【スワドルアップ レビュー】奇跡のおくるみ『スワドルアップ』を実際に使ってみた。メリットとデメリットは?
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今日は赤ちゃんがぐっすり眠れると話題の奇跡のおくるみ『スワドルアップ』のお話。
第三子が生まれたばかりの我が家、ママからこんなお願いが。
と、いうわけで調べてみると、手までしっかりと収まる独特のフォルム…なかなか人気の商品らしく我が家でも購入してみました。
ネットの口コミで、様々とメリットやデメリットが上がっているので、僕とオクサンが保育士目線も含めて、実際に使用した感想などをレビューとしてまとめます!
早速、見ていきましょう!
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スワドルアップ 概要
スワドルアップってなに?
スワドルアップとは『奇跡のおくるみ』と言われている、寝かしつけのグッズです。
日本のメーカーのものではなく、オーストラリアのLOVE TREE社の製品です。オーストラリアを中心に世界中で人気となり、夜泣きやぐずり泣きに悩んでいるママやパパを助けています。
84%の赤ちゃんの睡眠時間が約3時間35分延びたというデータもあり、その効果の大きさがうかがえます。
世界中で人気のスワドルアップですが、日本ではマザースタイルという会社が正規代理店となり販売をしています。インスタやTwitterなどのSNS上でも多く紹介されており、かなりの人気商品となっています。
スワドルアップが人気の理由は?
ではスワドルアップは他のおくるみと何が違って、どうしてこんなにも人気なのでしょうか?
スワドルアップは他のおくるみと異なり、独自の形に縫製され、フロントのジップで脱ぎ着させるスタイル。
そしてスワドルアップの人気の最大の理由が、「スワドルアップを使うと抱っこから下ろしても目を覚ましづらく、良く寝てくれるようになるから」です。
スワドルアップを着させると手が顔に近い位置に上がった状態になります。
この姿勢をとることで、赤ちゃん特有のモロー反射を抑えてくれ、反射が起きてもその衝撃を和らげてくれます。
【モロー反射】
生後まもない赤ちゃんが、急に体をビクッとさせたり、両手をバンザイするように広げてなにかに抱きつくように腕を曲げたりする、一連の動作を「モロー反射」と言います。赤ちゃんの意思とは関係なく起こる原始反射のひとつです。モロー反射は生後0~3ヶ月頃によく見られ、4ヶ月以降には少しずつなくなり、6ヶ月頃になれば完全に消失します。
そしてスワドルアップを使うと、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときと同じ姿勢をとることができます。
約10ヶ月、お腹の中で過ごしていた時の姿勢は赤ちゃんにとって今でも非常に安心できる姿勢のようです。この姿勢を取ることができると精神的に安定し、スヤスヤと寝てくれます。
全身を包まれているので、まるでママやパパにずっと抱っこしてもらっているような安心感を赤ちゃんに与えることができます。
スワドルアップを使うと、赤ちゃんが一番落ち着く姿勢でいてくれるので、長時間寝てくれるというわけです。
赤ちゃんのための優しい設計
スワドルアップはズレない
一般的なおくるみだと、赤ちゃんが動き回るたびズレていってしまいます。そのため風邪をひいてしまったり、ズレたおくるみが顔を覆ってしまったりと、危険な場合もあります。
スワドルアップは赤ちゃんに着せてジッパーを閉めて「着せるタイプのおくるみ」なので、ズレてしまう心配がありません。そのため、おくるみが剥がれて寒かったり、顔にかかってしまったりするリスクを減らすことができます。
ファスナーもしっかりカバー
スワドルアップは首元までジッパーをしっかりと閉めるタイプのおくるみです。
ジッパーは金属製で、首元に当たる可能性があります。スワドルアップはジッパーをすっぽりと隠すカバーがデザインされており、赤ちゃんが首や顎、口元を木津つけないように配慮されています。
ファスナーが下からも開けられるのでオムツ替えもしやすい
スワドルアップは下からも開けれるようになっています。
このジッパーがあるおかげで、オムツ替えの時にスワドルアップを全部脱がせる必要はなく、下半身だけ出しておむつを変える事ができます。
手が拘束されてるけど、安全?
スワドルアップを使うと、手が上がった状態で固定されるので赤ちゃんは自分で手を下げることはできません。
そのためSNSの口コミなどでも安全面での心配をする声が聞かれます。
結論から言うと、使用する際に主に以下のことを気をつけていけば安全に使うことができます。
- スワドルアップと一緒にブランケットなどは併用しない
- 発達段階にあったスワドルアップを使用する
- スワドルアップ使用時には赤ちゃんの周りに何も置かない
- 室温と体温に気を付ける
このように書くと何やら大変に思えてくる気もしますが、一般的に赤ちゃんを寝かす時に気をつけることとほとんど一緒なので難しく考えすぎなくて大丈夫です。
①ブランケットなどは併用しない
スワドルアップを使っていると、赤ちゃんが安心できる手の位置(顔の横近く)で固定されます。
安心できる反面、顔などにブランケットや布団などが顔にかかってしまうと自分でどかすことが出来なくなってしまいます。
写真のように顔にかからないようにかけてあげても、足を動かしているうちにズレてかおにかかってしまうなんてこともあるかも知れません。
スワドルアップ自体がおくるみなので、寒い時などはブランケットをかけるのではなく、スワドルアップの中の洋服を調整してあげましょう。
②発達段階にあったスワドルアップを使用する
スワドルアップは赤ちゃんの発達段階に合わせて、ステージ1とステージ2が用意されています。
赤ちゃんの発達段階 | |
ステージ1 | 新生児から寝返りをするまで |
ステージ2 | 寝返り後からおくるみ卒業まで |
ステージ1とステージ2の違いは「腕の部分の取り外しができるかどうか」です。
【ステージ1】
【ステージ2】
寝返りがしっかりとうてるようになる前の偶然の寝返りは自分で戻ることができずに危険ですが、手まで覆われたステージ1のスワドルアップは手が固定されているため、寝返りはうちづらくなっています。そのため、偶然の寝返りを防いでくれるので安心です。
しかし赤ちゃんが自分で寝返りをうてるようになると、反対に自分で腕が自由に動かせないとうつ伏せになった時に自分で身動きが取れずに危険です。寝返りの兆候が見えた場合は、腕が自由に動かせるように作られた『ステージ2』のスワドルアップに変えましょう。
ちなみにステージ1もステージ2もそれぞれにサイズが数種類用意されているので、月齢ではなく体重に合わせて、適切なサイズ選びをしてあげましょう。
③赤ちゃんの周りに何も置かない
赤ちゃんが寝ている時には周りに物を置かないようにしましょう。ブランケット、布団、ぬいぐるみ、おもちゃは赤ちゃんが動いたときに、顔を覆ってしまう恐れがあります。
この写真のようにぬいぐるみなどが近くにあると、万が一口などに被さってしまうと危険です。
④室温と体温に気をつける
これはスワドルアップだけではなく、赤ちゃんの体温が熱くなりすぎないように、室内の温度をこまめに調整したり、換気をしてあげましょう。
子どもは大人よりも体温が高く、体温調整も苦手なので熱がこもりやすいです。
実際に使ってみる
では早速、うちのムスコ2号くんに着てもらいます。
使い方は簡単!3ステップ
使い方は非常に簡単!
短肌着などのように数カ所、紐で結んだり、ロンパースのようにスナップでパチパチと留めていくものではなく、ファスナーを上げるだけです。
活発なお子さんだとモゾモゾ足を動かしたりする中、洋服を着せるのは大変な時がありますが、スワドルアップは非常にかんたんに着せることができます。
「ん?僕はなにをされるんだろう…」といった様子です。
[ptimeline] [ti label=”STEP1″ title=”足を入れる”]ファスナーを開け、両足を入れます[/ti] [ti label=”STEP2″ title=”腕を入れる”]左右の翼のような部分に右手左手をそれぞれ入れます[/ti] [ti label=”STEP3″ title=”ファスナーを上げる”]あとはファスナーを上げるだけで着せることができました[/ti] [/ptimeline]このように簡単にきせてあげることができました。
最初の数日は嫌がる!?
ネット上の口コミで「最初の数日でとても嫌がり、かわいそうになって使用をやめた」というレビューを見かけることがありました。
では、実際に使ってみるとどうでしょうか…
うちのムスコ2号くんは、ばっちり嫌がりました!
様子を見ていると、動きたくても窮屈そうで僕も少しかわいそうになってしまいました。
スワドルアップを初めて着る赤ちゃんは泣いてしまうことも…赤ちゃんが眠たくなってから着せてあげるか、着てからいつものように寝かしつけてあげましょう。優しく包まれる感覚に、だんだんと慣れていきます。それを繰り返すことで、寝るための服と認識してくれます!
LOVE TREE オンラインショップより
そんな僕たち夫婦の折れつつある心を察知してか、公式オンラインショップにはこのような表記が…
ただ、寝入ってくれた時は明らかにいつもより長く、ぐっすりと寝てくれる実感が初回から得られました。そして嫌がるタイミングもあれば全く嫌がらず、すっと寝るタイミングもあり、もう少し研究しながら使用を続けてみることにしました。
大人も子どもも慣れると、ぐっすり
我が子の場合、しばらく普通に抱っこしてうとうとし始めたタイミングでさっと『スワドルアップ』を着せてしまうと全く嫌がらず、そのまま眠ってくれることがわかりました。
少し寝息を立てていても、すぐには降ろさずに少し我慢。眠りが深まるまでもう少し抱っこでゆらゆらしてあげましょう。
頃合いを見計らって、ベビーベットにそっと下ろします。
この時、少しモゾモゾします。スワドルアップを着せていないとこの時に目が開いたり泣いたりして、結局また抱っこするエンドレスループにハマりがちです。しかしスワドルアップを着せていると、何度かモゾモゾしした後に、すうっと体の力が抜けて眠ってくれます。
スワドルアップに一番感動したのはこの「抱っこから下ろしても泣かないで寝てくれる」ということでした。
そしてそれだけでなく、寝ている間にモロー反射などで目を覚ましてしまうことが減り、長く寝入ってくれるようになりました。
もちろん個人差はあると思いますが、うちの生後1ヶ月のムスコ2号くんはスワドルアップを使わないと1時間程度で目を覚ましてしまっていたところ、3時間以上もぐっすりと眠ってくれるようになりました。
やはり抱っこからなかなか下ろせない赤ちゃんはたくさんいます。平気で何時間も抱っこし続けなければいけないパパママも少なくないのではないでしょうか。
スワドルアップを使い始めて、格段に寝かしつけとその後が楽になりました。
スワドルアップのメリット
僕自身が実際に使ってみて、その効果を実感できたスワドルアップ。実感したメリットについてまとめてみました。
- 抱っこから下ろしても起きずに寝てくれる
- 長時間ぐっすりと寝てくれる
- 夜泣きが減る
- パパママの自分時間が大幅に増える
- 親も睡眠時間をまとめて確保できる
抱っこから下ろしても起きずに寝てくれる
本当にたくさんのパパママが赤ちゃんのお世話をしている時に悩んでいるのが「抱っこで寝てくれても、布団に下ろすと泣いてしまうから、ずっと抱っこしなければなならない」ことかと思います。
赤ちゃんを布団に下ろせたら、家事ができたり、自分の時間をもてたりするのに…
スワドルアップは構造上、腕上がった状態で赤ちゃんが優しく包まれている感覚を得やすく、安心して眠れるよう設計されています。
赤ちゃんは敏感なので、抱っこから布団に下ろすとすぐに気がつき目を覚ましますが、スワドルアップを着ていると下ろしても安心して寝続けることができます。
僕自身も寝かしつけの際の失敗が大幅に減り、スムーズに離れられるようになりました。
長時間ぐっすりと寝てくれる
抱っこから下ろす時ももちろんですが、下ろした後もスワドルアップの効果を感じました。スワドルアップを着ていると、ベッドや布団に下ろした後も、ぐっすりと眠ってくれます。
我が家の場合、スワドルアップを着せていないと30分から1時間で目を覚ましてしまっていましたが、着せていると2時間から3時間の間、ぐっすり眠ってくれます。
面白いのはただ静かに眠っているのではなくて、途中、むずむずと起きそうなそぶりを見せながらも、またそのまま「すうっ」と寝入ってしまうことの繰り返しということです。
目が覚めそうになっても安心できる体勢で眠れているので、再び眠りに入っていけるようです。
夜泣きが減る
ぐっすりと寝て安心しているのか、夜泣きも減りました。
赤ちゃん自身だけでなくパパママもゆっくりと眠れることはもちろんですが、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる家庭では赤ちゃんの夜泣きで兄姉の目が覚めてしまうことも…「うるさい〜」と怒ったり、兄姉まで泣いてしまったり…そんなカオスな状況もあるかも知れません。
夜泣きが少ないので、そのようなリスクも減らすことができます。
パパママの時間が大幅に増える、親もまとめて寝られる
日中も赤ちゃんは手が離せません。
特にパパやママが家事をしたいと思っても、なかなかベットで静かに寝てくれない。やっと抱っこから下ろせて家事をしようと思っても、すぐに泣いて…
これまで見てきたように、スワドルアップを使うと子どもがぐっすりと寝てくれます。少し動いても安心できる姿勢がキープされているので目を覚ましづらいので、日中もしっかり寝てくれます。
そのため食器洗いや洗濯、掃除に料理など日々、こなさなければならない家事の時間を確保しやすくなりました。
そして夜。赤ちゃんは夜も関係なく目を覚まして泣きます。
その都度、抱っこして授乳して…寝たかなと思って下すと、また泣いて…新生児を抱えていると夜は睡眠が細切れで寝不足なママは多いはずです。
スワドルアップを着せていると、安心して寝ているので、夜中に目を覚ます頻度も少なくなりました。もちろん夜に数回、授乳が必要なのは変わりませんが、寝てくれている時間が増えたので、パパやママの睡眠時間も少しまとまって取れるようになりました。
スワドルアップのデメリット
メリットを挙げてきましたが、反対にデメリットはあるのでしょうか。
正直にいうと、使ってみるとネットの口コミ通り、かなり優秀で不満が見当たらないのですが…強いて言うなら、最初の慣れない数日間に心が折れそうになることなどがデメリットかも知れません。
そのほかにも僕なりにデメリットを半ば無理矢理に挙げてみました。
- 最初の数日は嫌がられて心折れそうになる
- 手の部分や首周りは汚れるのでこまめな選択が必要
- 卒業が怖い、実際辛い
- 体温調整がしづらい
最初の数日は嫌がられて心折れそうになる
これはネットの口コミでもよく書かれていますし、僕自身も実感したものです。
赤ちゃんにとっても初めてのことで、少し不安に感じるのでしょうか。最初は窮屈そうに嫌がってモゾモゾしていました。ただ、本当にコツを掴んで数日経つと慣れてくれます。
我が子が嫌がっているのを見ると、かわいそうになって心が折れそうになるのは当然の親心ですが、そこをなんとか強い気持ちで乗り越えましょう。
手の部分や首周りは汚れるのでこまめな洗濯が必要
使い初めの心の折れを親子共に乗り越えると、もはや欠かせない子育てアイテムになります。
我が家は最初、「本当にぐっすり寝てくれるのかな?」、「うちには合わなくて無駄になったら持ったないないな…」と考えてSサイズを一つ購入しました。
そのため、たったひとつのスアドルアップで日々を過ごしています。
そうなってくると問題になるのが、汚れと洗濯です。
もともとスアドルアップは赤ちゃんの手が口元にくる設計。おしゃぶりのように手元付近をくわえて安心できる作りのため、汚れます。そしてミルクの吐き戻しやおしっこのよこ漏れで汚れてしまうこともあります。
そのため、こまめな洗濯が必要です。洗濯中はもちろん使えません。夏なら乾きは早いですが、冬は使えない時間が長めかも知れません。
心配な方は2つ購入してローテーションで使用するといいですね!
卒業が怖い
スワドルアップを使うと、嘘のように子どもがぐっすり寝てくれるようになります。その反動で、いつかくるスワドルアップからの卒業が恐ろしくなります。
おおよそ6ヶ月程度でモロー反射も消失し、スアドルアップの卒業を迎えます。
実際、ネット上でも卒業に苦心されている方が多いです。
しっかりと手順を追って、スワドルアップを使わない寝かしつけに親子共に慣れていけばしっかりと卒業できますが、それまでの効果が大きいだけにはじめは少し大変に感じるようです。
体温調整がしづらい
スワドルアップは『奇跡のおくるみ』と呼ばれるように、洋服ではなくジッパーで着せるタイプのおくるみです。
一枚多く着せている状態になり自由に脱ぎ着もできないため、少し体温調整が難しくなります。
他のブランケットなどと併用しないように、となっているので、上から布団をかけてあげることもできません。
僕も使いはじめは少しどのくらいの服を着せてあげればいいのか悩みました。
しかしすぐに慣れて、全く問題ではなくなりましたが…、心配な方は公式HPに目安の表が載っているので参考にすると良いです。
結局、スワドルアップって良いの?
これまで見てきたようにスワドルアップにはメリットもあればデメリットもあります。
ただ、スワドルアップには「赤ちゃんがしっかりと寝てくれ、布団に下ろせる」という最大のメリットがあります。
はじめは嫌がられたり体温調整の仕方に戸惑ったりはありますが、たくさんのメリットに比べれば本当に些細な問題です。
スワドルアップ卒業に苦労するという口コミも、裏を返せばそれだけスワドルアップの効果が高かったということ。
赤ちゃんが安心してたっぷり睡眠がとれるということは、パパやママも睡眠時間を確保できたり、家事や自分のための時間が生まれやすくなるということ。
特に産後、体調もなかなか戻らないのに家事も子育ても向き合わなければならないことの多いママにとってはスアドルアップまさに「奇跡のおくるみ」と言えます。
メリットがデメリットを大幅に上回るスワドルアップ、結局のところ、「かなり良い」です!
いざ、購入!でも種類が多くてわからない…違いは?
ステージ1とステージ2の違い
スワドルアップにはいくつかのステージがあり、赤ちゃんの発達段階によって使用するモデルのステージが異なります。
主要なステージは「ステージ1」と「ステージ2」です。
ではこの2つのステージはどこが違い、どちらを選べば良いのでしょうか。2つの使い分けはズバリ、『赤ちゃんが寝返りを打てるか、打てないか』です。
赤ちゃんの発達段階 | サイズ展開 | |
ステージ1 | 新生児から寝返りをするまで | NB/S/M |
ステージ2 | 寝返り後からおくるみ卒業まで | M/L |
寝返りを基準した発達の進み具合と、赤ちゃんの体重でステージ分けとサイズ分けがされています。
ステージ1はフロンントにジッパーがあるだけで全てが一体となったおくるみです。赤ちゃんの腕が上がった状態で固定され、安心感につながるようになっています。
ステージ2は寝返りをしても危険がないように、腕の部分にもジッパーがあり、取り外しができます。
寝返りを打つ前はステージ1を使い、寝返りを打てるようになった後はステージ2のスワドルアップを使うことになります。
ステージ1、ステージ2にはそれぞれ異なるサイズ展開や素材の種類がありますので、見ていきましょう。
ステージ1の種類とサイズ
ステージ1には素材と厚さなどで5種類のモデル分けがされています。ちなみに厚さはTOGという単位で表されていて、数値が高いほど厚く暖かい、数値が低いほど薄く涼しいモデルになっています。
一番スタンダードなのが『オリジナル』で春から冬までオールシーズン使うことができます。
基本的にステージ1のモデルはS(3kg〜6kg)、M(6kg〜8.5kg)の2サイズ展開ですが、オリジナルのみNB(2.2kg〜3.8kg)という一番小さなサイズが用意されています。
我が家の場合、第三子は2800g程度で生まれ、生後10日ほどで3000gを超えていたのでSサイズから使い始めました。NBは2.2kg〜3.8kgという体重区分となるので、それよりも少し小さめに生まれた赤ちゃんにはちょうど良いと思います。
素材に関してはオリジナルから派生して、夏に使う場合には薄手の『ライト』もしくは『バンブーライト』、肌が敏感な赤ちゃんにはオリジナルと同じ厚さで素材にこだわった『オーガニック」、真冬に使うには一番厚手の『ウィンターウォーム』と全部で5種類販売されていますので、主に使う季節や好みで選択する事ができます。
春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
オリジナル | ○ | △ | ○ | △ |
ライト | ○ | ◎ | – | – |
バンブーライト | – | ◎ | – | – |
オーガニック | ○ | △ | ○ | △ |
ウィンターウォーム | – | – | – | ◎ |
オリジナルとオーガニックは春から冬までオールシーズン使用可能です。ただ、夏と冬は中に着る洋服で多少の調節が必要です。夏はスワドルアップの中は肌着のみにする、冬は中に長袖肌着と長袖のロンパースなどを重ねてからスワドルアップを着せます。
反対にライトやバンブーライト、ウィンターウォームは特定の季節に特化されていて、通年の使用はできませんが夏や冬には使いやすいモデルです。
どちらにしろ赤ちゃんの成長は早く、素材とサイズ選びは赤ちゃんの生まれる時期によって変わります。
スワドルアップの一つのサイズの使用期間はSとMでは大体3ヶ月、Lは6ヶ月が想定されます。公式HPではサイズ選びは赤ちゃんの月齢ではなく体重で判断するように謳っていますが、贈り物の際などの選ぶおおよその目安としてS=0〜3ヶ月、M=3〜6ヶ月、L=6ヶ月〜1歳としています。
【ステージ1】
オリジナル:NB(2.2kg〜3.8kg)、S(3kg〜6kg)、M(6kg〜8.5kg)
ライト・オーガニック・バンブーライト・ウィンターウォーム:S(3kg〜6kg)、M(6kg〜8.5kg)
ステージ2の種類とサイズ
ステージ2はサイズがM(6kg〜8.5kg)、L(8.5kg〜11kg)の2種類となっています。
それぞれのサイズに素材や厚さの違いが用意されており、こちらは全部で6種類です。
素材に関してはステージ1のオリジナルにあたる「トランジションバッグ」が一番スタンダードなものです。そこから派生して、春夏に合う薄手の『トランジションバッグライト』、夏場には厚さこそ1.0TOGとトランジションバッグと同じですがバンブーレーヨンを使用した『トランジションバッグバンブーオリジナル』、さらに厚さを0.2TOGにした『トランジションバッグバンブーライト』、真冬に使うには一番厚手の『トランジションバッグウィンターウォーム』とこちらも全部で5種類販売されています。
春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
トランジションバッグ | ○ | △ | ○ | △ |
トランジションバッグ ライト | ○ | ◎ | – | – |
トランジションバッグ バンブーオリジナル | – | ○ | – | – |
トランジションバッグ バンブーライト | – | ◎ | – | – |
トランジションバッグ ウィンターウォーム | – | – | – | ◎ |
【ステージ2】
トランジションバッグ・トランジションバッグ ライト・トランジションバッグ バンブーオリジナル・トランジションバッグ バンブーライト・トランジションバッグ ウィンターウォーム:M(6kg〜8.5kg)、L(8.5kg〜11kg)
選び方
スワドルアップは月齢ではなく体重と寝返りの有無でサイズとステージを選びますが、特にサイズの「M(6.5kg〜8kg)」はステージ1にもステージ2にも存在します。寝返りが打てるかどうかでわかれます。
対応季節 | 2.2kg〜3.8kg | 3kg〜6kg | 6kg〜8.5kg (寝返り前) |
6kg〜8.5kg (寝返り後) |
8.5kg〜11kg | |
---|---|---|---|---|---|---|
【S1】 オリジナル |
春夏秋冬 | NB | S | M | – | – |
【S1】 ライト |
春夏 | – | S | M | – | _ |
【S1】 バンブーライト |
夏 | – | S | M | – | _ |
【S1】 オーガニック |
春夏秋冬 | – | S | M | – | _ |
【S1】 ウィンターウォーム |
冬 | – | S | M | – | _ |
【S2】 トランジションバッグ |
春夏秋冬 | – | – | – | M | L |
【S2】 トランジションバッグ ライト |
春夏 | – | – | – | M | L |
【S2】 トランジションバッグ バンブーオリジナル |
夏 | – | – | – | M | L |
【S2】 トランジションバッグ バンブーライト |
夏 | – | – | – | M | L |
【S2】 トランジションバッグ ウィンターウォーム |
冬 | – | – | – | M | L |
まとめ
今日は「【スワドルアップ レビュー】奇跡のおくるみ『スワドルアップ』を実際に使ってみた。メリットとデメリットは?」について書いていきました。
本記事で書いてきたようにスワドルアップは『奇跡のおくるみ』と呼ばれるほど、赤ちゃんが安心してぐっすりと眠ってくれるようになるおくるみです。
赤ちゃんをベッドに下ろす事ができ、長時間眠ってくれるので、パパやママが体を休めたり、家事や自分の時間が増える、神アイテムです。
僕自身もSサイズだけではなくMサイズまで購入してしまいました。
寝かしつけなどで悩んでいるパパママにぜひだめしてもらいたい製品です。
以上、ヨッシーでした。