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【Logicool MX MASTER 3S for Mac レビュー】Macに最適化された高機能マウス、3と3Sの違いは？
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皆さん、こんにちは。ヨッシー(＠papatoko1)です。
今日はパソコンの周辺機器、マウスのお話です。
僕は仕事でもプライベートでもMacを使っています。それまでは純正のマウスを使っていたのですが、昨年、プライベート用にずっと気になっていたLogicool（ロジクール）の高性能マウス『MX Master 3 for Mac』を購入しました。
評判通りの使い心地だけでなく、Macユーザーがよく使うアプリ（ソフトウェア）毎に個別設定ができ、動画編集などの作業効率がかなり上げることができました。
今回、仕事用に買い増しをしようと考えていたのですが、ちょうど最新の『MX Master 3S for Mac』が発表されていたので発売日に入手してみました。
前機種同様、デザインが良く、所有欲もしっかりと満たしてくれる仕上がりです。
『3（無印3）』と『3S』の違いにも触れていきますので、早速見ていきましょう！
【Logicool MX MASTER 3 for Mac レビュー】Macアプリに適したカスタマイズが施された最上級マウス、Windows版との違いは？
今日はパソコンの周辺機器、マウスのお話です。
僕はかれこれ15年ほどのMacユーザーで、仕事でもプライベートでもMacを使っ...
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Contents
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Logicool MX MASTER 3S for Mac 概要
外観
外箱はWindows版のブラックと異なり、ホワイトです。『MX Master 3 for Mac』もホワイトの外箱でしたので、違いはパッケージの「S」の文字だけなようです。
本体カラーは『MX Master 3 for Mac』と同様、ブラックとスペースグレーのカラーリング。見た目からは区別がつきません。Macのカラーリングと相性が非常に良いです。
ちなみに『MX Master 3 for Mac』はスペースグレーのみのカラー展開でしたが、『3S for Mac』では新たにペールグレーが加わり、2色から選ぶことができます。
非常にデザインが良いです。グリップ部分は波状のラバーが貼ってあり、手にしっかりとフィットしてくれます。
サイズ感はマウスとしては少し大きめ。男性としては小さい僕の手の中では結構な存在感。
インターフェイスはUSB-Cです。
左右ボタンとホイール、モードシフトボタンです。
サムホイール、バッテリーLED、戻る/進むボタン、ジェスチャーボタンです。
本体裏には電源スイッチと光学センサー、ペアリングの切り替えボタンがあります。
MacやiPadなど接続する機器を最大３台まで登録できます。このボタンを押すことで切り替えることができます。
ヨッシー
裏面を見ると『3S』であることがわかりますね！
同梱物
同梱物は非常にシンプルで、紙のマニュアル以外には充電用の「USB-C to USB-C」ケーブルのみです。
充電アダプタも同梱されていないので、自身で別途、用意することが必要です。
ヨッシー
Windows版に同梱されているワイヤレスレシーバーはMacでは不要なため、同梱されていません。
スペック
スペックは以下の通りです。
| 型番 | MX2300MSG/MX2300MPG |
| サイズ | 高さ51mm 幅84.3mm 奥行き124.9mm |
|---|---|
| 重量 | 141g |
| 対応OS | macOS 10.15以降 iPadOS 14以降 |
| 接続方式 | Bluetooth Low Energy |
| センサー | Darkfield™️高精度 |
| DPI | 200～8000dpi |
| ボタン | 合計7（左/右クリック、戻る/進む、 アプリの切り替え、ホイールモードシフト、 ミドルクリック） |
| スクロールホイール | あり（スマートシフト付き） |
| サムホイール | あり |
| インターフェース | USB-C |
| バッテリー | 70日間 |
Logicool MX MASTER 3S for Mac 特徴
MagSpeed™電磁気スクロール
1秒に1,000行スクロールできるほど高速に回転しますが、非常に静かです。
スクロールホイールには「MagSpeed™電磁気スクロール」が採用されており、この『MX MASTER 3S for Mac』の大きな特徴となっています。
以前に流行った「ハンドスピナー」のように少し勢いをつけて回すと、あとは自然と回り続けて、高速のスクロールを実現してくれます。
この機能は『MX Master 3 for Mac』から進化や変更はありません。
Darkfieldレーザートラッキング
センサーの「Darkfieldトラッキング」は、ガラス面を含めたほぼ全ての面でポインタを動かせるのでデスクの環境に左右されず、安定した挙動を示してくれます。
『MX Master 3 for Mac』は4,000DPIだったセンサーが『3S for Mac』では8,000DPIとなり、より高解像度のモニターで動作します。
この点は進化が感じられるポイントですね。
最大70日のバッテリー性能
電池交換式ではなく、内蔵の充電池で駆動します。充電もUSB-Cで非常に高速です。１回フル充電すると７０日間使用可能のロングバッテリー。
万が一、充電を切らせても、たった１分の充電で３時間使用することができます。
この機能も『MX Master 3 for Mac』から進化や変更はありません。
静音クリック
確かなフィードバックを得られながらも、静音性が高まるよう設計されています。『MX Master 3 for Mac』と比較して、ノイズがなんと90%減少されています。
静かなクリック音ではありますが、クリック感はしっかりと残り、非常に良い使いやすと感じました。
今回、Windows版、Mac版問わず、『3』から『3S』へとマイナーアップデートした中でもっとも変化したのはこの点です。
使用アプリごとに事前カスタマイズされたボタン
『MX MASTER 3S for Mac』には、Macユーザーがよく使うであろう以下の有名なアプリには、最適化された事前定義済みのカスタマイズが設定されています。
- Adobe Photoshop
- Adobe Premiere Pro
- Final Cut Pro
- Google Chrom
- Safari
- Microsoft Word・Excel・PowerPoint
そのため、自分で細かい設定をしなくても、開いたアプリに最適な機能の割り当てがすぐに使えます。
サムホイール
ちょうど親指のあたりに配置されたサイドホイールです。親指で簡単にスクロールしやすく横スクロールがある画面はクリック操作が不要になります。
特にExcel、プログラミング、動画編集などで多様するので、メインのホイールと併用することで2軸同時に操作可能です。
これでかなり効率が変わります。
モードシフトボタン
高速スクロールが魅力の『MX MASTER 3S for Mac』ですが、作業内容によっては滑らかすぎるスクロールが煩わしい時もあるかと思います。
そんな時は、モードシフトボタンを押すことでスクロールのモード切り替えが可能です。
押すたびに「ラチェットモード」と「フリースピンモード」に交互に切り替わります。
２つのスクロール
- ラチェットモード
カチカチと回した感触があるモード。少しずつスクロールされていくので、細かく的確にスクロースしたいときにおすすめ。
勢いよく回すと、その時だけ「フリースピンモード」と同様のスクロールをしてくれる。 - フリースピンモード
ハンドスピナーのように全く抵抗なく、回した力に合わせて、慣性的に回り続けるモード。大量に素早くスクロールしたい時におすすめ。
フリースピンモードは大量のスクロールに向いている印象ですが、使い手の回す勢いに比例して反応するので、少し動かすことで少しだけスクロールされるので日常の使い勝手は非常に良いです。
反対にラチェットモードはカチカチっとした感触は小気味よく、狙ったところを的確にスクロールしてくれますが、少量ずつのスクロールとなっていまい、スクロールに時間がかかってしまう印象。
ヨッシー
僕はフリースピンモードを常用してます。
ジェスチャーボタン
ジェスチャーボタンは親指の下あたりに位置する小さなボタンです。
もちろんただ押すだけでも割り当てた機能を呼び出せますが、さらにこのボタンを押しながらマウスを特定の方向（上下左右）に動かすことでその動きに割り振れた動作が発動します。
つまりただ押すことと押しながらながら四方向を使い分ける事で、1つのボタンに対し5つの機能を割り当てられるわけです。
いくつかのプリセットが用意されていますし、1つずつ設定することもできるので、好みに応じてカスタム可能です。
iPadでも使用可能
『MX Master 3S for Mac』 は名前の通り、Macで使いやすいようにチューニングされています。もちろんWindows向けの『MX Master 3S』もMacで使用することができましたが、本モデルではさらにiPadOSに対応し、様々な機能の一部を使うことができるようになったことが大きな特徴です。
例えばiPad ProとMagic Keyboard、そして 『MX Master 3S for Mac｣』を組み合わせれば、iPad ProをまるでPCのように便利に使うことができます。
※ボタンのカスタマイズはMacと違い、すべてのボタンをカスタマイズできるわけではありません。
新たな専用ソフト「Logicool Options+」によるカスタマイズ
専用ソフト「Logicool Options+」を使うことで各ボタンに任意の機能を割り当てられるだけでなく、ポインタの速度やスクロール速度が細かく調整できるようになり、さらに自分好みにカスタマイズができます。こまかな機能の割当なども可能で自分の好みに合わせて、使いやすいマウスに仕上げられます。
僕のMacでアプリを開くと、『MX Master 3S for Mac』だけでなく、すでに持っている『MX Master 3 for Mac』も表示されています。
他にもLogicool性のキーボードなどを一元管理できるアプリです。
各ボタンの機能を個別で設定可能です。左/右クリックボタン以外はカスタマイズ可能で、ボタン/ホイールごとで違いはありますが、例えば親指の下部に位置するアプリの切り替えボタンには「ジェスチャーボタン」「Mission Control」「ミュート」「ウィンドウを最小化」「ポインタ速度を変更」「キーストロークの割り当て」などが割り当てられます。
各ボタンの割り当て、ポインタ/スクロールの設定などをアプリケーションごとに個別に割り当てることができます。
左右にスクロールすることが多いMicrosoft Excelではサムホイールに水平スクロールを、一方で左右スクロールをあまり使わないAdobe Photoshopではサムスクロールにブラシのサイズ変更を割り当てる、などユーザーが使いやすいように細かな振り分けが可能です。
最初に設定さえしておけば、使用しているアプリに合わせて自動で切り替えてくれるので、ボタンで切り替えるなど煩わしい操作は必要ありません。
また、個別の設定が煩わしい人には、いくつかの有名なアプリケーション向けにはプリセットが用意されています。
Flow機能
もう一つ、特徴的で面白い機能が「Flow」機能です。これは1つのマウスで最大3台までのPCをシームレスに操作できるというもの。
マウスカーソルを画面端に移動させることで複数のデバイスを飛び越えてコントロールできるというもので、複数のデバイスを1台のマウスのみで操作することができるため作業効率の格段に上がります。
この機能を使うと、片方のデバイスでコピーしたファイルをもう片方のデバイスに簡単にペーストすることができます。
まるで1台のPCをデュアルディスプレイで使っているかのように、複数のデバイス間で自由にファイルをやり取りすることができるようになります。
その都度、ペアリング先の切り替える必要もなく、MacとWindowsが混在している環境でも使えるので非常に便利です。
セットアップも簡単です。
[ptimeline] [ti label=”STEP1″ title=”ペアリング”]それぞれのデバイスと「MX Master 3S for Mac」をペアリングします[/ti] [ti label=”STEP2″ title=”インストール”]デバイスに「Logicool Options+」をインストールします[/ti] [ti label=”STEP3″ title=”有効化”]「Logicool Flow」を有効化します[/ti] [/ptimeline]これだけで、デュアルディスプレイ環境のようにカーソルが2台のデバイスを行き来できるようになります。
MX MASTER 3 for Mac との違いは？
今回、2022年10月20日に発売となった『MX Master 3S for Mac』。
最新の機種ではありますが、名前からも分かる通り、『MX Master 3』のマイナーアップデート版となります。そのため見た目は全く同じ、ほとんどの機能も同じです。
では変わったのはどのような点なのでしょう？
Mac版である『for Mac』に限って言えば、変更点は3つです。
静音クリックに対応し、クリックの際のノイズが90%軽減
クリックの際の音がとても静かになりました。職場で周りの人に迷惑にならないように音を抑えたり、自宅で家族が寝ている時にもかなり静かに使うことができます。
センサーの高解像度化
トラッキングセンサーが前モデルの4,000DPIから8,000DPIと大幅に強化されました。ますます精度の高いトラッキングが可能になり、高精度のモニターにも対応しました。
本体カラー「ペールグレー」の追加
もともとMacとの相性の良いカラーリングである「スペースグレー」でWindows版との違いを見せていましたが、『3 for Mac』ではこの1色のみしか選択肢がありませんでした。
今回、新たに「ペールグレー」が追加されたことで、2色展開となり選択の幅が広がります。
Mac版とWindows版の違い
『MX Master 3S』には今回紹介するMac版（for Mac）と先に発売されたWindows版があります。
具体的な違いは何なのでしょうか？
カラーリング
先行して発売されていたWindows版の『MX Master 3S』のカラーバリエーションは「グラファイト 」「ペールグレー」の2つのカラーでした。3ではもう少し灰色がつよい「ミッドグレー」でしたが3Sになり、より白が綺麗な「ペールグレー」が採用されました。
今回、Mac版の『MX Master 3S for Mac』のカラーバリエーションは「スペースグレー」と「ペールグレー」の2色。ペールグレーはWindows版と共通ですね。
Mac版のスペースグレイと言えばAppleでは定番のカラーリング。Apple製品にピッタリくるカラーです。反対にWindows版のグラファイトはより、ブラックの強いシックな雰囲気になっています。
Logi Boltレシーバーの付属の有無
Windows版の『MX Master 3S』にはマウス本体のほか、『Logi Boltレシーバー』が付属します。※『MX Master 3』にはUnifyingレシーバーという機器が付属していましたが『3S』となり、Logi Bolt レシーバーに変更されました。
こちらをデバイスのUSBに差し込むことでワイヤレス通信で『MX Master 3S』とデバイスを接続することができます。※Bluetooth接続も可能です。
一方で『MX Master 3S for Mac』にはこの『Logi Boltレシーバー』が付属しません。
MacとはBluetoothで簡単に接続することが可能です。
ちなみにレシーバーの付属の有無は異なりますが、値段は同じです。
Bluetoothの接続安定性をMac向けにカスタマイズ
これは先程の『Logi Boltレシーバー』が付属しないという点にも関わっているかと思いますが、『MX Master 3S for Mac』はBluetoothの接続安定性をMac向けにカスタマイズされ、安定して繋がる独自のチューニングが施されています。
互換性の違い
こちらはカタログ上のスペック表記の違いかと思いますが、対応するとされるデバイスやOSが異なるとされています。
『MX Master 3S for Mac』はmacOSとiPadOSが対応となっています。一方で『MX Master 3S』はWindows、Linux、macOSに対応と表記されています。
しかし実際にはMac版もWindowsで使えるようですし、反対にWindows版もiPadで使うことができるようなのであまり気にする必要は無さそうです。
まとめ
今日は「【Logicool MX MASTER 3S for Mac レビュー】Macに最適化された高機能マウス、3と3Sの違いは？」について書いてきました。
元より定評がある『MX Master』シリーズの最新マウス。マイナーアップデートではあり、大きな進化ではありませんが、確実に使いやすくなり細かなカスタマイズ機能などはそのままで本当に高性能です。
ぜひ、手にとってもらいたい素晴らしいマウスでした。
以上、ヨッシーでした。
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皆さんこんにちは。
ガジェットや家電が大好きな男性保育士のヨッシーです。
半年以上、育児休業を取得しながら３児の子育てと向き合った経験を活かして、子育てが楽しくなるアイテム、子育てに役立つアイテムを紹介していきたいと思います。
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