【Anker Eufy RoboVac 30C レビュー】アンカーのロボット掃除機『30C』は価格は安いが、Wi-Fi搭載で基本性能を抑えたハイコスパモデル

皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
さて、今日はおすすめの「ロボット掃除機」のお話です。

ママ、ロボット掃除機といえば…?
ルンバでしょ!

ロボット掃除機のパイオニアといえばiRobot社の「Roomba」が有名ですね。我が家も今まで2013年に購入したルンバ「770」を活用していました。
ところが…
最近、少し調子が悪い…


うん…
実働8年間、幾度もバッテリー交換をしていましたが、さすがにほぼ毎日の活躍に勤続疲労も限界値。
というわけで買い替えを検討することになりました。
上を見ればキリがない最近のロボット掃除機市場。良いものでは20万円近いものもあります。

さすがに、無理…
僕が購入した当時はロボット掃除機といえばRoombaというイメージでほぼ一択でしたが、最近では様々なメーカーが力を入れています。
なるべく安くて性能が良いモデルで…2〜3万円くらいならなんとか…


Wi-Fiでスマホ操作ができると良いな…
そこで今回、僕が選んだのが、モバイルバッテリーやプロジェクターで人気の「Anker」社のロボット掃除機『Eufy(ユーフィー)RoboVac 30C』です。
【Anker Nebulaシリーズ 比較&レビュー】人気のアンカー製プロジェクター15機種を徹底比較
実売価格が2万円台半ばと安価にも関わらず、Wi-Fi接続でのスマホ操作もでき、基本性能をしっかりと押さえたコストパフォーマンスが高いモデルです。

Ankerブランドの安心感も高いです。
早速、紹介していきたいと思います。
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Eufy RoboVac 30C 外観・同梱物

「Eufy RoboVac 30C」は天面に傷がつきづらい強化ガラスカバーを採用し、ゴールドのラインで彩られたデザインとなっています。
ガラス面がツルツルで輝き、外観の美しさと高い強度を両立しています。

最近ではホワイトモデルも追加されています。
サイズは約 325 x 325 x 72 mmとなっており、非常に薄型と言えます。
実際、我が家では以前のロボット掃除機では入れなかった高さのスペースに入ることができました。

気になる狭い部分にも入り込んでくれて、より衛生的です。

ダストボックスは青いボタンを押しながら引くことで簡単に取り外すことができます。

ダストボックスの容量は0.6ℓ。

先ほどと同じ青いボタンを押すことで、開けることができます。上部が完全に開くので、ゴミを捨てやすいと感じました。

ダストボックスには3種類のフィルターが付いています。写真の上から…
- 高性能フィルター
- フォームフィルター
- プレフィルター
となっており、全て取り外すことができます。
ダストボックス自体には電気的な部品が付属していないので、フィルターを外すことで「水洗い」をすることができます。
これは本当に衛生的で嬉しい!


裏面はこんな感じです。


裏面上部に2箇所、サイドブラシを取り付けます。

メンテナンス時などには回転ブラシを外すために青いブラシガードを外します。二つの爪を摘んで持ち上げると…

ブラシガードが外れます。

ブラシは1本の構成です。

同梱物は以下の通りです。
- 境界線テープ×2
- 清掃ツール
- 充電ステーション
- 電源アダプター
- ケーブル結束バンド×5
- 交換用フィルター2種
- 粘着テープ
- サイドブラシ×4
- リモコン
- リモコン用単4電池

かなり充実した親切な構成です。

付属するリモコンはシンプルで使い勝手も良いです。
スマホを持っていない人やスマホとの接続をしない人は非常に便利に使えると思います。

充電ステーションの背面には余ったケーブルをしまうことができるので、見た目をすっきりとさせることができます。
ケーブルを整理することで、見た目のすっきりさだけではなく、掃除機がステーションに戻る際に、ケーブルを巻き込んでしまうことを防げます。

Eufy RoboVac 30CをWi-Fi接続でスマホ操作
「Eufy RoboVac 30C」は安価ながら、Wi-Fi機能を備えており、スマホからの操作や設定が可能です。
スマホ接続設定は簡単
スマホ操作をするには、スマートフォンに『EufyHome』アプリをインストールします。

インストール後、アカウントを作成します。

「サインアップ」を選択後、アドレスとパスワードを設定します。

アカウントができたら、次に利用するデバイス(今回はロボット掃除機)を追加(=登録)します。
「デバイスを追加する」→「ロボット掃除機」→「RoboVac 30C」を選択します。

次にEufy RoboVac 30CをWi-Fiに接続するための設定です。
本体の電源を入れた後、Wi-Fiのステータスランプを確認します。

スマートフォンの設定画面を開き、表示されるネットワークの中から「Eufy RoboVac 30C」を選択します。

後は、自動で本体との接続を進めてくれるので待つだけです。
完了するとアプリに持っているデバイスが表示され、操作することが可能になります。

アプリを使って操作や設定をすることができるようになりました。

アプリからスケジュールを設定することができます。
我が家は平日、家族がいない時間に毎日掃除をしてもらい、土日は起動しない設定です。
スマホアプリでの操作は非常に便利で、スケジュール設定だけでなく、出先からの操作もできます。
急な来客が決まっても安心だね!

アプリはしっかりと作り込まれており、『掃除の開始・一時停止・終了やスケジュール設定、モード変更』などの、全ての操作に対応しています。

我が家はロボット掃除機が見えないようにソファの下に設置しているので、本体操作が不要な点は非常に嬉しいポイントです。
スマートスピーカーの音声操作には「国内非対応」
スマホアプリの設定が済み、いじっていると気になる項目が。

スマートリンク?
もしかしてAlexaと連携して、音声操作での起動ができるのかも…と淡い期待を抱いて、操作を進めてみました。

「スマートリンク」→「amazon alexa」を選択すると…
日本語表示ではなく、英語表示となり、何やら説明が書かれています。
Alexaアプリで関連スキルを有効にするといったいった内容ですが…

もしやこれは…

やはりスキルを検索しても見つかりませんでした。
よくよく調べてみると公式HPには以下のように書かれています。
現在日本市場では、AlexaのRoboVacスキルに対応しておらず、Eufy GenieとRoboVacの組み合わせにてご使用いただくことができません。
Anker公式HP
「Eufy Genie」とはAnkerが販売するAlexa対応のスマートスピーカーです。つまり日本市場ではRoboVacはAlexaとの連携はできないということでした。

う〜ん、残念。
ただ、赤外線リモコンに対応しているので、スマートリモコンに学習させると、Alexaの音声操作が可能になりました。
【ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4 レビュー】アレクサとの連携で家電を音声操作
Eufy RoboVac 30Cを起動、その吸引力は?
では実際にEufy RoboVac 30Cを起動してみましょう。
今まで使っていたロボット掃除機に比べて、吸引力や静音性はどうでしょうか?
静音性・動作
動画では室内で反響してしまい、音が大きく聴こえてしまっているのですが、起動して最初に感じたのは「音が小さい」でした。
これは実はオクサンも最初の一言で言っていたことです。
今まで使っていたロボット掃除機は動作音が大きく、正直、起動中は同じ部屋にいることはできませんでした。
一方、このEufy RoboVac 30Cは静音性が高く、同じ部屋にいても苦になりません。
本当に動画ではうまく伝えられないのですが、8年近くロボット掃除機を使ってきた身として、この静音性は間違いないです。

動かしていると、その薄さゆえ今までにのロボット掃除機では挟まらなかったところに挟まって動けなくなっていました。
そこで同梱の境界線テープを使うことにしました。
必要な長さを切って、付属の両面テープで固定します。



これでEufy RoboVac 30Cが境界線テープより奥に行かないようになり、挟まらなくなりました。
さらに、境界線テープを使うことで、掃除させたくない場所や部屋を区切ることができます。

吸引力
公式HPには「パワフルな吸引力(最大1500Pa)」との表記がありますが、実際にこれをルンバと比べることは、カタログに吸引力の表記がなくできませんでした。
ただ、掃除機をかけていなかった土日明けの月曜日に「Eufy RoboVac 30C」を起動すると…


非常に多くのゴミを集めてくれました。

これはすごい!
でも、恥ずかしい…



そしてダストボックスも、水洗いできて非常に清潔です。
すごく衛生的でいいね!

まとめ
今日は「【Anker Eufy RoboVac 30C レビュー】アンカーのロボット掃除機『30C』は価格は安いが、Wi-Fi搭載で基本性能を抑えたハイコスパモデル」について書いてきました。
「Anker Eufy RoboVac 30C」は2万円代半ばの価格設定ながら、Wi-Fi機能が搭載されているため、スマートフォンからも操作できます。
吸引力もあり、価格に対しての満足度は非常に高い製品です。
「初めてロボット掃除機を買うので、あまり高いものは…」や「買い替えたいけれど予算が…」という方には非常にお勧めのモデルです。
以上、ヨッシーでした。