【2025年最新版】Amazon Echoシリーズ完全ガイド|全モデルの特徴・価格・選び方を徹底解説!

皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
音声で家電をコントロールしたり、音楽配信サービスと連動して音楽をかけることができるスマートスピーカーに興味があって買ってみたいと思っている方も多いと思います。
でもスマートスピーカーと言っても、メーカーや機能など数多くの機種があり、どれを買えばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

私、種類がたくさんありすぎてどれを買えばいいのかわからない…
そんなスマートスピーカー市場の中でも初めてスマートスピーカーを買う人たちに人気なのがAmazonの『Echoシリーズ』です。
音声アシスタント「Alexa」を搭載したスマートデバイスで、音楽再生、情報取得、スマートホームデバイスの操作、Amazonでの買い物など、さまざまな機能が搭載されています。用途や価格に応じてさまざまなモデルがラインナップされて点もうれしいところです。
この記事では、スマートスピーカーを初めて導入したい人にオススメな、Echoシリーズ全モデルの特徴、価格を徹底解説し、みなさんにぴったりのモデルが見つかるようサポートします!
「Echo Pop」や「Echo Show 15」などの違いを詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。最後まで読んでいただくと、自分に合ったAmazon製スマートスピーカー『Echo』が見つかると思います。
それでは一緒に見ていきましょう!
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Amazon Echoシリーズとは?
Amazon Echoシリーズの概要
まずは『Amazon Echo』の基礎知識についてです。Amazon Echoは、Amazonが開発したスマートスピーカー&スマートディスプレイシリーズで、音声アシスタントの『Alexa(アレクサ)』を搭載しています。

「Alexa(アレクサ)、〇〇して」というと、実行してくれる便利なアシスタントです。
主な機能(Echoでできること)
スマートスピーカーなので、ただ音楽が聴けるスピーカーとしての機能だけではなく、様々な付加機能がついています。
- 音声操作
「アレクサ」と話しかけるだけで様々な操作が可能 - 音楽再生
Amazon Music、Spotify、Apple Musicなどのサブスクリプションサービスと連携し、音楽の視聴が可能 - スマートホーム操作
照明・エアコン・家電などを音声で操作することが可能 - 天気・ニュースの確認・スケジュール管理
天気や今日のニュース、予定などの確認が可能 - タイマー・アラーム設定
指定時間でアラームやタイマーを鳴らすことが可能 - 音声通話・ビデオ通話
Echoシリーズ同士で呼び出し、会話が可能(Echo Showはビデオ通過が可能) - スキルの追加
様々な拡張機能「スキル」を追加してより便利にカスタマイズ可能
このように音楽を聴く以外にもたくさんのことができる、スマートスピーカー。とくにAmazonのEchoシリーズは他社製のものに比較して、利用できるサービスが多かったり、性能やスキルと呼ばれる拡張機能がが多くあったりと、非常にたくさんの便利機能が利用できます。

生活全般が非常に豊かに、便利になります!
Echoシリーズを選ぶメリット
Amazon Echoシリーズ以外にも各社、様々なスマートスピーカーが販売されています。
ではAmazon Echoシリーズは、Google Nest、Apple HomePod、Bose、Sonosなどの他社製スマートスピーカーと比較して、どのような点が優れているのかまとめてみました。
価格がリーズナブル&ラインナップが豊富
メーカー | 現行モデル数 | エントリーモデルの価格 | 最上位モデルの価格 |
---|---|---|---|
Amazon | 9種類 | 5,980円 (Echo Pop) | 47,980円 (Echo Show 15) |
4種類 | 6,050円 (Nest Mini) | 28,050円 (Nest Hub Max) | |
Apple | 2種類 | 14,800円 (HomePod mini) | 44,800円 (HomePod) |
Bose | 1種類 | – | 51,700円 (Bose Portable Smart Speaker) |
Sonos | 6種類 | 約25,800円 (Sonos Roam 2) | 約69,800円 (Sonos Era 300) |
この表にあるように、EchoシリーズはBoseやSonosなどの音響メーカーから出るスマートスピーカーと比較してリーズナブルで、エントリーモデルから高性能モデルまで選択肢が豊富です。
特にエントリーモデルは価格が安く、導入しやすいので「初めてスマートスピーカーを買ってみたいけど、使いこなせるか不安…」と悩んでいる方にも試しやすい価格になっています。
もちろんBoseやSonosなど有名な音響メーカーのスマートスピーカーはこだわりの音質などおすすめのポイントがあるのですが、まずはEchoシリーズで使ってみて、その後、音にこだわって他社製にしてみるのもいいかもしれません。
スマートホームとの連携が強力
各社スマートスピーカーは音楽再生だけではなく、音声による家電などの操作(スマートホーム)に対応しています。
その中でもEchoシリーズの一部のモデル(Echo, Echo Studio, Echo Hub など)は、Zigbee・Matter・Bluetooth対応のスマートホームハブを搭載しているので、あらゆる製品に対応することが可能です。赤外線(IR)対応の「Echo Hub」では、テレビやエアコンなどのリモコン操作も可能です。
もちろんBoseやSonosもAlexaやGoogleアシスタントを搭載しているため、基本的な音声操作は可能ですが、Zigbee・Matterの対応がないため、スマートホームの中心にはなりにくいという違いがあります。
スマートホームの中心にするならAmazon Echoシリーズが優秀で、Bose・Sonosは「高音質スピーカー+Alexa音声操作ができる補助デバイス」として考えると良いかと思います。
モデル | Zigbee | Matter | Thread | Bluetooth | Wi-Fi | 赤外線(IR) |
---|---|---|---|---|---|---|
Echo Spot (第2世代) | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | – |
Echo Pop | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | – |
Echo Dot (第5世代) | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | – |
Echo (第4世代) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – |
Echo Studio | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – |
Echo Show 5 (第3世代) | – | ◯ | – | ◯ | ◯ | – |
Echo Show 8 (第3世代) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – |
Echo Show 15 (第2世代) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – |
Echo Hub | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |

ちょっと難しい言葉が出ているけど気にしないでいいです。簡単に言うと、Amazon Echoの一部のモデルでは対応しているスマートホーム規格が多いので、おすすめということです!
音楽・動画サービスとの連携が充実
Amazon EchoはAmazon Music Unlimitedをはじめ、Spotify・Apple Music・YouTube Musicなど主要な音楽配信サービスに対応しています。
その他のメーカーのスマートスピーカーは対応する音楽サービスが若干少ないなど、購入には注意が必要です。
例えばGoogle NestはAmazon Musicに非対応、Apple HomePodはApple Music専用、BoseのものはApple Musicに対応していないなど、違いが見られます。

Echoシリーズを買えば、主要な音楽配信サービスは大丈夫!
そしてEcho Showシリーズは音楽だけでなく、動画の視聴もできるモデルが用意されています。Echo Showなどのディスプレイ付きのモデルならばPrime Video・Netflix・YouTubeなどの動画視聴も可能です。
Google Nestにもディスプレイ付きのモデルがあり、動画は対応していますが、Apple・Bose・Sonosには動画対応のモデルはありません。
セール時の割引が大きい
もともとエントリーモデルの価格が安く、購入しやすいAmazonのEchoシリーズですが、Amazonプライムデーやブラックフライデーなど、Amazonのセール時に、大幅値下げされりことがあり、タイミングが合えばより安く購入することができます。

過去にはセールで67%OFFとなるモデルもありました!
他社のモデルは値下げ自体が少なく、あったとしても値下げ率は低めなので、なるべく安くスマートスピーカーを導入したいと考えた場合、AmazonのEchoシリーズは有力な選択肢だと思います。
Amazon Echo全モデル徹底比較(2025年最新)
Amazon Echoの種類
ここまでお伝えしたとおり、たくさんのことができるAmazonのスマートスピーカー『Echo』シリーズですが、もう一つの魅力がバリエーションが豊富なことが挙げられます。
- スマートスピーカータイプ
(Echo Spot, Echo Pop, Echo Dot,Echo, Echo Studio)
→音楽や音声操作に特化 - スマートディスプレイタイプ
(Echo Show 5, 8, 15)
→画面付きで動画視聴・ビデオ通話も可能 - 特殊デバイス
(Echo Hub)
→スマートホーム管理に特化したデバイス
現在、日本国内で販売されている『Echo』という名称が付けられたAmazonの製品は大きく分けると、スマートスピーカタイプ・スマートディスプレイタイプ・特殊デバイスの3つの種類に分けられます。
ではEchoシリーズを3つのグループ毎に見ていきたいと思います。2025年3月現在で日本のAmazonで販売されているEchoシリーズは10種類あります。今回はイヤホンタイプの「Echo Buds(エコーバッズ)を除いた9種類を紹介したいと思います。
スマートスピーカータイプ
まずはスマートスピーカータイプのEchoです。こちらのタイプは基本的にディスプレイがなく、操作ボタンも必要最低限で、音声操作やスマホアプリからのが基本となる、みなさんがイメージするスマートスピーカーに最も近いものです。
画面がついていないシンプルな構造でスピーカー性能を抑えた安価なモデルもありますが、スマートスピーカーで行いたいほとんどのことはできます。そのため初めてスマートスピーカーを試したい方のエントリー機としてもおすすめのタイプです。
※Echo Spotは例外的に小さなタッチスクリーンがついていて、時間などの情報を表示してくれます。時計としても便利です。
音楽を聴く目的がメインの方はこちらがおすすめです。Echo Studioなど音楽配信サービスの視聴用途で使うために音質が強化されたモデルがあることも魅力のタイプです。
モデル名 | 外観 | 特徴 | 音質 (スピーカーサイズ) | 発売日 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
Echo Spot (第2世代) | ![]() | 2.83インチディスプレイ搭載(時計と天気のみ) | 1.73インチ | 2024年 7月9日 | 11,480円 |
Echo Pop | ![]() | コンパクトなエントリーモデル | 1.95インチ | 2023年 5月31日 | 5,980円 |
Echo Dot (第5世代) | ![]() | 小型&高音質、温度センサー搭載 | 1.73インチ | 2023年 2月14日 | 7,480円 |
Echo (第4世代) | ![]() | プレミアムサウンド&スマートホームハブ搭載 | 3.0インチウーファー、0.8ツイーター x 2 Dolby Audio | 2020年 10月22日 | 11,980円 |
Echo Studio | ![]() | Dolby Atmos対応の高音質スピーカー | 5.25インチウーファー 2.0インチミッドレンジスピーカー 1.0インチツイーター Dolby Audio | 2019年 11月7日 | 29,980円 |
スマートディスプレイタイプ
スマートディスプレイタイプのEchoは音声で操作できることは前述のスマートスピーカー型と同様ですが、さらにタッチディスプレイがついているので視覚的な情報が増えたり、タッチで操作することができるモデルです。
音声操作だけでは思い通りに操作しづらいこと(Amazonでの買い物やスマート家電の操作)も視覚的に確認でき、タッチパネルで操作できるので、誤認識や操作のストレスが大幅に減らせます。
そして搭載されたディスプレイを生かしてPrime Videoなどの動画配信サービスを視聴することもできます。
タッチディスプレイが搭載されているため、シリーズの中では価格が高めになったり、本体が大きくなる傾向がありますが、エンターテイメント性と操作性がグッと高まったタイプです。
※Echo Show 10は現在、日本国内での販売が確認できません。
モデル名 | 外観 | 特徴 | 発売日 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
Echo Show 5 (第3世代) | ![]() | 5.5インチ画面 ビデオ通話に最適 | 2023年 8月8日 | 12,980円 |
Echo Show 8 (第3世代) | ![]() | 8インチHDディスプレイ スマートホーム機能 | 2024年 8月1日 | 22,980円 |
Echo Show 15 (第2世代) | ![]() | 15.6インチ大型ディスプレイFire TV対応 | 2024年 11月21日 | 47,980円 |
特殊用途モデル
こちらはEchoの名を冠していますが、少し特殊な用途のモデルです。
スマートホーム管理用に特化したタッチディスプレイ「Echo Hub」の1機種があります。
※スマートフォンと連動し、車内で音声操作や音楽をかけたりができる車載専用の「Echo Auto」は現在、国内販売が確認できません。
※Echo Budsはワイヤレスイヤホンであるため、スマートスピーカーには分類できないので今回は紹介しません。
モデル名 | 外観 | 特徴 | 発売日 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
Echo Hub | ![]() | スマートホーム管理用 タッチディスプレイ | 2024年 2月22日 | 25,980円 |
各モデルの詳細解説|特徴・おすすめポイント
スマートスピーカータイプ
Echo Spot(第2世代)

Echo Spot(第2世代)は、コンパクトでデザイン性の高いスマートアラームクロックとして使えるスマートスピーカーです。フルカラータッチスクリーンを搭載しているので時間の表示はもちろん、天気やカレンダーの確認も簡単にできます。
ナイトスタンドやデスクに置いても邪魔にならないサイズ感で、ベッドサイドに最適なデバイスです。本体カラーは、オーシャンブルー、グレーシャーホワイト、ブラックの3色で、価格は11,480円(税込)となっています。
音質も多少強化されており、Echo Dotと同じ1.73インチのスピーカーを内蔵しています。スピーカーの搭載位置や音の指向性が異なるため、Echo Dotよりもデスクなど限られたスペースで聞く場合には、クリアでバランスの良いサウンドと感じることができます。
タッチスクリーンによる操作も可能なため、音声とタッチの両方を使い分けられる点が非常に便利です。画面は時計や天気、カレンダーの表示が主な用途で、Echo Showシリーズのように動画の視聴はできません。その分、情報も最小限で、子どもの部屋でも便利な時計として安心して使うことができます。
また、カメラが搭載されていないため、Echo Showシリーズのようにビデオ通話をする必要がない人にとってはプライバシー面で安心して使用できるデバイスです。
Echo Pop

Echo Popは、コンパクトで手軽に使えるスマートスピーカーです。初めてAlexaを導入する人や、小さな部屋で音声アシスタントを活用したい人に最適なデバイスとなっていて、半円形のデザインで、本体カラーは、グレーシャーホワイト、チャコール、ティールグリーン、ラベンダーの4色となっています。
最大の特徴はEchoシリーズで最安値であるその価格です。5980円(税込)という手頃な価格で、初めてのスマートスピーカとして試してみるには安心して購入できますね。
音質については低音の迫力や全体的なサウンドのバランスはEcho Dotに劣るため、音楽のクオリティを重視する人には少し物足りないかもしれません。とはいえ、価格がリーズナブルなため、リビングや寝室、子供部屋など、家のさまざまな場所に手軽に導入できるのが大きな魅力です。
スマートホームの音声操作など基本的な家電操作はできますが、Echo Dotには搭載されている温度センサーやモーション検知がないため、スマートホーム連携を強化したい人にとっては機能面での物足りない可能性があります。
Echo Dot(第5世代)

Echo Dot(第5世代)は直径10cmの球体型で、コンパクトながら音質もよくスマートホームの連携といった面でもできることが多い、機能と価格のバランスに優れたスマートスピーカーです。価格は7,480円(税込)でグレーシャーホワイト・チャコール・ディープシーブルーといったカラーバリエーションがあります。
Echo Spotと同じ1.73インチのスピーカーを内蔵しており、本体が球体で全方向に音が出るので、Echo Spotよりも部屋の中央において全体で聞く用途の方が向いています。Echo StudioやEcho(第4世代)と比べると、低音の迫力やサウンドの広がりには限界がありますが、価格からすると程よい音質で音楽を再生してくれるコストパフォーマンスに優れたモデルです。もし音楽のクオリティを重視する場合は、より上位モデルを選ぶと良いと思います。
さらに温度センサーが搭載され、室温を検知して家電などと連携できるのも大きな特徴です。たとえば、「部屋の温度が25℃を超えたらエアコンをつける」といった自動化が、Echo Dot単体で可能です。また、タップ操作機能が搭載されているので、スピーカーの上部を軽く叩くだけで音楽を停止したり、アラームをスヌーズしたりと、音声を補助する操作ができます。
Wi-FiやBluetooth経由で多くのスマート家電と簡単に接続できるため、自宅のスマートホーム化にも活躍してくれます。※Echo(第4世代)やEcho StudioのようにZigbeeの規格には対応していないため、Zigbeeデバイスを使う場合は別途スマートホームハブ(Amazon Echo Hubなど)が必要になります。
Echo(第4世代)

Echo(第4世代)はEcho Dot(第5世代)と同様に球体型のスマートスピーカーです。見た目は非常に似てい流のですが、Echo Dot(第5世代)と比べると、一回り大きい直径14.4センチの筐体です。本体カラーは、グレーシャーホワイト、チャコール、トワイライトブルーの3色展開で、価格は11,980円(税込)です。
音質面では3インチのウーファーと0.8インチのツイーターを2つ搭載しており、低音がしっかりと響く迫力のあるサウンドで音楽を流してくれます。音の指向性も360°全ての方向に音を出してくれるので、部屋のどこにいても音楽を楽しむことができます。音質が良い分、本体サイズは少し大きめになります。
そしてZigbee、Matter、Thread規格のスマートホームハブを内蔵しているのも大きな特徴です。スマート家電のブリッジなしで直接接続が可能で、Philips Hueのスマート電球や、Zigbee対応のスマートプラグ、センサーなどを追加ハブなしで操作できるため、スマートホームの導入をスムーズに進められます。
Echo Studio

5つのスピーカー(5.25インチウーファー×1、2.0インチミッドレンジスピーカー×3、1.0インチツイーター×1)を搭載する「Echo史上最高音質」を謳うEchoの最上位モデルです。
本体に搭載された7つのマイクでスピーカーから発せられる音を検知し、部屋の特性を把握して最適なサウンドを再生するように自動で微調整してくれます。Dolby Atmosなどに対応し、独自の擬似立体音響化機能も搭載しているので立体感のある音楽を楽しめます。
Amazon Music HDから提供される3Dミュージック(空間オーディオ)を再生する機能を搭載します。Fire TV Stickにワイヤレスで接続して動画のサウンドを迫力で再生したり、Echo Studioを2台組み合わせて、ペアでステレオ再生することでさらに臨場感のあるサウンドが楽しめます。
温度センサーやモーション検知は搭載されていませんが、スマートホームハブ機能はZigbee、Matter、Threadと、しっかりと搭載されています。
24,980円(税込)とやや高価ですが、かなり高音質なので音質にこだわりがあり、音楽鑑賞を主な用途で楽しみたいならば、検討にあがってくるモデルです。
スマートディスプレイタイプ
Echo Show 5(第3世代)

「Echo Show」で最も小さい5.5インチ・960×480ドット表示対応のタッチパネルディスプレイを搭載する「Echo Show 5」。ディスプレイ付きモデル「Show」の中でもコンパクトさに重きを置いた、12,980円(税込)のエントリーモデルになります。
音質面ではスピーカーのサイズが1.75インチ、低音もそれなりに鳴るエントリークラスのモデルです。
特徴であるディスプレイですが、非搭載モデルと比較して情報量や操作性が格段にアップします。画面サイズは小さめなので、本格的な動画視聴などには向きませんが、その分、置き場所を選ばず、デスクの脇などに置いてニュースや動画をちょっと見たり、BGM的に音楽を楽しむといった使い方にはぴったりな1台です。
カメラもついているのでビデオ通話ができたり、キッチンに置いて音声で検索、レシピを表示したりとディスプレイがついていることで用途がググッと広がります。
今回紹介するShowシリーズでは唯一、ZigbeeやThreadには対応していない点は注意が必要です。

ネットワークカメラと連携して別室の映像を写したりできるので、赤ちゃんの昼寝を見守りながら料理、などもできます。

Echo Show 8(第3世代)

8インチ・1280×800ドット表示対応のタッチパネルディスプレイを搭載した「Echo Show 8」はエントリーモデルの「Echo Show 5」をひと回り大きくしたサイズ感です。
2インチフルレンジスピーカー2基+パッシブラジエーターを搭載しているため、「Echo Show 5」よりもかなり音質が向上しています。また、「Echo Studio」と同じ空間オーディオ技術を搭載しているので、音楽も映像もを臨場感あるサウンドで楽しめます。
Zigbee、Matter、Thread対応のスマートホームハブ機能も搭載しているので、スマートホームを構築する際も活躍してくれます。
自動フレーミング機能のついた内蔵カメラも13メガピクセルと高画質で、ビデオ通話やセキュリティカメラの映像を映すディスプレイとしても活用できます。
その分、価格は22,980円(税込)と少し高めの印象です。
Echo Show 15(第2世代)

「Echo Show 15(第2世代)」は15.6インチのフルHDディスプレイ(1080p)を搭載している主に壁付けで使うことを想定したEcho端末です。※別売りのスタンドで置き型にすることも可能。
15.6インチの大画面が特徴で、好みのウィジェットを配置して必要な情報や機能に素早くアクセスできる「ウィジェット機能」や、内臓カメラで画面の前にいる人を判断し、その人に合わせた情報を表示してくれる「ビジュアルID」といった機能を搭載しています。
例えば「ウィジェット機能」の中の「スマートホームダッシュボード」を使うと、家の中のスマート家電を表示して、管理・操作できるようになります。
Echoシリーズの中で唯一、Fire TV機能を搭載しているので、TVにFire TVを接続した時と同じ体験がEcho Shoe 15単体でできます。第2世代となり、Alexa対応音声認識リモコンが同梱するようになったので操作性も全く同じです。「Amazonプライム・ビデオ」や「YouTube」などを大画面で視聴できるのは非常に嬉しいポイントです。
Zigbee、Matter、Thread対応のスマートホームハブ機能を搭載し、高速なWi-Fi 6に対応しているなどスペックもかなり充実しています。
第1世代は日本では2万円台後半で購入できたのですが、高性能化や円安の影響で現行の第2世代は47,980円(税込)となかなかの高価格に設定されていますが、他のモデルにはない唯一無二の機能が体験できる点はこのモデルの強みです。

壁付けが可能かも検討が必要なモデルです。
機能特化型モデル
Echo Hub

「Echo Hub」は、Alexa対応のスマートホーム製品を操作することに特化した8インチタッチパネルディスプレイ搭載のスマートコントロールパネルです。もちろんスマートスピーカーのように音声操作が可能ですが、ディスプレイでの確認とタッチ操作が前提となっているモデルなので、Echoシリーズの中でも特殊な立ち位置です。価格は25,980円(税込)です。
家の中のスマートホームデバイスを1ヶ所で集中管理できる「コントロールパネル」として使うことができます。8インチのディスプレイで、ドアベルやセキュリティカメラの映像を確認したりもできます。近接センサーを搭載しており、人が近づいたことを検知するとディスプレイがスタンバイ画面からスマートホームダッシュボードに切り替わります。
同じ壁掛けモデルの「Echo Show 15」に近い見た目で、「ウィジェット機能」も搭載していますが、より一層スマートホーム機能を強化しているモデルなので、Matter規格、Zigbee規格やThread規格に対応したスマートホームハブを内蔵しています。反対に「Echo Show 15」にあったカメラ機能やFire TVの機能は削られています。
スマートホーム製品の操作に特化したシンプルな独自UIで、様々なスマートホームデバイスを一括で管理できるコントロールパネルとしての機能は非常に魅力的です。
スピーカーは搭載していますが、音質はあまり良くありません。音楽鑑賞ならばEcho Studioなどと接続してコントロールパネルとして使うなどが適しています。
こちらも壁掛け設置が前提となっており、取り付けの際には壁に穴をあける必要がある点は少しハードルがあるかもしれません。※置き型で使えるスタンドは日本未発売です。
Amazon Echoと子育て
これまでAmazonのEchoシリーズについてまとめてましたが、我が家のように子育て真っ最中のご家庭でもEchoは大活躍です。
忙しいパパやママの子育てをスマートにアシストしてくれるEchoシリーズ(Alexa)の活用例をご紹介します。

もちろん、子育てシーンではなくても活用できる機能がたくさんなのでパパ・ママ以外にもオススメです。
リマインダー
子育て中は毎朝毎晩、息つく間もなく必死の生活。学校へのプリント提出締切を忘れたり、給食費引き落としの日を忘れて残高不足になったり…ダンスなどの習い事をしていると衣装の丈直しをしなくてはならない時もありますが、後回しにしてピンチになることも。
そんなことを防ぐために、Echoのリマインダーは非常に便利です。
「アレクサ、●●●をリマインドして」と話しかけると、指定された日時にその内容を音声でリマインドしてくれます。提出締切や、授業参観・三者面談など、予定やタスクをAlexaにリマインドしてもらうと忙しい毎日の中でも、忘れることなくスケジュール管理ができてます。
我が家の地域では、毎週月曜日は缶ゴミ回収の日ですが、朝はあまりに必死すぎて缶ゴミを捨てることを忘れてしまったり…
そんな時にはリマインダーを繰り返す設定もできますので、曜日と時間を決めて、ゴミ収集や子どもの習い事、寝る準備の準備など、習慣化したい項目をリマインドしてもらうのもおすすめです。

特に子どもにとっては「親から支持されない」点で、自分から活動を切り替えられるのでかなり有効です。
買い物リストで買い忘れなし
生活の中で子ども達からはよく「学校で使っている折り紙がもうすぐなくなる」、「雑巾を用意してだって」と言われることがあります。ふと思い出すことはあるけれど、後々…

あれ?なに頼まれたっけ?
もちろん、ちゃんと忘れず用意してあげたい。でも忙しくて忘れがち。そんな時には思いついた時にすぐに音声でEchoに話しかけてしまいます。

Alexa、買い物リストに『折り紙』を追加して!
たったそれだけで事前作っておいた『買い物リスト』の中に記録されます。リストに入れたものは「Alexa、買い物リストを読み上げて」と話しかけるか、スマートフォンのAmazonショッピングアプリやAlexaアプリから確認することができます。
音声操作で音楽再生
子どもと過ごしていると日常の中で音楽をかけたい時間が多くあります。例えば習い事のダンスの練習や大好きなアーティストの音楽を聴きたい時などです。
練習をしたい時など子どもが自分でAlexaに指示を出していることがあります。
末っ子が着替えたがらない時なども「Alexa、『パジャマでおじゃま』をかけて」など、子どもが好きな音楽をかけるとスムーズに進むことがあります。
忙しい子育ての中でスマホを操作せず、音声で操作できることは大きなアドバンテージです。
わからないことをすぐ検索
夕食の時、今日の学校での出来事などたくさんの会話があります。そんな中、たまに分からないことなどがあると家族みんなでAlexaに聞くことがあります。
例えば、「◯年◯月◯日(子どもが生まれた日)は何曜日だった」や「次の満月はいつ?」、「群馬県の県庁所在地は?」などたわいもない会話や勉強で必要な知識などです。
スマホで検索するよりも早く、子どもも自分で聞くことができるので便利です。
天気予報を聞く
小学生の子どもたち、朝の準備は自分たちで出来るところはやってもらいます。
天気や気温によっては服装を変えたり、レインシューズや傘の用意が必要な時がありますね。我が家では子どもたちもよく「Alexa、今日の天気は?」などと自分でAlexaに確認しています。
子ども達も習慣づくと、自分で天気を気にして、準備を進めることができますよ。
アラームやタイマー
小学生の子どもたち、宿題をせずに遊んでいることも多いです。
「いつやるの?」「15分経ったら」
こんな問答の後、様子を見ていたら結局、遊びに夢中で約束の時間になっても切り替えていなくてこちらがイライラ…再び声をかけると「わかってる!」と子どももイライラ。
我が家ではそんな時、Alexaを使ってタイマーをかけるようにしています。

Alexa、15分タイマー!
これで子どもたちも親に言われずに、時間を守ることができています。
同じように寝る時間が遅くなりがちなので、毎日21時15分にアラームが鳴るようにも設定していますが、こちらも有効です。
提携アクションで季節の行事を盛り上げる
我が家では季節のイベント、例えばクリスマスやひな祭りにもEchoデバイスやAlexaを活用しています。例えばクリスマスツリーの照明とAmazonのスマートプラグを組み合わせて定型アクションを設定します。
「月曜日から日曜日まで毎日、朝7時にお雛様のぼんぼりをライトアップ、同時にEchoから『うれしいひなまつり』をかける、保育園や学校に行くので8時には照明をオフ」
これで毎日、自動でライトアップとBGMが流れ、必要がない時には電源を切ってくれます。

クリスマスバージョンもいけます!
ベビーモニターと連携
これは僕が育休中にやっていたのですが、Echo Showなどのモニター付きのモデルを使えば、例えば寝ている赤ちゃんをモニターで見守りながら、キッチンで夕食の準備などを進めることができます。
Echo Showシリーズを2台用意してビデオ通話状態にする、Alexa対応のWebカメラ(Switch Bot 防犯カメラなど)を用意して連携させるなどの方法で、離れた部屋の様子を映し出すことができます。
音声もオンにしておけば、昼寝明けの鳴き声にも気づけて、すぐに部屋に向かうことができます。
まとめ
今日は「【2025年最新版】Amazon Echoシリーズ完全ガイド|全モデルの特徴・価格・選び方を徹底解説!」について書いてきました。
Amazonが販売するスマートスピーカー『Echo』には主な用途や生活スタイルに合わせてたくさんの選択肢から選ぶことができるラインナップが揃っています。
全てに共通しているのは「音声アシスタントのAlexaを使うことができ、生活をより便利に、より豊かにしてくれる」ということ。
モデルごとの価格や強みも様々で、必ず自分自身のニーズにあったモデルが見つかると思います。そのためにこの記事が少しでも皆さんの参考になったならば嬉しいです。
以上、ヨッシーでした。