【SwitchBot ロック Pro レビュー】今、一番おすすめの最強スマートロック
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今日、紹介するのは様々なIOT機器で人気を博すSwitchBot社の新しいスマートロックです。
家電のスイッチを自動で押してくれる『ボット』で有名になった同社ですが、これまでもスマートロック製品『SwitchBot ロック』を販売していました。
そして今回、「ただドアロックをスマート化する」だけではなく、より細かなニーズにアプローチしたワンランク上のスマートロックが発売されました。
それが今回紹介する『SwitchBot ロック Pro』です。
市販の99%のサムターンに対応する無段階の可変構造や一般的な単3電池に対応した9〜12ヶ月のバッテリー寿命など今までのスマートロックをさらに突き詰めた機能を誇っています。
ボタンをワンタッチするだけで解錠できたり、指紋認証など15種類もの解錠方法からシーンに応じて選ぶことができたりと、まさにスマートロックの最高峰、フラッグシップモデルと言える仕上がりは『Pro』の名に相応しい仕上がりです。
もともと他社製のスマートロックを使っており、大きな不満もなかった僕ですが、その高性能に思わず、ポチッと購入してしまいました。
開封から設置、使い勝手までまとめていきますので、一緒に見ていきましょう!
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SwitchBot ロックPro 概要
外観
こちらが外箱です。SwitchBot製品の代名詞と言える白と赤のパッケージデザインではなく、オールブラックの高級感あるデザインとなっています。
Appleなどの製品を彷彿とさせる外観は、それだけでSwitchBot社の本気が伝わってきます。
まさに『Pro』仕様です!
蓋を開けてみると、こちらも本体が現れます。今までのSwitchBot製品の開封では感じなかった高揚感と緊張感があります。
取り出して保護フィルムを剥がしてみました。左にあるのはサムターンを挟み込むアタッチメントです。
ボディには航空宇宙産業レベルのアルミニウムが使われています。
僕は他社製のスマートロックをいくつか使ったことがあるのですが、どれもプラスチックのような素材でした。
この『SwitchBot ロックPro』はヒヤッとした冷たさを感じるアルミニウム。カラーリングも艶消しのブラックで非常に高級感があります。
側面です。形状は一般的なスマートロックと同じですね。
ただ、他のスマートロックと異なるのはその高さ調整の方法です。
一般的なスマートロックは2〜3種類の異なる高さのアタッチメントを挟むことで高さを調整しますが『SwitchBot ロック Pro』はドライバーでネジを回すことで無段階の高さ調整が可能です。
様々な高さのサムターンがありますが、最大62mmの高さまで対応することができます。
裏面です。
3M製の両面テープがあらかじめ貼ってあります。サムターンを回す回転軸もあります。
電池カバーはマグネット式で簡単に外せます。バッテリーを取り出したいときは左右の留め具を回転させます。
合計で4本の単三電池を入れることができます。
他のスマートロックよりも親切だな、と感じたのは接着用の両面テープが最初から貼られていたり、電池が予め入れられており初めての使用は絶縁テープを引っ張って抜くだけで良いという点です。
細かなことだけど、ユーザー目線を感じます。
同梱物
続いて同梱物の紹介です。
左から予備のネジ、マグネットセンサー用の両面テープ予備、貼り付け前の清掃用ウェットワイプ、本体貼り付け用の両面テープ予備、接着促進剤です。
両面テープではなくプレートを使った取り付けをする場合に使うプレートとその使用ガイドです。
マグネットセンサーです。『SwitchBot ロック Pro』近くのドアフレームに貼ることで開閉を感知してくれます。
調整ネジを回すためのドライバーとしっかりと接着できるように使う接着補助テープです。
取扱説明書などです。
SwitchBot ロックPro 取り付け可否
スマートロックを導入する際に一番心配なのは「うちの玄関のサムターンは対応しているのかな?ちゃんも取り付けることができるのか?」ということかと思います。
『SwitchBot ロックPro』は他のスマートロックと比べて、サムターンに取り付けるアタッチメントが選択式ではなく、無段階の可変構造になっているため99%のサムターンに対応することができます。
とはいえ、取り付けるまで不安はあると思いますので購入前に確認してみましょう。
サムターンの形状を確認
『SwitchBot ロック Pro』は無段階可変構造 になっています。アタッチメントの挟み込む部分は0~23mmの幅で調整が可能なので様々なつまみに対応します。これらは無段階可変構造のアタッチメントで対応可能なつまみの一覧(一部抜粋)です。
もし自宅のサムターンが特殊な形状で対応外の場合でも、3Dプリンター部品サービスを利用することで対応可能です。
サムターンの写真を添付して、SwitchBotサポートセンターにお問い合わせてみましょう。
つまみの中心からドア枠までの距離を確認
ドアを閉めた状態でつまみ(サムターン)を縦にして、その中心からドア枠までの距離を確認します。
その時に40mm以上の距離がないと、ドアを開く時に『SwitchBot ロック Pro』本体がドア枠に当たってしまうため、使用することができません。
設置位置・方向の確認
サムターンの台座の形状によって、『SwitchBot ロック Pro』を上方向、下方向と上下を反転させたり、横方向から設置するなど自宅のドアに最適な設置方法を確認しましょう。
『SwitchBot ロック Pro』はドア面に設置するプレートの高さを自由に調整することができます。
プレートは4本のネジで本体に固定されています。付属のドライバーでネジを外すことで9段階で調整可能です。
台座を調整することで台座からつまみの先端まで最大62mmまで対応することができます。
丸型台座の場合
サムターンが丸型の大事の場合、台座の半径が30mm以内、つまみの奥行きが5mm以上、つまみと台座を合わせた奥行きが62mm以内である必要があります。
角形もしくは大型台座の場合
台座が角型もしくは大型の場合、まずは上方向の取り付けか横方向の取り付けかを検討します。サムターンの中心から台座の上端までの長さが30mm以内であれば、上方向からの取り付けになります。30mm以上であれば横方向での取り付けを検討しますが、この場合もサムターンの中心から横端までの長さが30mm以内である必要があります。
この場合も、つまみの奥行きなどの条件は5mm以上、62mm以内と変わりません。
1ドア2ロックの場合
ドアに2つのサムターンがついている場合には、『SwitchBot ロック Pro』を2つ用意する必要があります。
取手部分が干渉しなければ、2つとも上方向からの設置で問題ありませんが、図のように干渉してしまう場合は下方向からの設置も検討しましょう。
高さ調節プレートと併せて使用することで対応可能
中には高さ調節プレートと併せて使用することで対応可能となるサムターン台座もあるので、その場合は追加で高さ調整プレートを購入することになります。
SwitchBot ロックPro 初期設定
本体の取り付け(設置)
さて、ここまで取付の可否を確認してきました。ここからは実際の取り付け(設置)になります。
実際に設置するサムターンをサムターンホルダー(アタッチメント)を挟み込み、付属のドライバーでネジを閉めて固定します。この時、できるだけ回転の中心に合わせて取り付けます。
一度、すべてのネジを外すことで、本体の高さを調整することができます。ドアのサムターンの高さに合わせて、ネジで固定します。
まだ超面テープは剥がさずに、設置の位置や方向、サムターンがスムーズに回転するかを確認します。
付属のクリーニングティッシュで設置面をきれいにします。
付属の接着促進剤を塗布し、1分待ちます。塗布する時には手袋等をするようにしましょう。
両面テープを剥がして、本体を事前に決めた設置位置に貼り付けます。両面テープの接着を安定させるため、本体を2分以上強く押し付けます。
本体をしっかりと固定するため、付属の青い固定補助テープで本体を固定します。テープをしっかりと引っ張りながら固定し、48時間このままテープで固定します。
本体の設置位置に合わせて磁石を取り付けます。本体と磁石の水平距離が30mm以内になるよう場所を決め、両面テープを剥がして60秒ほど強く押し付けます。
ここまでで本体の設置は終了です。我が家のドアは2つのサムターンがあるため、2つのロック Proが必要でした。そのため、もう一つロックを設置しました。
強力な両面テープで固定するため、一度貼ってしまうとなかなか貼り直しは難しく、非常に緊張する作業です。なかなか決められた位置に真っ直ぐに設置するjことがむずかしいので、写真にも若干写っていますが、位置を決めたり、ずれを防ぐために養生テープを使いながら設置しました。
緊張とできるだけ正確に設置するため、何度も確認しながら丁寧に設置したため、2つのロック Proを設置するのに1時間ほどかかってしまいました。
貼り直しが効かないため、非常に緊張します。
アプリとの連携・解錠位置の確認
無事に設置ができたら、本体から絶縁シートを引き抜き、通電します。
写真のようにLEDがゆっくりと点滅したら、通電完了です。ここからは『SwitchBotアプリ』と連携させて設定を進めます。
スマートフォンで『SwitchBotアプリ』をインストール(すでに他のSwitchBotシリーズを持っていてアプリがあればアプリを開くだけでOK)します。
アプリのホーム画面右上の「+」アイコンをタップして、デバイスの追加画面を開きます。
ロックProが検出されたら選択し、名前や設置するルームを決定します。あとはアプリの指示に従って解錠・施錠位置を確認し、記憶させます。一つのドアにサムターンが一つで、ロックProも一つだけでいい場合はこれで使用できるようになりました。
ツインロックモードの設定
もし自宅のドアが1ドア2ロックの設置の場合は、もう一つのロックProも同様の手順でアプリに連携させ、ツインロックモードの設定を行います。
設定はアプリから簡単に進められます。
「ツインロックモード」の項目に表示されるの「設定へ」をタップします。
この際、2つの『ロックPro』が必要となるので、可能であれば先に2つともアプリに登録してしまいましょう。2つの『ロックPro』のひとつがメインデバイス、もうひとつがサブデバイスとなります。
1つしか設定してなくても、ツインロックモードの設定中に追加できるので、安心してください。
ふたつのデバイスが登録できたら、先ほどのツインロックモードの設定からサブデバイスを選択します。
あとはアプリが勝手に2つの『ロックPro』を紐付けしてくれます。
紐付けが済むと、ツインロックモードの名称を決めることになります。我が家ではそれぞれのロックProを『ロックPro(上段)』『ロックPro(下段)』と名付けていたのですが、ツインロクモードで紐付けした2つを『ロックPro』という一つの名称で表示することにしました。
これで、玄関のふたつの『ロックPro』が一つにまとまって表示され、ふたつが連動して動くことになりました。どちらかを開ける/閉める動作をさせると、連動してもうひとつも同じ動きをしてくれるのでとても楽です。
これで、設置からアプリへの登録という初期設定が終了しました。スマートフォンからの操作で施錠解錠ができるようになりました。
アプリも設定し、48時間立ったら固定用のテープを剥がして完成です。ぐらつきもありません。
SwitchBot ロックPro 特徴
選べる施錠/解錠スタイルが多彩
『SwitchBot ロックPro』にはたくさんの魅力がありますが、その施錠/解錠のスタイルの選択肢の多さも魅力のひとつです。
- ドアの前でアプリ(Bluetooth接続・近距離)
- どこからでもアプリで遠隔操作(ハブミニ/ ハブ2が必要)
- ウィジェット操作(ハブミニ/ ハブ2が必要)
- 音声操作(ハブミニ/ ハブ2、スマートスピーカーなどが必要)
- リモートボタン操作(SwitchBotリモートボタンが必要)
- NFCタグ開錠(SwitchBot タグが必要)
- 指紋解錠(SwitchBot 指紋認証対応キーパッドが必要)
- パスワード(SwitchBot 指紋認証対応キーパッド/キーパッドが必要)
- NFCカード解錠(SwitchBot 指紋認証対応キーパッド/キーパッドが必要)
- AppleWatch(AppleWatchが必要)
ドアの前でスマホアプリで解錠できるのはもちろんですが、ロック用のアクセサリーやその他のSwitchBot製品と一緒に組み合わせることで、いろいろな方法で施錠/解錠することができます。
とくにハブミニ/ハブ2は他のSwitchBotシリーズを使う上でも、絶対にあったほうがいいのでぜひ導入してください。職場でアプリに自宅ドアの施錠/解錠のリアルタイム情報が届きます。その際、指紋認証やNFCカードに名称がつけてあるので「誰が開けたか」がわかるので、便利です。
小学生のムスメが帰宅したことがわかるので安心です。
❹音声操作と❺SwitchBotリモートボタンによる操作は自宅内から解錠したい時(家族の帰宅や知り合いの来宅など)に使う機能です。リモートボタンをドアの外に設置したり、スマートスピーカーを玄関に設置してしまうと誰にでも鍵を開けられてしまい危険なので注意しましょう。
❻のNFCタグによる解錠はSwitchBotタグを購入し、ドア前に貼っておくことでアプリをインストールしたスマホをかざすだけで施錠/解錠ができます。この場合、1枚のNFCタグに登録できる動作はひとつなので、解錠用と施錠用の2枚が必要です。
❼〜❾の指紋認証対応キーパッドやキーパッドを使った解錠方法はSwitchBotの『ロックPro』を導入するのであれば、是非、導入して欲しい機能です。
僕も指紋認証が欲しくて他社から買い替えました!
小学生のムスメも鍵を持ち歩かずに済みますし、未就学児の長男も指紋認証で「ピッ」と鍵の開け閉めをしています(もちろん、親が一緒です)。
99%のサムターンに対応
『SwitchBot ロックPro』はなんと市販の約99%のサムターンに対応しています。
いままでのスマートロックは3種類程度のアタッチメントで自宅のサムターンに合うもの(近いもの)を選ぶ形ですが、ロックProは違います。無段階可変構造(対応範囲0~23mm)で手のようにしっかりとドアロックを掴み、ほとんどのサムターンをぴったりと挟み込んでくれます。
また、ドアに直接本体を接着する際も、プレートの高さ(台座からつまみの先端までの高さ:最大62mm)を自由に調整することができます。こちらも今までのスマートロックは何種類かのスペーサが入っており、その中から選んで設置する形でした。
このふたつのシステムでほとんどのサムターン、どのような形の鍵にもしっかりフィットしてくれるよう設計されています。
バッテリー寿命が長い
一般的なスマートロックは小型化のためにカメラ用の電池(CR123Aリチウム電池)をメイン2本、予備2本で運用するスタイル。この電池はあまり一般的ではないので単価が高いのがネックでした。そして小型のため、容量も少なめ。
『SwitchBot ロックPro』はより一般的な単三電池4本で動く点がポイントです。CR123Aと比較してより安く手に入る電池です。コストは3分の1程度になります。ちなみに同梱されているのは単三電池4本は合計で9~12ヶ月間(270日)使える長寿命バッテリーです。
さらに今後発売予定のはメイン/サブ二系統充電式バッテリー(2024年1月発売予定)を利用すれば、メインバッテリーが切れた場合でも自動的にサブバッテリーに切り替えて給電されます。A/Bどちらかの系統で駆動するので、片方を外して充電している間もロックProは途切れず使うことができます。完全なバッテリー切れによる閉め出しの確率を下げることができます。
ワンタッチの解錠(自宅内から)が便利
こちらも一般的なスマートロックとの比較ですが、他のスマートロックは開閉の際に、つまみを回さなければなりません。しかし『SwitchBot ロックPro』はワンタッチでボタンを押すだけで開けることができます。
小さなことですが、毎日何回も行なう動きなので、このワンタッチは非常に便利です。
ひとつ注意が必要なのが、小さなお子さんがいるご家庭。便利なのは良いのですが、子どもにとっては諸刃の剣になってしまうことも。
子どもがボタンを押してしまうと、玄関の鍵が開いてしまうので管理が必要です。知らない間に子どもだけが家の外に…なんてことは恐ろしいので、機能を切る、もしくはダブルクリックでの開錠に設定するなど、家庭の状況によってカスタマイズしてください。
防犯機能が豊富
『SwitchBot ロックPro』は防犯面の機能も充実しています。
マグネットセンサーによるオートロックを搭載しているので、タイマー式のスマートロックよりも状況に合わせた施錠が可能です。
以前使っていたスマートロックはタイマー式で、ドアが開いているかどうかを判別する機能はなかったので、ドアが完全に閉まっていなくても(浮いていても)、そのまま鍵を閉めようとしてドアが浮いままになっていることもありました。それでもアプリ上は鍵が閉まっていると認識しているのです。
その点、『SwitchBot ロックPro』はドア横に設置したマグネットセンサーとの位置関係で、ドアが開いているのかどうかを判断してくれるので開いている状態であるか正確に教えてくれます。ドアの開閉状態に基づいて自動で施錠を行なうため、タイマーロックよりも安全で確実です。
そしてSwitchBotアプリを通じて、どこにいても一括でドアとロックの状態を管理することができます。
ドアが開きっぱなしになっている通知や警報、鍵かかかっていない通知や警報はもちろん、解錠施錠の記録が出先からでも確認できます。この機能のおかげで家族の出入りも把握できて安心です。
遠隔で自宅外からアプリで開錠しようとすると、「リモート解錠しますか」と注意喚起のアラートがでます。誤動作で鍵を開けてしまわないよう細やかな配慮がされています。
指紋認証付きキーパッドでより高機能に
別売りの指紋認証付きキーパッドを使うと、より便利に、より安全に使うことができます。
実は僕がスマートロックを他社から買い替えた理由の一つがこの「指紋認証機能」です。
以前のものは自宅に近づくと自動で鍵を開けてくれるのですが、自転車を停めている間に再び閉まってしまったりするので、結局自分でスマホを操作して開ける必要がありました。
そして小学生の娘にもスマートロックのキーを渡していたのですが、面倒なのか必ずインターホンを押して、僕に開けさせる…鍵を持たせた意味がありません。
そこで指紋認証機能に子どもたちの指紋を登録したところ、しっかりと認証してくれました。9歳の娘だけでなく6歳の息子の指紋でも解錠することができます。ただ、少し6歳の息子の指紋は認識しにくいように感じました。ちなみに登録できる指紋の数は100個です。
キーパッドもついているのでパスワードを設定することで、パスワード解錠をすることができます。
ひとつ注意したいのは、入力ミスが続くと指紋認証やパスワードが凍結されること。防犯面では安心なのですが、子どもが遊ぶと凍結されてしまうので注意も必要です。
でもさ、パスワード解錠するとき人に見られないかな?
大丈夫!その点も心配ないよ!
本当のパスワードを仮想パスワードで挟むことで本当のパスワードを知られないようにすることができます。
例えばパスワードが「12345」だとしたら「38912345847」と適当な数字に挟み込むことで、パスワードをバレないようにしてくれるんです。
パパ、これすごく便利で安心だね!!
その他にも友人や家族が訪ねてきた時などに使える期間限定パスワードやハウスキーピングサービスの際に発行するワンタイムパスワードなどセキュリティ面も安心です。
SwitchBot製品と連動したスマートホーム化
多くのスマートロック製品が売られていますが、SwitchBot社製のスマートロック『ロック/ロックPro』の強みは同社のIOT製品と連動して、簡単にスマートホームできるところ。
シリーズ商品である『SwitchBot ロックPro』の動作と紐づけて、生活を便利にすることができます。
- 外出時、ドアが施錠されるとエアコンと照明が消されて、ロボット掃除機が作動
- 帰宅時、ドアが開くとリビングの照明やエアコン、テレビがオン
- 帰宅時、ドアが開くとお風呂の給湯ボタンにつけたボットが作動して、お風呂を沸かす
- ドアの開閉があった時に見守りカメラが作動、録画
SwitchBotシリーズを組み合わせると生活がどんどん便利になります。アイディア次第でさまざまな連動を生み出すことができるのが楽しいところです。
他にもSwitchBot製品のレビューをしていますので是非ご覧ください!
ロックとロックProの違い
他社製のスマートロックも多くありますが、同じSwitchBot社のスマートロックにも『SwitchBot ロック』と『SwitchBot ロックPro』の2種類があります。
違いを教えて?
もちろん!
では2つの違いを表にまとめてみました。一緒に見てみましょう。違う部分は赤字で表してみました。
SwitchBot ロック | SwitchBot ロック Pro | |
---|---|---|
外観 | ||
デザイン | クラシックノブデザイン | 丸型ノブデザイン クイックキー:ワンタッチで施解錠 ※ボディには航空宇宙産業レベルの アルミニウムを使用 |
アタッチ メント | S/M/Lの3サイズ用意 ※特殊構造のツマミは3D プリンター部品で適応可能 | 無段階可変構造 ※特殊構造のツマミは3D プリンター部品で適応可能 |
解錠方法 | スマホアプリ・Apple Watch・遠隔操作・音声操作 ウィジェット操作・指紋解錠・パスワード NFCカード解錠期間限定パスワード/指紋解錠 ワンタイムパスワード解錠・鍵の共有 1ドア2ロック対応・NFCタグ解錠 リモートボタン操作・物理鍵もそのまま使用可能 | スマホアプリ・Apple Watch・遠隔操作・音声操作 ウィジェット操作・指紋解錠・パスワード NFCカード解錠期間限定パスワード/指紋解錠 ワンタイムパスワード解錠・鍵の共有 1ドア2ロック対応・NFCタグ解錠 リモートボタン操作・物理鍵もそのまま使用可能 |
バッテリー 種類 | リチウム電池(CR123A) | 単3電池 専用充電バッテリー(別売) |
バッテリー 寿命 | 6ヶ月 | 9ヶ月(単3電池) 12ヶ月(専用充電バッテリー) |
微電流解錠 | – | ○ (電池残量が不足している場合でも 30秒間だけ応急で解錠可能) |
磁気感知式 オートロック | ドアの開閉状態を感知して、自動で施錠 | ドアの開閉状態を感知して、自動で施錠 |
ロックやドア の開閉状態を 常時把握 | 未施錠やドアが開けっぱなしを 自動で通知を送信 | 未施錠やドアが開けっぱなしを 自動で通知を送信 |
バッテリー残量 低下のお知らせ 機能 | アプリ通知、メール通知 バッテリー残量低下アラート | アプリ通知、メール通知 バッテリー残量低下アラート |
指紋認証パッド との連携でできること | 仮想パスワード、緊急パスワード/緊急指紋 連続入力ミス警報、連続入力ミス通知 | 仮想パスワード、緊急パスワード/緊急指紋 連続入力ミス警報、連続入力ミス通知 |
データの保護 | 銀行にも導入されている AES-128暗号化アルゴリズムを採用 | 銀行にも導入されている AES-128暗号化アルゴリズムを採用 |
エコシステム | Matter/Alexa/Google Assistant Siri Shortcuts/IFTTT | Matter/Alexa/Google Assistant Siri Shortcuts/IFTTT |
設置方法 | 3Mテープで貼付け ネジで固定 | 3M粘着テープV2.0 (粘着効果が2倍に) ネジで固定 |
価格 | 11,980円 | 15,980円 |
共通する部分も多いですが、まずは見た目が大きく異なります。ロックはプラスチックの筐体なのに対して、ロックProはアルミニウム製で高級感があります。真ん中のワンタッチボタンもかなり便利です。
取り付けに関しても、ロックProは無段階の調整が可能でより多くのサムターンに取り付けることができます。
バッテリーもスマートロックで主流のリチウム電池CR123Aではなく、より一般的な単3電池で稼働することができるのがロックProです。後日発売される充電バッテリーでも運用できます。もし電池がなくなってもロックProには微電流解錠機能があり、緊急的に30秒だけ解錠できる機能がついています。
粘着力が高いのはロックProですが、本体の重要もロックProの方が重いので、その辺はどちらが優れているかは比較しづらい部分ではあります。
価格としてはロックProの方が4,000円高いですが、その差額分の価値があると思います。
まとめ
今日は「【SwitchBot ロック Pro レビュー】今、一番おすすめの最強スマートロック」について書いてきました。
多くの機能と安全性を兼ね備えており、まさに『Pro』の名に相応しい、高機能なスマートロックでした。
他のSwitchBot製品と連動したスマートホーム機能も魅力で、現状、一番おすすめのスマートロックでした。是非、お試しください。
以上、ヨッシーでした!