【ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4 レビュー】アレクサとの連携で家電を音声操作
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
我が家ではスマートスピーカーを各部屋に取り入れて、音楽ストリーミングサービスを利用しています。
Alexa、楽しい音楽をかけて!
はい、Apple Musicでプレイリストを再生します。
と、非常に便利なのですが、スマートスピーカーの魅力はこれだけではありません。
家電や照明の音声操作も、大きな魅力ですね。
とはいえ、初めからスマートスピーカーに対応した家電はまだまだ少なく、高価なイメージ…現実的に全て新しくする事はできません。
そこで今ある家電や照明などを音声でオンオフなどの操作ができるようにするための「スマートリモコン」を導入しました。
我が家は数あるスマートリモコンの中から、「ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4」を選びました。
というわけで、今回は「【ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4レビュー】」の記事について書いていきたいと思います。
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RS-WFIREX4 概要
RS-WFIREX4 とは?
「RS-WFIREX4」はラトックシステムが販売する、スマートスピーカーに対応した超小型家電リモコンです。
一般的にはスマートリモコンと呼ばれます!
スマートリモコンを、テレビなどに付属する一般的な赤外線リモコンと比較して凄いと感じる点は以下の通りです。
①複数の機器(テレビ、エアコン、Blu-rayレコーダーなど)のリモコンとして機能する。
②本体自体にはボタンはない。
③スマートスピーカーやスマートフォンから操作する。
④乾電池ではなく、コンセントに繋げて使う。
⑤タイマー設定で日々、希望の時間に希望の動作が可能
⑥宅外からも操作可能
環境構成
実際に必要となるものは以下の通りです。
・RS-WFIREX4
・スマートスピーカーやスマホ
・Wi-Fi環境
・赤外線リモコンで動く家電
これらをネットワークで繋げることで、スマートリモコン(RS-WFIREX4)が機能します。
【IoTで我が家をスマートホーム化】アレクサとハブ、スマートリモコンの導入で家電・照明を音声操作可能に!
スペック
名 称 | スマート家電リモコン |
---|---|
型 番 | RS-WFIREX4 |
対応スマートフォン・タブレット | Wi-Fi接続に対応した下記のスマートフォンまたはタブレット ●iOS 9.3以降を搭載した機種 ●Android 4.4以降を搭載したスマートフォン、タブレット ※最新のiOS/Androidバージョンにアップデートしてお使いください。 |
対応スマートスピーカー・サービス | Amazon Alexa搭載スピーカー(Amazon Echoなど) Google アシスタント搭載スピーカー(Google Homeなど) ドコモAI エージェントサービス my daizTM Siriショートカット(iOS12以降) IFTTT(サービス名:RATOC Remocon) |
対応環境 | Wi-Fiルーターが設置され、使用可能なこと ※クラウドサーバー利用に伴う課金はありません。 |
対応リモコン | 各種赤外線リモコン(SONYフォーマット、NECフォーマット、家電製品協会フォーマット、その他メーカー独自フォーマットなど) ※プリセット(登録済みリモコン)については、プリセット一覧にてご確認ください。 ※RFリモコンなど赤外線通信以外で制御するリモコンには対応していません。 ※すべてのリモコンでの学習および動作を保証するものではありません。 |
赤外線部(有効範囲) | 水平方向:最大360°、垂直方向:最大180° 最大30m ※家電製品(受信側)の性能により異なります |
無線部 | 準拠規格:IEEE 802.11 b/g/n 使用周波数帯域2.4GHz セキュリティー:WPA/WPA2-Personal |
センサー | 温度・湿度・明暗センサーを搭載 |
ソフトウェア(アプリ) | スマート家電コントローラ(iOS/Android) ※App Store、Google Playより無償ダウンロード |
電源 | +5V 1A(Micro-USB ポートより供給) ※別途USB ACアダプター(5V/1A以上)が必要です。Apple純正 USB 電源アダプターなど、品質が確保されたものをご使用ください。 |
消費電流 | 赤外線未送信時(待機時):150mA 赤外線送信時:900mA |
使用温湿度範囲 | 温度:0~40℃、湿度:10~90%(ただし結露なきこと) |
保存温湿度範囲 | 温度:-20~45℃、湿度:10~90%(ただし結露なきこと) |
外形寸法・重量 | 45×45×15 mm(突起部含む) ・約16g |
添付品 | USB Micro-Bケーブル、セットアップガイド、保証書(1年) |
RS-WFIREX4 を選ぶ訳
数種のセンサーを内蔵
温度センサー・湿度センサー・明暗センサーを内蔵しているので、設置されている部屋の状況を細かく把握しています。
IFTTT(イフト)対応
「IFTTT(イフト)」という機能に対応しているため、「もし〇〇したら△△する」という設定が可能になります。
①室温が10℃を下回ったら暖房をオン
②湿度が20%以下になったら加湿器をオン
③室内が暗くなったら照明をつける
小型・軽量
様々なスマートリモコンが販売されていますが、このRS-WFIREX4は非常にコンパクトに仕上がっています。
45mm×45mm×15mmという小さな本体で重さも約16gで、部屋に設置しても目立ちません。
プリセットリモコンの多様さ
SONYやPanasonic、東芝など主要メーカーのテレビ、レコーダーなど身の周りの家電のプリセットリモコンのデータが500種類以上、登録されています。
そのためほとんどの家電はモデルを選択するだけで、使用することができます。
登録のないものも手動で学習(登録)する事ができます。
主要スマートスピーカーに対応
以下の主要なスマートスピーカーでの音声操作に対応しています。
・Amazon EchoのAlexa
・Google HomeのGoogle アシスタント
・Apple HomepodのSiri
タイマー機能
タイマー機能を持たない家電製品やAV 機器でも、RS-WFIREX4を使えばタイマーで作動させることができます。いつ、どのような操作をするかは、アプリで指定して本体に書き込みます。
※登録できる件数は最大28件
マクロ機能
スマホアプリから操作する場合、一つのボタンに複数の動作を設定するマクロ機能を設定する事ができます。
たった1回、ボタンをタップするだけでテレビとエアコン、照明を同時につけたり…と設定とアイディア次第で様々な指示が可能です。
Alexaでの音声操作でも定型アクションで、一言の音声指示で複数の動作を設定できます。
RS-WFIREX4 外観・同梱物
外箱
本体は非常にコンパクト。
裏面には壁掛け用の穴があります。
背面には給電用のMicroUSBのポート、赤外線の信号を送った時に光るLED、ルーターとの接続に使うWPSボタンがあります。
同梱物はMicroUSBケーブルのみでアダプタは別途用意する必要があります。
ケーブルは設置の際、壁などに馴染みやすいきしめんのような形状です。
RS-WFIREX4 設定
RS-WFIREX4を使用する際には以下の流れで設定を進めていきます。
基本的にはアプリの指示に従うので簡単です!
アプリ「スマート家電コントローラ」のインストール
まずは公式のアプリをインストールします。
ユーザー登録
アプリの初回起動時にユーザー登録を行います。
①メールアドレス、パスワードを設定
②設定したメールアドレスに届いた「本人確認用コード」を入力
すぐに終わります。
Wi-Fi設定
アプリの指示に従いながら、RS-WFIREX4を自宅のWi-Fiに接続します。
流れは以下の流れです。
まずは所有している機種を選択。
リモコンを電源に接続。
「QRコード読み取り」を選択して、本体裏面のQRコードをスキャン
本体裏面の親指で隠している部分にQRコードがあります。
繋げたいルーターを選択して、Wi-Fiのパスワードを入力。
最後にリモコンの名前を決めたらWi-Fi設定が終了です。
結構、簡単だね。
操作する家電の登録
無事にWi-Fiと接続されるとアプリから状況の把握や操作、設定ができるようになります。
今回は試しに、ソニー製のテレビを登録したいと思います。
基本的にはプリセットでデータがあるので、当てはまる項目を選択していくだけです。
右上のハンバーガーメニューをタップ。
家電製品の追加を選択。
テレビを選択。
ソニーを選択。
持っているテレビの型番を選択。
生成されたリモコンが作動するか、実際にチェック。大丈夫ならば終了を選択。
かんたん!
スマートスピーカーの登録
ここまで設定で、スマホアプリからの操作は可能です。
さらにスマートスピーカー(Alexa)で音声操作をしたい場合は、以下の手順でスマートスピーカーの設定をします。
音声操作・2種類のスキル
Alexaを使って「RS-WFIREX4」の音声操作をする場合、Alexa端末に「スキル」を有効にする必要があります。
実はスキルは2種類あります。
スマートホームスキルと呼ばれる「スマート家電コントローラ用スマートホーム」とカスタムスキルと呼ばれる「スマート家電コントローラ」の2つです。
スマートホームスキル
スマートホームスキルはAmazon Alexaが用意している標準スキルです。
Alexaで「スマート家電コントローラ用スマートホーム」スキルを有効にすることで家電を音声操作することができます。
- 「アレクサ、暖房をつけて」
- 「アレクサ、エアコンを20度にして」
- 「アレクサ、テレビを8チャンネルにして」
- 「アレクサ、照明をつけて」
- 「アレクサ、お除機ロボットをつけて」
などのような言い方で家電操作ができます。
スマートホームスキルのメリットとしては、「Alexaの定型アクション機能が使える」、「最大50台までの家電を登録可能」、「複数のRS-WFIREX4を登録・使用できる」という点が挙げられます。
自然な声かけで操作できます。
カスタムスキル
カスタムスキルは、メーカー(ラトックシステム)独自のスキルです。
メーカーが作ったスキルなので、細かい点に融通が効く自由度の高い操作が可能です。
Alexaで「スマート家電コントローラ」スキルを有効にすることで、
- 「アレクサ、家電リモコンを使って、暖房27度にして」
- 「アレクサ、家電リモコンを使って、チャンネルを8にして」
などのような言い方で家電操作が可能です。
毎回、「家電リモコンを使って」と言わないとならないのが、不自然かつ面倒なのですが、その分、エアコン操作など自由度の高い操作が可能なのが特徴です。
家電名を言わなくても操作できます。
ちなみに、Echo Showシリーズなどのディスプレイ付きモデルならば、スクリーン操作や内蔵センサーの情報表示が可能です。
RS-WFIREX4 使用感
設置、設定は非常に簡単な印象です。ラトックシステムは日本のメーカーなので説明なども親切でわかりやすく、安心できるポイントです。
スマホアプリは、非常に便利で、『外出先からエアコンを電源をオンにして、自宅に着く頃に部屋が暖まっている』などの使い方ができます。
音声操作に関しては、僕はほとんど『スマートホームスキル』しか使っていません。
やはりカスタムスキルの「家電リモコンを使って」と言う言葉が煩わしく感じてしまいます。
子育てしていて非常に便利に感じるのは、以下のような状況です。
①料理をしている時に、音声でテレビのチャンネルを変える
②食事中、テレビを見すぎてご飯を食べないのでテレビを消す
③家を出る時に「アレクサ、行ってきます」という言葉で定型アクションを発動し、テレビ・エアコン・照明をいっぺんに消す
手が離せない時に便利です。
まとめ
今日は「【ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4 レビュー】アレクサとの連携で家電を音声操作」について書いてきました。
RS-WFIREX4は、価格が手頃なのに性能・機能が充実した製品です。
価格は抑えられているのに、温度・湿度・明暗のセンサーを内蔵していて、「スマートリモコン」で可能なことのほとんど全てが実現できます。
もしスマートリモコンの購入を検討しているのならば、間違いなく選択肢に上がり、最もオススメできる製品です。
以上、ヨッシーでした。