【Amazon Echo Flexレビュー】モーションセンサーで動く新しいスマートスピーカー
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今日はAmazonの最新スマートスピーカー「Echo Flex」を紹介したいと思います。
Alexa…6台目…
うん!言い訳しない!欲しかったんだ。
今回のEchoは今までのものとは違った特徴を持っています。
Echo Flexの特徴をみる前に、これまでのEchoの進化・派生を見てみましょう。
「Echo」:音楽ストリーミングや音声操作の楽しさを身近なものに。小型の「Echo Dot」やハブ機能を持ち合わせた「Echo Plus」、音質を追求した「Echo Studio」に進化。
「Echo Spot」:初めて液晶画面を搭載。映像や家族間のコニュニケーションをより強化。大画面の「Echo Show」や「Echo Show 5」へ進化。
「Echo Input」:スピーカー部分を排除したマイクとAlexaの頭脳だけを搭載したモデル。手持のスピーカーと組み合わせて使う個性派。
このように今までのEchoシリーズにはそれぞれ個性があります。
【Amazon Echo Show 5レビュー】Alexa史上最高傑作。音声&タッチで思うがままのスマートスピーカー。
そして今回の「Echo Flex」ももちろん特徴・個性を持った製品です。
その特徴は以下の通りです。
・プラグイン式(本体のコンセント直挿し)
・USB-Aでの拡張性
・低価格
では早速「Echo Flex」について、その特徴を押さえながら、外観や使用感を見ていきましょう!
Echo Flex 特徴
「Echo Flex」は2019年11月に販売になった新しいAlexaの端末です。この端末は以下のような特徴をもっています。
プラグイン方式(コンセント直挿し)
その一番の特徴はプラグイン方式(コンセント直挿し)の小型な端末であること。
今までよりも小型でケーブルもないのでコンセントとWi-Fiさえあればどこにでも設置できます。
例えばキッチンやトイレ、ガレージなどにも、気軽に設置することができます。
僕はトイレに設置します。
USB-Aでの拡張性
そしてUSB-Aの端子がついており、アクセサリを接続して機能を拡張することができます。
現在はナイトライトとモーションセンサーという2種類の公式アクセサリが販売されています。
ナイトライトは補助灯として機能するものです。本体に明るさを感知するセンサーがついており、暗くなると自動で点灯、明るくなると自動で消灯されます。
また、自分でも夜に音声操作でライトをオンオフしたり、定型アクションで決められた時間にライトをつけたりすることができます。
明るさやカラーも変更できます!
モーションセンサーは動きを感知することで決められた動作を発動してくれます。こちらも定型アクションとの組み合わせですが、例えば次のような動作が可能です。
・トイレに入ったら(動きを感知したら)、落ち着く音楽をかける。
・家に帰ったら(動きを感知したら)、ライトやエアコン、テレビを同時につける
今までは特定のアクションを呼び出すためには音声での指示が必要でしたが、モーションセンサーを使うことで、それすら必要なくなってしまします。
前を通過するだけでアクションを呼び起こせます。
この拡張性がEcho Flexの最大の特徴で、面白さでもあります。
なお、非公式ではありますがUSBハブを使って、一つのEcho Flexにナイトライトとモーションセンサーのどちらも接続することも可能なようです。
低価格
数あるEchoシリーズの中でも最も安い価格設定となります。
そのため、低コストで様々な部屋や場所にAlexa端末を設置することが可能になります。
家の中、どこにいても家電などの音声操作ができるようになると非常に便利です。
音楽再生には不向き
製品選びにはメリットだけでなくデメリットも抑えておくことが大事です。
このEcho Flexはあまり、音楽再生に適していません。
価格やサイズからもわかるように、スピーカーは本当に必要最低限のものしか積んでいません。
そのため、音楽が聴けないわけではありませんが、やはり音質はよくないです。
本体自体にボリューム調整ボタンもなく、スマホなどのアプリからしか音量調整ができません。
僕はトイレのBGMで使うので気にはなりませんが…
公式サイトにも以下のような注意が添えられています。
Echo Flexには小さなスピーカーが搭載されており、Alexaの返答を直接聞くことができます。この内蔵スピーカーは音楽を楽しむために最適化されたものではありません。より良い音楽体験を望まれる場合は、Echo Dotの購入をご検討ください。また、Echo Flexの3.5mm AUXオーディオ出力端子やBluetoothを使って、外部スピーカーを接続することもできます。
Amazon.co.jp
どちらかというと定型アクションを組んだり、音声操作で家電を動かしたりすることに力を発揮するモデルです。
Echo Flex 外観・同梱物
Echo Flex
外箱はEchoシリーズ定番の青い箱です。
本体は非常にコンパクトです。割り切った設計なのでボリューム調整ボタンは付いていません。そのためボリュームの変更はできません。
プラグイン方式(直挿し)なので本体に直接プラグが付いています。
側面にはAUXプラグインがあり、有線で外部出力も可能です。
底面にはUSB-Aのポートが一つ備わっています。
同梱物もシンプルで本体とマニュアルのみです。
モーションセンサー
アクセサリはEcho公式ですが、製品自体はサードパーティー製で「THERDREALITY」というブランドが製造しているようです。
外箱は青ではなく白で統一されています。
本体はシンプルでモーションセンサーとUSB-Aがついています。
こちらも同梱物はシンプルで本体とマニュアルのみです。
Echo Flex + モーションセンサー
繋げるとピタッと一体化するイメージです。
ナイトライト
続いてナイトライトです。
こちらもUCB-Aで接続します。横に見えている黒いまるは明るさのセンサーです。
底面は全てライト部分となっています。
こちらも本体とマニュアルのみのシンプルな構成です。
Echo Flex + モーションセンサー
こちらも接続すると、しっかりと一体感があります。
Echo Flex 使用感
では、実際の使用感をみていきます。
今回は単独ではなく、アクセサリと組み合わせての使用感をお伝えしたいと思います。
Echo Flex + モーションセンサー使用感
我が家のトイレです。奥にコンセントが2口あります。
初めてコンセントに繋げるとAlexaが話しかけてきます。初期設定を開始するので少し待ってほしいとの事。
待っている間にAlexaアプリをスマートフォンに準備しておきましょう。
その後、オレンジランプが点灯したら、手元のスマートフォンでAlexaアプリを開き、Wi-Fiへの接続をすれば準備完了です。
これで設定は終了です。
Dysonのヒーターがあり、コードが干渉してしまうのでEcho Flexの上下を逆さまにしました。
赤くライトが光っているのはマイクをオフにした状態です。Alexaはマイクでのやりとり(こちらからの話しかけ)を記録して学習していきます。トイレというデリケートな場所でもあるので、念のためマイクをオフにすることもできます。
その場合は音声操作はできなくなりますので、モーションセンサーを使った定型アクションでの運用となります。
以下が設定した提携アクションの概要です。
ポイントは赤く囲んだ④の「再実行までの感覚を5分」です。
最初、この設定をしなかったためにトイレで動きを感知するたびに最初から音楽の再生が繰り返されました。
一回のトイレで何度もイントロだけ聞かされる羽目に…
再実行までの感覚を5分に設定したことで、5分間はモーションセンサーが動きを感知してもアクションを起こさなくなるので、安心して音楽を聴けます。
音質はEcho Dotの方がいいね。
うん。でもトイレのような狭い場所のBGMとしては充分だよ。
トイレのでドアが開き人の動きを感知するとEcho FlexのLEDが青く点滅します。これは動きを感知して提携アクションが発動したためです。
無音ですみませんが、実際にはしっかりと設定した音楽が再生されています。
Echo Flex + ナイトライト使用感
明るさもしっかりとあり、夜中、足元をしっかり照らしてくれます。
好みでカラーを変更することができます。
カラーは以下の通りです。
白色・赤・クリムゾン・サーモン
オレンジ・金色・黄色・緑
トルコ色・シアン・スカイブルー
青・紫・マゼンダ・ピンク
ラベンダー
結構、多いです。
まとめ
今日は「【Echo Flexレビュー】モーションセンサーで動く新しいスマートスピーカー」について書いていきました。
Echo Flexは小型かつケーブルレスで、設置場所が幅が非常に広いスマートスピーカーです。
USB-Aのポートを持っており、他のスマートスピーカーにないモーションセンサー等と組み合わせる拡張性が大きなセールスポイントになっています。
今までは特定のアクションを呼び出すためには音声での指示が必要でしたが、モーションセンサーを使うことで、それすら必要なくなるというスマートスピーカーの可能性を広げてくれる、そんな製品です。
以上、ヨッシーでした。