【アイリスオーヤマ リンサークリーナー レビュー】ソファや車のシートの汚れを水で浮かせて吸いとる魔法の掃除機
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今日はカーペットや車の中など、なかなか洗えない場所を掃除する「リンサークリーナー」の話。
というわけで「洗濯機に入れられないものを洗う」事ができるアイテムを探してみました。
リンサーとは「布専用の掃除機」のこと。探してみると、本気のものは数万円から十万円台のものも…
そんな中、アイリスオーヤマから1万円をきる手頃な値段で「リンサークリーナー」が販売されており、人気です。
僕自身も購入して半年、使ってみましたので今回、紹介したいと思います。
早速、見ていきましょう。
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リンサークリーナー 概要
外観・同梱物
本体です。
ホースフック、コードフック×2、ホールダーです。
コードフックを背面にセットすると…
使わない時など背面にコードを巻きつけておけるので、収納時にも邪魔になりません。
ホースフックとホルダーを装着するとこんな感じ。
洗浄ブラシ付きハンドツールには水を入れるタンクと汚れを掻き出すブラシがついています。
バキュームホースの長さは1m。
付属品を全て取り付けたリンサークリーナーです。
バキュームホースも本体周りに巻きつけて保管する事ができます。
スペック
アイリスオーヤマのリンサークリーナーのスペックは以下の通りです。
●電源
AC100V・50・60Hz
●定格消費電力
330W
●吸込仕事率
30W
●回収タンク有効容量
0.5L
●満水タンク容量
0.3L
●ホース長さ
直径約29mm×1m
●お湯使用温度
約40℃まで
●商品サイズ(cm)
幅約24.8×奥行約14.6×高さ約31.2
●製品質量(付属品含む)
約2.7kg
●電源コードの長さ
約3m
●付属品
ハンドツール、バキュームホース、ホルダー、ホースフック、コードフック2個
リンサークリーナー 使用感
チャイルドシートや車のシート
車のシートやチャイルドシートは子どもたちが使うので汚れやすいけれど、なかなか洗うことができません。
ハンドツールに水を入れて、霧吹きのように汚れを水をかけます。その後に、リンサークリーナーの電源をオンにして汚れを吸い取ります。
水を吹きかけて汚れを浮かせて吸い取る、これを何度か繰り返します。
何度が繰り返すと、どうなったかというと…
この汚れが…
ここまで綺麗になりました!
ジュースの汚れも落ちましたが、全体的に黒ずんでいた汚れも綺麗になり、赤の鮮やかさが復活しました。
本体のタンクには汚れた水が溜まっています。
ほとんどの水分は吸い取ってくれますが、どうしてもカラッと仕上がるわけではなく、多少の湿り気は残ってしまいます。
今回は少し、外気で乾かしました。
もし車のシートを掃除する場合、晴れた日に行い、しばらく窓を開けて風通しを良くするなどの工夫が必要です。
カーペット・ラグマット
次はリビングのラグマットです。
我が家のラグマットは40cm×40cmのタイルカーペットを何枚も組み合わせて使っています。
生活をしていると足の汚れが蓄積されて、マットは色が黒ずんだり、ベタついたりします。
というわけでリンサークリーナーを試しましょう!
とりあえず、お風呂場へ移動しました。
正しい方法ではないですが…霧吹きでは追いつかないため、シャワーで満遍なく濡らしました。
満遍なく濡らしたら、速やかに水分と汚れを吸い取ります。
かなり汚れた水が溜まっています。
汚れ、埃、かす…様々なものが流れていきます。
こちらもしばらく外気で乾かしました。
もともと汚れが目立たないグレー系のマットにしていたので、見た目はあまり変わりませんが、少しベタつく感じのあった手触りがサラッと仕上がりました。
良かった点
洗濯機で洗えないものが洗える
車のシートやソファなど洗いたくても洗えないものはたくさんあります。
特に子育て中の家庭では、車の中でも食べこぼしや嘔吐、おもらしなど洗えない車のシートが汚れてしまうこともありますね。
ペットを飼っている家庭では、粗相で布製品が汚れてしまうこともありますね。
家の中でもカーペットや椅子、ソファなど汚れが気になる箇所はたくさん。
今まで諦めていた場所も、このリンサークリーナーを使えば、水で汚れを浮かして吸い取ることができるので、綺麗にすることができます。
ジュースをこぼしたり、おしっこを漏らした場合も乾く前にすぐに対応すればかなり完璧に綺麗になります。
この点で、間違いなく買って良かった製品となりました。
コストパフォーマンスが高い
現状、リンサーの選択肢はあまり多くないのが現状です。
海外製のものなどは数万円もしてしまうのですが、この製品は実売で1万円弱とかなりお安く仕上がっています。
もちろんプラスチック製の本体は、価格相応の仕上がりですが、機能としては全く問題ありません。
多少の不満はありますが、この価格でこの性能ならば納得できる範囲です。
家庭内で使う程度の用途ならば、現在、国内では一択と言っていい選択肢だと思います。
水(お湯)だけでも掃除できるため、安心安全
掃除の際は水(もしくは40℃までのお湯)のみで汚れを浮かして、掃除できるので安全です。
特に赤ちゃんや小さいお子さんのいる家庭では、洗剤などの薬剤の扱いには気を使うものです。
このアイリスオーヤマのリンサークリーナなら水で浮かして吸い込むだけなので、その点かなかり安心です。
アルカリイオン水でも使用可能
落ちにくい汚れなどはアルカリイオン水を使って掃除することができます。
我が家では子どもがいても安全な「水の激落ちくん」という製品をキッチン掃除に使っているですが、少し強めの汚れにはこう言った製品を合わせて使うことで、より一層、綺麗にすることができます。
部品を外して、丸洗いでき、清潔
いくら便利でも準備や片付けが面倒だと、なかなか使わなくなってしまいます。
アイリスオーヤマのリンサークリーナーは部品が取り外せて、水洗いできるのでメンテナンスも苦になりません。
洗浄ブラシ付きハンドツールも分解でき、バキュームホース、汚水タンクも取り外して丸洗いできます。
その後は乾かしておきましょう!
気になった点
とにかく音が大きい
とにかく音が大きいです。
ダイソンの掃除機などよりも遥かに音が大きく、初めて使ったときは少し驚きました。
夜や朝など少し使用を躊躇ってしまうくらいです。
正直、一番掃除が捗るのが、子どもが寝ているときなのですが、この製品に関しては昼寝の間にもなかなか使いづらいので、起きている子どもと一緒に遊びながら掃除するくらいの気概が必要です。
広範囲の掃除には時間がかかる
霧吹きで湿らせて、汚れと一緒に水を吸い取るスタイルの掃除となります。
本体の吸引性能は悪くないのですが、「湿らせる」という作業に結構時間がかかります。
本体のノズルの霧吹きはかなり効率が悪いため、広範囲の掃除の場合、簡単に広くスプレーできる対策ができれば、作業を楽に進められると思います。
僕としては「蓄圧式の噴霧器」や「自動スプレー」のようなものを合わせて購入することをお勧めします!
掃除後、若干の湿り気がある
水後と汚れを吸い取る掃除のスタイルですが、掃除後、完璧に乾いているわけではなく、若干の湿り気は残ります。
そのためできれば少し、日に当てたり、車ならば窓を開けて換気することで乾かせると良いと感じました。
車の掃除などでは電源の確保が必要
この製品はバッテリ内蔵しているわけではないので、電源の確保が必須です。
そのため、自宅の目の前に車を停めている家庭では問題はないですが、離れた駐車場に車を停めている場合は、別途電源の確保をしなければ、車内の清掃には使えません。
まとめ
今日は「【アイリスオーヤマ リンサークリーナー レビュー】ソファや車のシートの汚れを水で浮かせて吸いとる魔法の掃除機」について書いてきました。
アイリスオーヤマのリンサークリーナーは低価格ながら、基本的なリンサーの機能をしっかりと抑えた製品です。
ソファや車のシートなど、普通では洗えない布製品を「洗うこと」ができます。
水を使って洗うため安全で、お子さんのいる家庭にもおすすめです。
以上、ヨッシーでした!