だと1ヶ月当たり1,656円、8年間だと1ヶ月当たり1,582円となります。
とは言え、DCT-WR100D本体も機械なのでいつかは壊れます。車内の気温は寒暖差が大きいですし、壊れる壊れないは個体差や運もあるのであまり深く考えないようにした方が良いかもしれません。あくまで参考のイメージとしてください。※価格は全て税込価格です。
まとめ
今日は「Pioneerの車載ルーター『DCT-WR100D』のUIMカードの2年間の使用期限が切れた!UIMの購入、交換からの再開通の手順を説明。」について書いてきました。
この車載Wi-Fiルーターはかなりの優れもの。子どものいる家庭の長距離移動はなかなか大変ですが、このDCT-WR100Dがあれば、通信量を気にせずに音楽を聴いたり、FireTVなどと組み合わせれば映画などをじっくりと楽しむことができます。
我が家では不可欠の製品になっており、本記事のように更新しました。これから更新される方は是非、参考にしてください。
以上、ヨッシーでした。
【Carrozzeria 車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D レビュー】車をオンライン化するカロッツェリアのdocomo in Car Connect対応/無制限Wi-Fiを導入、その通信速度は?