大容量3.5ℓの『SwitchBot スマート加湿器』でスマートホームの乾燥対策。オートモードがかなり便利。
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
10月から4月にかけては空気がとても乾燥しやすい時期です。この時期は加湿器を使っている人はとても多いと思います。
我が家の子どもたちも、空気が乾燥すると喉をやられて咳をこんこん…
空気が乾燥すると、口や鼻の呼吸器系の粘膜が乾燥し、風邪などの感染に対する防御機能が低下してしまいます。
そのため、風邪やインフルエンザなどのウィルスが体内に入りやすくなり、子どもも大人も体調を崩しやすくなってしまいます。
なので、加湿器を使って適切な湿度(40%〜60%)を保って行くことは大切です。
しかし、加湿器で適切な湿度を保つことは意外と難しく、湿度が高くなりすぎるとカビなどの発生に繋がってしまい不衛生。
そこでオススメしたいのが、SwitchBotシリーズのスマート加湿器です。
『スマート』と名がついているように、スマートホーム対応。Wi-Fi接続で操作、管理できて様々な動作を自動化することができる優れものです。
事前に設定して、水の補充以外はほぼ手間なし環境を構築することができます。我が家でも毎日、自動で運転して加湿しすぎる前に止まるなど手間要らず。かなり便利に使っています。
ではさっそく、見ていきましょう!
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SwitchBot スマート加湿器とは
『SwitchBot スマート加湿器』とはSwitchBot社が販売する加湿器。1番大きな特徴はWi-Fi接続で操作・設定できるスマートホーム対応の加湿器であるという点です。
初期設定を済ませれば、スマートフォンから簡単に操作したり、スケジュールや条件を設定することで自動で使うことができます。
SwitchBot関連製品と連動させることで、外出先から操作したり、湿度や気温などに合わせて詳細な運転管理ができるようになります。
まずは概観から見ていきましょう。
外観
外観です。白と黒のモノトーンカラー。シンプルなのでどんな部屋にもマッチしそうです。
サイズは高さ295mm × 直径180mmの円柱形です
タンクの容量は3.5ℓ。たっぷりの水を入れられます。
本体は噴出口のついた蓋部分、タンク部分、本体部分の3つに分かれます。
本体には超音波振動部があり、ここでミストを発生させます。
給電は本体部分の裏面に。
かなり細めの形状のプラグです。
本体にはアロマオイル用のフィルターが入っています。
ここのアロマオイルを垂らせば、加湿しながら好みのアロマを楽しむことができます。
同梱物
付属品はACアダプタと加湿器フィルターです。
フィルター取り替え式です。活性炭とセラミックスの粒が中に詰まっており、水を濾過してからミストに変えてくれます。
フィルターはタンク部分のそこに取り付けます。
タンク内の底に取り付ける場所が見えます。
初めて使う時には水道水で濡らして、簡単にはめるだけです。
フィルターは半年に1回の交換が良いとのこと。一年中、加湿器を使う場合は2個使う計算ですね。
空気型乾燥し始める10月頃から4月にかけて使う方は年に1個の消費になります。
ちなみにフィルターの価格は798円です。
スペック
では簡単にスペックを見ていきましょう。
対応畳数を見ると、大きなリビングルーム向きの製品ではなく、寝室などの部屋向きの製品出ることがわかります。
加湿方式 | 超音波式 |
適用畳数(木造和室) | 6畳 |
適用畳数(プレハブ洋室) | 15 畳 |
タンク容量 | 3.5 L |
加湿量/h | 220 mL |
最小運転音 | 36 dB |
連続加湿時間 | 最大48時間 |
その他機能 | アロマ |
静音生も非常に高く、音も静かです。我が家では寝室に設置していますが、就寝中でも全く気になりません。
操作・設定
本体ボタン
本体にある操作部分は正面のボタンひとつのみです。
タッチ式でタッチするとオン/オフの切り替えのみが可能です。
モード切り替えやスケジューリングなどは、スマートフォンのアプリから行います。
SwitchBot アプリ
SwitchBotシリーズはWi-Fi接続で操作連携できるスマート家電のシリーズです。
この『SwitchBot スマート加湿器』も単体でも使えますが、関連製品と組み合わせることでより一層、便利に使うことができます。
その関連づけやコントロールのベースとなるのがスマートフォンのアプリです。
はじめにアプリをインストールしWi-Fi設定を済ませると、その後、同じWi-Fi内に新たなSwitchBot関連製品に電源が入れられると、すぐに認識してくれます。
その後はスマホから詳細設定したり、操作、スケジュールリング、条件の設定などができます。
起動
まずは電源を入れてみましょう。
このようにミストが噴出されます。
ミストの噴出口は360°好みの方向に回すことができます。
ちなみに起動時の運転モードや状況はスイッチ部分のLEDで確認することができます。
ちなみに空焚き防止&転倒時自動オフ機能付きで、水不足の時にら自動的に運転停止になります。
子どもやペットがいる家庭も安心して使用することができますね。
アプリからの操作・設定
では、アプリから加湿器の設定を開いてみましょう。
このように今の状態と、設定項目を見ることができます。
このように別の場所にいても、水がなくなったことがわかるようになっています。
ただ、あくまで教えてくれるのは「水がなくなった」ということ。例えば後、タンクに残っている水は20%であるなどを通知してくれる機能があれば、水を切らすことがなく、より良いとは感じます。
水量の把握、補充も簡単に
とはいえ、タンク部分は大きく透明なので水の残量が一目瞭然です。
蓋部分を外すと大きな補給口があるので、水を上から注ぎ入れるだけで給水ができます。
公式にオススメしているかはわかりませんが、タンク部分は外せるので直接、水道から補水することも可能です。
ただ、この方法だと水が垂れやすいので注意が必要です。
オートモードがおすすめ
そしてスイッチをオンにして運転状態にすると、オートモードの設定湿度を操作することができます。
我が家では55%に設定しているので、その値の湿度をキープするように自動運転してくれます。
これで加湿しすぎて、湿度が上がりすぎることを防ぐことができます。
スケジュール設定で操作不要
さて、次にスケジュールの項目を見てみましょう。
この設定をすることで、曜日ごとに決められた時間に電源を入れる、切るなどを自動で操作してくれます。
僕は毎日、20時(子どもたちが寝床に入る1時間前)に起動して朝の5時にスイッチが切れるようにしています。
スケジュール上ではオンとオフを別項目として設定しています。
いつ(毎日)、何時に(20時に)、何をする(電源を入れる)といった具合です。
もちろん曜日指定で月曜日は20時、火曜には帰りが早いので18時など細かく設定することができます。
このように曜日や時間、操作を設定することで好みのスケジュールで運用することができますね。
音声操作に対応
スマートスピーカーなどによる音声操作にも対応しています。
Echo Show・Echo Dot などのEcho シリーズデバイス、Nest Hub Max・NextMini・Google Home などのGoogle Nest 製品、HomePod喉のいずれかを持っていれば話しかけるだけで加湿器をコントロール可能。
スマホが近くになくても、声だけで操作できるので便利です!
※音声操作をするにはシリーズ商品の「SwitchBotハブプラス/ハブミニ」が必要です。
関連製品との連動
そして『SwitchBot スマート加湿器』は単品でも便利ですが、SwitchBotシリーズの他の製品と組み合わせて使うと、より便利に使うことができます。
SwitchBot 温湿度計
SwitchBot温湿度計と組み合わせて使うと、リアルタイムな部屋の状況に合わせて、より細かな調整が可能です。
SwitchBotのアプリには『シーン』という設定項目があるのですが、それを使い「IFとTHEN」の自動操作ができます。
今回はもし『湿度が60%以上』になったら、『加湿器の運転をオフ』するという設定を組みます。
就寝中の動作を想定するので、通知はオフにしておきます。
このように細かな条件に合わせて、動作を決めることができます。
反対にもし『湿度が45%以下』になったら、『加湿器の運転をオン』するという設定も作ります。
この2つの設定によって、僕は就寝中と部屋の湿度を45%〜60%の間に保つことができています。
SwitchBotハブプラス/ハブミニ
さて先ほどSwitchBot 温湿度計を紹介しましたが、これらの機能を連携させるには、司令塔の役割を果たす『ハブ』というものが必要になります。
SwitchBotシリーズにおいて、その機能を果たす製品は2種類。SwitchBotハブプラスとハブミニです。
このハブがあると、SwitchBotシリーズを単独で使う時よりも次の点で便利になります。
- SwitchBotシリーズを連携して使うことができる→今回の場合、スマート加湿器と温湿度計を連携させることで湿度の状況に合わせて自動で制御すること
- 赤外線リモコンで操作できる機器(テレビやエアコン)をスマホや音声操作できるようになる→他社製の家電を操作(スマホや音声)したり、条件設定に合わせて自動制御
「SwitchBot」アプリで「シーン」という個別条件の設定を作成し、連携した家電の制御などが可能です。
例えば16℃より室温が下がったら、20℃設定で暖房をオンにする、などです。
手入れのしやすさは?
加湿器は乾燥を防ぎ、健康管理に役立ちますが、手入れを怠ると空気中に細菌をばら撒いたりと、不衛生で健康に害があります。
そこで手入れのしやすやはとても大切です。SwitchBot スマート加湿器は週一回の手入れを推奨しています。ではSwitchBot スマート加湿器の手入れのしやすいさは、どうでしょうか?
タンク部分は丸洗い可
タンク部分は丸洗いでき、口が広いので手を入れて置くまでしっかり洗うことができて衛生的です。
タンクの裏面は外せない稼働部品があり、多少細かなブラシのようなもので手入れした方が良さそう。3種間ほど手入れをしなかったため、水垢が発生していました。
こちらも丸洗い可能なので、ガシガシ洗えます。
それなりにキレイになりました。
本体は水洗い不可
本体はタンクから水が落ち、ある程度溜まる構造。そのため、本体にも水垢や滑りが発生します。
ただ本体は水洗いができないため、周りや電源部を濡らさないように、慎重に手入れをする必要があります。
キレイになりました。
水がかからないようにしなければならないので手入れがしやすいとは言えなかったです。
SwitchBotシリーズでスマートホーム化
その他にもSwitchBotシリーズは様々な製品を揃えています。
今回、紹介したスマート加湿器、ミニハブ、湿温度計以外にも、カーテンを自動で開ける『SwitchBot カーテン』や家電のボタンを押してくれる『SwitchBot ボット』、『スマート電球』など魅力的な製品が多いです。
僕は子どもたちと一緒に寝る寝室にSwitchBotシリーズで自動化された設定を組み合わせています。『SwitchBot ボット』を使って自動でシャッターを閉められるのでかなり便利です。
- 18時に寝室のシャッターを閉める
- 20時にスマート加湿器をつける(オート設定湿度60%)
- 20時に間接照明をつける
- 20時に暖房をつける
- 20℃より室温が高くなればエアコンを消す(20時-5時)
- 16℃より室温が低くなればエアコンをつける(20時-5時)
- 5時にスマート加湿器を消す
- 5時に暖房を消す
- 5時に間接照明を消す
- 5時に寝室のシャッターを開ける
これらの設定のおかげで寝室に向かう時には、湿度も温度もバッチリ。寝ている間に寒かったり暑かったりもありません。シャッターも閉まっているので暖房・加湿の効率も良いです。朝はしっかりと太陽の光で目覚めることができています。自分でやらなかればいけないのは加湿器の給水くらいです。
設定はいくらでも変えられるので、季節や曜日などに合わせて、環境を作ることができます。
みなさんもぜひ、自分の生活にあったスケジュールを組んで、スマートライフを体験してみてください。
【SwitchBotボット レビュー】電動シャッターを自動で開閉!タイマー設定で全自動化に成功!
まとめ
今日はSwitchBotのスマート加湿器について書いてきました。
自動でオンオフしたり、スマホで状態確認や操作することができるスマートな加湿器です。より便利に使うためにはハブや湿温度計が追加で必要にはなりますが、目に見えて部屋の空気の状況が分かり、家族の健康管理にかなり活躍してくれます。
何より、スケージュールや条件を設定しておくことで、給水以外はほとんど操作が必要なし!日々の手間がかからず、とても助かっています。
ぜひ皆さんにも、このスマートな体験をしてもらいたいと思います。
以上、ヨッシーでした。