【おもちゃのサブスクリプションサービス比較】保育士夫婦が考えるおもちゃ・知育玩具の定額レンタルサービスのメリット・デメリット、そしておすすめサービスは?
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今日は最近増えている『おもちゃ・知育玩具の定額レンタル(サブスクリプション)サービス』のお話です。
もはや一般的になった定額レンタル(サブスクリプション)サービス。有名なジャンルは音楽や動画ですが、最近では新しいジャンルにもサブスクリプションが進出しています。
例えば車や家具、そして子どもが使う「おもちゃのサブスク」も増えているのです。
おもちゃのサブスク、ママ的にはあり?なし?
ん〜?0歳〜2歳ならあり!
我が家は夫婦共に保育士をしています。そして家にはムスメとムスコ。1年中、毎日24時間子どもに囲まれ、おもちゃで遊ぶ姿を見ている身として思うこと。
それは『おもちゃの定額レンタル(サブスクリプション)は、現代の子育て家庭で、かなり活躍する』です。
もちろんレンタル制なので、新品ばかりとは限りません。特に感染症等に弱い乳幼児期、衛生面を心配するパパやママも多いと思います。
そういった不安を解消できるよう、この記事ではおもちゃ・知育玩具の定額レンタル(サブスクリプション)のメリットやデメリット、おすすめのサービスを紹介していきたいと思います。
では見てきましょう!
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おもちゃのサブスクってどんなサービス?
『おもちゃのサブスクリプション』は毎月、決められた額の利用料を払うことで、おもちゃをレンタルすることができるサービスです。
サービスによって細かくは異なりますが、概ね3,000円〜4,000円の月額料金で1,5000円程度のおもちゃ(4〜6個程度で構成)を借りることができる、というのが主流です。
ポイントは子どもの年齢・性別・好みによって送られてくるおもちゃの組み合わせが変わる、ということ。そして、おもちゃを交換したり、も気軽にできるため、お子さんが気にいるおもちゃを失敗なく見つける事ができます。
では次に、おもちゃのサブスクを利用するメリットとデメリットをまとめてみました。
おもちゃのサブスク、メリット・デメリット
様々なおもちゃのサブスクリプションサービスがありますが、そのメリットとデメリットは一体何なのでしょうか?
以下にまとめてみました。
メリット
- 月額料金の数倍の玩具が借りられる
どのサービスも月額3,000円程度の出費に対して、約15,000円分ほどのおもちゃをレンタルする事ができます。
交換のたびに新しいもの種類が届くので、購入するよりも安く、様々な知育玩具に触れさせてあげることができます。特に自分で選べない乳児さんが安く試せるのは魅力的ですね。 - 価格の高い海外製の知育玩具が手軽に使える
定額で借りることのできる玩具の中には、海外製の知育玩具が含まれています。最近、日本でも取り扱いが多く、かわいい見た目に心惹かれるパパママも多いはず。価格も高めで使う期間も短いため躊躇してしまうことも多いですが、レンタルならば気軽に試せますね。 - おもちゃ選びの専門家が、知育玩具を選んでくれる。
各サービス、おもちゃ選びの専門家がお子さんの性別や年齢、性格や好みに合わせておもちゃを選別。組み合わせて送ってくれます。
「初めての子育てでどんなおもちゃを用意してあげればいいかわからない」、「気づくとパパママの好みで偏ったおもちゃばかりになってしまっている」、そんな方には特にオススメです。専門家が発達段階に合わせて、提案してくれます。 - おもちゃが増えすぎず、部屋がきれい
子育てあるあるのひとつ、「だんだんおもちゃが増えてきて置き場がない」が防げます。子どもが成長したり、子どもが増えるとおもちゃはどんどん増えていきます。
レンタルならば、使わなくなったおもちゃは返却すれば無駄なスペースが必要ありません。必要なおもちゃを必要な分だけ用意してあげられます。 - 気に入らないおもちゃは返却できる
購入の場合、「買ったおもちゃを子どもが気に入らず、遊ばない」なんでこともありますが、レンタルならば返却や交換ができるので無駄になりません。 - 気に入ったおもちゃは、そのまま買取可能
レンタル中のおもちゃをお子さんが気に入った場合、そのまま買取することができます。物によっては市場価格より大幅に安く買えたりするものもあります。 - 破損や紛失にも対応規定があり、安心
おもちゃは子どもが使うものなので、どんなに気を付けても破損してしまったり、紛失してしまったりもあります。
各サービスそれぞれで「破損は弁償不要」や「紛失の弁償額は最大1,000円」、「紛失の場合のみ買取」などのルールを設けています。
サービスによって対応は異なる点もありますが、共通して言えることは事前に自分の選んだサブスクがどのような対応をしてくれるのか、理解しておくことで安心して遊ぶことができます。
メリット②の「価格の高い海外製の知育玩具が手軽に使える」はかなり大きな利点です。
日本製の玩具もいいものはたくさんありますが、その多くが「キャラクター」玩具です。
キャラクター玩具はテレビ番組と連動していたり、CMを多く流していたりするので、子どもの生活の中で非常に鮮やかに印象を与えます。
反面、流行り廃りのサイクルが早く、どこか「手に入れること」が目的になってしまっているような…そしてメーカーも「売ること」が目的になってしまっているとも感じます。
一方、知育玩具は『知育』という大きなコンセプトを持っています。
「◯歳◯ヶ月の子どもはこういう発達段階にいるから、このポイントを刺激するようなおもちゃにしよう」、といった設計がなされているのです。
もちろんキャラクター玩具も楽しいですし、子どもの成長と共にいつかは通る道です。
0歳〜2歳までは、優しい、そしてしっかりと考えられている「知育玩具」で遊ばせてあげてほしいと思います。
ママ的には、おもちゃが増えすぎないのも嬉しいよ。
デメリット
ではデメリットはないのか…考えてみました。
- 新品ではない
基本的に他のお子さんも使ったものを清掃して次の家庭に届けます。
ただ、どのサービスも衛生面には力を入れており、しっかりと消毒してくれるので、「新品」に強くこだわる家庭でなければ問題は無いと思います。 - 交換の手間がかかる
当たり前ですが、借りたものは返さなければなりません。
レンタル時に届いた箱に、返送用の伝票がついていますので、配送業者に依頼して取りに来てもらうだけ…といえばそうなのですが、日々、子育てや火事で忙しいパパママにはそれすら億劫な時があるかもしれません。 - 好みでないおもちゃが届くこともある
おもちゃ選びの専門家が、おもちゃを選定してくれることが強みのサービスですが、お子さんの性格は十人十色。誰一人として同じ人間はいません。
パパママの想像できない角度からおもちゃを提案してくれますが、時にはお子さんが全く遊ばないで終わった…なんてこともあるようです。
ただ、そのために各社、リクエスト機能や交換サービスを取り入れているので、活用することで無駄をなくすことができます。 - 毎月、固定費=定額の出費となる
当たり前ではありますが、毎月定額での出費となります。音楽や動画のサブスクサービスと比較すると、少し月額料金も高めです。その分、家計に与える影響も大きいと思います。
ただ、料金の4〜5倍程度のおもちゃが借りられることを考えると、間違いなく『お得』です。
このようにデメリットもありますが、各社、丁寧な対応をしています。
例えば衛生面。各社、衛生面には力を注いでおり、徹底した消毒をして、次のユーザーにお届けています。
保育園などでは毎日、玩具を次亜塩素酸溶液などで消毒していますが、一般家庭では買ったおもちゃを日々、消毒する…ということは滅多にないのではないでしょうか?
そういう意味では、『交換のたびに徹底消毒されたレンタルおもちゃが届く』ということは『新品のおもちゃを買って使い続けるよりも衛生的』と言えるかもしれません。
そう考えると、デメリットとは言えないものばかりかも…
おもちゃのサブスク、主要サービス3社比較
Toysub!(トイサブ!)
2015年スタート、おもちゃの定額レンタル(サブスクリプション)サービスのパイオニア的存在が『Toysub!』です。
月額 | 3,340円 |
玩具数 | 6個 |
定価合計額 | 15,000円以上 |
対象年齢 | 0歳〜4歳 |
交換サイクル | 2ヶ月 |
リクエスト機能 | 毎回(メール) |
送料 | 無料 |
破損対応 | 原則弁償不要 |
紛失対応 | 本体上限1,000円 1パーツ上限300円 (複数の場合上限1,000円) |
消毒 | <布系のおもちゃ> 石けんでの手洗いと乾燥 <木のおもちゃ> 次亜塩素酸水で消毒 <プラスチックのおもちゃ> 電解水を使用し付着物の除去 アルコール消毒清拭クロス と洗浄クロスで拭き上げ |
備考 | まとめ払いで割引あり 6ヶ月:5%オフ 1年:10%オフ |
日本の知的玩具レンタルの先駆けで、その実績は群を抜いています。これまでに利用者から集めた9万件にのぼるおもちゃアンケートの結果を活かした選定は他のサービスにはない強み。
そしておもちゃを選定してくれるのは、これまでに1万件以上のプランを考えてきた「認定プランナー」。これまでの蓄積データに加え、サービスの利用者に毎回のアンケートを行います。
お子さん今現在の発達や興味を合わせて、「それぞれのお子さんに最適化されたおもちゃ」を届けてくれます。
お子さんの成長に合わせて、おもちゃもステップアップしてくれます。
基本的なシステムは月額3,340円(税抜き)で6個のおもちゃを借りるというもの。おもちゃの合計額は15,000円以上です。
おもちゃ1点当たり、1日19円。
Toysub!では、下記の表のようにまとめ払いによる割引を取り入れています。
長期で利用を考えている人は、まとめ払いがお得ですね!
そして交換の周期は2ヶ月。
そのタイミングで今ある6個を継続するのか返却するのかが決められます。
もちろんお気に入りの2つは残して、4つを返却・交換なんてこともできます。
新しい玩具が届いた時に、その配達員さんにそのまま返却用のおもちゃをお願いすればいいので、手元におもちゃがない期間が発生しません。
往復の送料全てが基本料金に含まれてるので追加料金なしで分かりやすい!
特にお気に入りのおもちゃは特別価格で買い取りも可能なのです。
先駆け的存在なので過去にも多くメディアに取り上げられており、知名度も高めです。
レンタルという点から気になる衛生面ですが、トイサブ!では子育て経験のあるママが中心となって、おもちゃの清掃をおこなっています。「自分の子供にそのおもちゃを与えられるか」を基準に徹底したクリーニングを実施しているため、安心感も高めです。
これは公式サイトにアップされていた清掃作業の動画です。あえて作業の様子を見せるということは、「利用者の安心してもらいたい」という気持ちの現れですね。
<布系のおもちゃ>石けんでの手洗いと乾燥にて対処しています、手洗いが難しいものはアルコール消毒清拭クロスと洗浄クロスで拭き上げと付着物の排除をしています。
<木のおもちゃ>プロトクリンという次亜塩素酸水という消毒を使用しています。高い消毒性と安全性を兼ね備えたもので食品の消毒にも使用されている「プロトクリン」という次亜塩素酸水を使って消毒しています。
<プラスチックのおもちゃ>電解水を使用し付着物の除去、アルコール消毒清拭クロスと洗浄クロスで拭き上げを行い、場合により磨いています。
Toysub公式サイトより
次亜塩素酸は保育園でも保育室や玩具の消毒に取り入れられているもので、アルコール消毒でも倒せないノロウイルスなどを殺菌してます。
保育士目線でも安心!
そしておもちゃは子どもが使うもの。どんなに気をつけていても、壊れてしまったり紛失してしまったりというリスクがあります。
その点、トイサブ!ではおもちゃ本体やおもちゃパーツの汚れや破損については原則弁償不要となっています。
ただし、以下に定める事項に該当する利用方法で汚した・破損した場合は、代金の支払いが発生します。
- トイサブ!のおもちゃで水遊びをした場合(留意事項に「水遊び可」と記載のおもちゃを除く)
- 喫煙環境でおもちゃを利用し、おもちゃにタバコの臭いが付着した場合
- マジックやクレヨンなど、清掃にて取り除くことが難しい落書き・汚れが発生した場合
- ペットの噛みあとや毛の付着などにより、おもちゃの継続利用が難しい状態になった場合(ペットのいる環境での利用は可だが、ペットにおもちゃを触らせない)
- 発送時に同梱される「プランシート」にあるおもちゃの留意事項にて禁止されている利用方法で利用し、その結果おもちゃを汚した・破損した場合
じゃあ…無くしたときはどうしたらいいの?
その場合は、次の2つの対応から選ぶんだよ!
①本体・部品を紛失した場合には該当するおもちゃのレンタルを継続し、おもちゃ本体またはパーツを探す。
②またはおもちゃは返却し、紛失したおもちゃ本体またはパーツの代金を支払う。
【おもちゃ破損・紛失時の支払金額】
おもちゃ本体1,000円・パーツ代金1パーツあたり300円を上限・複数パーツを破損の場合上限は1,000円
では『Toysub』のオススメポイントを整理してみましょう。
①利用実績が多く、シェアNO,1の安心感
②送料込みの料金でわかりやすい
③アンケートによって蓄積されたデータで、評価の高い知育玩具でプランニング
⑤交換の際も、常におもちゃが手元にある
実績、サービス内容、満足度すべてのバランスが良いサービスですね。
TOY BOX
『TOYBOX』はおもちゃのサブスク業界では2番人気と言えるブランド。
月額 | スタンダードプラン:2,980円 プレミアムプラン:3,140円 |
玩具数 | 4〜6個 |
定価合計額 | 15,000円 |
対象年齢 | 3ヶ月〜4歳 |
交換サイクル | 2ヶ月 |
リクエスト機能 | 毎回(LINE)※プレミアムプランは商品到着後の即時交換も可 |
送料 | 無料 |
破損対応 | 原則弁償不要 |
紛失対応 | 特別価格での買取 |
消毒 | 調剤薬局の薬剤師がレンタルおもちゃの消毒工程を監修 消毒剤にはノロやインフルエンザウイルスを99%除菌する ㈱クリーンテックのプロトクリンアクアを採用 |
備考 | 1契約(15,000円分)のおもちゃを兄弟で分配可能 |
3ヶ月から3歳のお子さんが対象のサービスで毎月4〜6個のおもちゃ総額15,000円分が送られてきます。交換は2ヶ月から可能です。創造的な欧州玩具、英語に触れる米国玩具、木のぬくもりを知る日本玩具など国内外の知育玩具を揃えています。
他者と比較して、海外製のおもちゃが多いです。
基本的な返却・交換は2ヶ月単位で、全部もしくは気に入ったものを残して一部を返却できるのは他サービスと同様です。
また、料金プランが2種類用意されているのが特徴で、スタンダードプランとプレミアムプランから選択することになります。
スタンダードプランは月額2,980円(税抜)、プレミアムプランは月額3,140円(税抜)となります。おもちゃを借りる、返す際の往復の送料は月額料金に含まれているため無料です!
差額は160円…なにが違うのかな?
おもちゃの内容・個数・合計額は変わらないんだよ。
両プラン間の違いは『おもちゃプランの事前提案・変更の有無』と『送られてきたおもちゃの変更が可・不可』の2つです。
『TOYBOX』の特徴として、どちらのプランも事前に要望を送ることができるので、もともと好みが反映されたおもちゃプランが提案されやすいシステムです。
シンプルプランは要望に対しての提案はなく、おもちゃが発送されてきますし、変更も2ヶ月後の返却まではできません。
しかしプレミアムプランは要望に対して事前に提案を受けることができ、やりとりすることで事前におもちゃの変更が可能です。さらに、うけとったおもちゃが合わなかった場合、2ヶ月後の返却を待たずに変更をすることができるのは大きな強みです。
そのためTOYBOXはおもちゃプランのミスマッチが少ないのが特徴です。
価格差は160円…それなら…
プレミアムプランがおすすめだよね!
プランの選定は、担当の保育士がついてくれるので相談しながら決定します。TOYBOXの玩具選定基準は①手指や脳の発達②他人の気持ちを想像する③集中力を養う、以上の3つをテーマとしており、毎回のプランでこれらをバランスよく組み合わせてくれます。
担当保育士とのやりとりはメールだけでなくLINEでも対応しているのが『TOYBOX』の特徴です。
LINEなら気軽に隙間時間で相談できるね。
また、面白いのは個別相談に応じてくれるので、1契約で15,000円分のおもちゃを年齢の違う兄弟で分けるなども対応してくれます。
例えば、2歳の弟に10,000円分、5歳の姉に5,000円分といった具合です。
そしてレンタル品として衛生面が気になると思いますが、その点も安心。調剤薬局の薬剤師がレンタルおもちゃの消毒工程を監修しています。消毒剤にはノロやインフルエンザウイルスを99%除菌する㈱クリーンテックのプロトクリンアクアを採用しており、食器やおもちゃなどにも使用できることが特徴です。
保育士と薬剤師、プロががっちりとタッグを組んだサービスだね。
子どもが扱うものなどで、破損などについての規定も確認しておきましょう。
破損や汚れに関しても通常の遊び方をする中での破損・汚染に関しては費用はかかりません。紛失(一部・全部)の場合のみ割引価格での買取りとなります。
①創造的な欧州玩具、英語に触れる米国玩具、木のぬくもりを知る日本玩具など国内外の知育玩具を揃えている
②LINEを活用して要望・相談が可能。
③プレミアムプランは商品到着後の交換も可能。
④担当に保育士がつき、子どもにあったプランを作成してくれる。
⑤調剤薬局の薬剤師がレンタルおもちゃの消毒工程を監修
KIDS LABORATORY(キッズ・ラボラトリー)
『KIDS LABORATORY(キッズラボラトリー)』は数ある知育玩具のサブスクの中でも2020年1月にサービス開始となった、新しいサービスです。
月額 | 毎月コース:3,980円(税抜) 隔月コース:2,340円(税抜) |
玩具数 | 毎月コース:5〜7個 隔月コース:4〜6個 |
定価合計額 | 15,000円相当 |
対象年齢 | 0歳〜8歳 |
交換サイクル | 毎月コース:1ヶ月 隔月コース:2ヶ月 |
リクエスト機能 | 毎回 |
送料 | お届け時のみ:1,000円 (交換の度に発生) |
破損対応 | 軽微な破損の場合、不要 |
紛失対応 | 軽微な紛失の場合、不要 |
保証サービス | 月額1,000円 →破損・紛失の補填必要なし |
消毒 | <木製おもちゃ・プラスチック制おもちゃ> 高温のスチームで全体をクリーニング。乾燥後、 医療現場や介護施設で利用されている除菌水 (プロトクリン・アクア)を使って丁寧に磨く。 <布製おもちゃ> 界面活性剤や合成成分を含まない 石鹸(洗濯用液体石けん)を使って手洗い。 |
備考 |
生後3ヶ月から8歳までの年齢をカバーしており、他サービスより幅広い年齢でサービスを利用することが可能です。
専属の「おもちゃコンシェルジュ」が担当をしてくれ、お子さんに合ったおもちゃを選んでくれます。そしてLINEを使っておもちゃの相談をすることが可能です。
おもちゃコンシェルジュによるアンケートで以下のことを回答すると、発達にあったおもちゃをプランニングしてくれます。
- 自宅にあるおもちゃの種類はなんですか?
- 過去にお子様が興味を示さなかったおもちゃはなんですか?
- 遊ばせてみたいおもちゃはありますか?
各年齢のおもちゃは、以下の通りです。
↑ 0歳児向け ↑
↑ 1歳児向け ↑
↑ 2歳児向け ↑
↑ 3歳児向け ↑
↑ 4歳児以上向け ↑
大きな特徴は料金プラン。他のサービスと同等の内容(2ヶ月に1回の交換)では月額2,340円に必須の片道送料1,000円がかかり、合計3,340円。
ただ、翌月はおもちゃが届かないので配送料がかからず、2,340円。
平均すると1ヶ月2,840円で利用している計算となります。
お、安いね。
毎月コースは月額3,980円で5〜7個のおもちゃが送られてきます。そしてそのうち必ず一つは例えば『ボーネルンド』のような人気の海外製のおもちゃがです。
送料が必要になるので合計額は4,980円(税抜)ですね。
たくさんのおもちゃに出会わせてあげたいパパママには嬉しいですね!
どちらのプランも嬉しいのは、日常使いの軽微な汚れや傷は保証が含まれており、弁償の必要がありません。もちろん修復が不能なほどの損傷や紛失の場合、弁償が必要となりますが、安心して遊べるよう別途、月額1,000円の『安心サービス』が用意されています。
この『安心サービス』に加入していれば、損傷や紛失の弁償はなくなります。
おもちゃが気に入らなかった場合、交換が何度でもできるのも『キッズラボラトリー』ならでは。「おもちゃが合わず、2ヶ月間ほったらかしということはなくなります。
ただ、公式サイトの表記が難解だったため、問い合わせをしたところ、交換自体は何度でも無料のシステムですが、『KIDS LABORATORY』からおもちゃが発送されるその度に送料1,000円が自己負担で発生するとのこと。
返送用の伝票はついているので、返送料はかかりません。
ですので、『おもちゃの交換は実質、1回につき1,000円』です。ご注意ください。
ちなみに兄弟で使いたい場合、届け先が同じ住所ならば兄弟プランが使えます。2人目以降はプラン自体も半額、送料も半額です。
また、面白いのは「30日間の全額返金保証」です。購入後、子どもがおもちゃを使ってみたけれども、まったく見向きもしないなど、サービスが不要な場合には、初回購入者に限り商品が届いてからの30日間、全額返金をしてくれます。
安心して始められるね!
契約プランによって1ヶ月ないし2ヶ月でおもちゃの交換ができますが、気に入ったおもちゃは無理に交換せず、使い続けることができます。不要なおもちゃのみ交換して入れ替えれば、手元のおもちゃはいつもお気に入りでいっぱいになります。
もし、お子さんが本当に気に入ったなら、特別価格(定価の半分程度)で購入することも可能です。
返却・継続・買取をうまく使い分けるといいですね!
さらに衛生面でもしっかりと対応しており、素材に合わせて消毒を行います。
【木製おもちゃ・プラスチック製のおもちゃ】
高温のスチームで必ず全体をクリーニングします。その後乾燥させ、医療現場や介護施設で利用されている除菌水(プロトクリン・アクア)を使って丁寧に磨きます。
【布製おもちゃ】界面活性剤や合成成分を含まない石鹸(洗濯用液体石けん)を使って手洗いします。この石鹸はスーパーなどで市販されている石鹸ではなく、大正13年創業の老舗メーカーが製造しているこだわりの安心安全な石鹸です。
KIDS LABORATORY公式HPより
ではキッズラボラトリーのおすすめポイントをまとめてみましょう。
①毎月おもちゃ交換ができるコースがある
②LINEを活用して要望・相談が可能。
③商品到着後の交換は回数制限なしで可能(その都度、送料1,000円は発生)。
④担当におもちゃコンシェルジュがつき、子どもにあったプランを作成してくれる。
⑤3ヶ月から8歳までの他社にはない幅広い年齢で利用可能
⑥初回購入者は気に入らなかッタバ愛30日以内、全額返金
⑦兄弟プランなら二人目以降、半額
おもちゃのサブスク、活用方法
おすすめの利用年齢は0歳〜満2歳
玩具のサブスクリプションは毎月定額で出費が求められます。利用期間が長くなればそれだけ、かかるコストは高くなります。
そのため適切な時期に絞って活用することで、費用対効果が高くなります。
各サービス、3歳や8歳などまで対応していますが、保育士の僕が最も利用メリットがあると考えるのは「0歳〜満2歳」です。
- 0歳から2歳程度は1ヶ月〜数ヶ月での成長が著しく、発達段階に適切なおもちゃが目まぐるしく変わっていく。
- それにも関わらず、高額な知育玩具が多く、購入には躊躇してしまう。
- 購入しても子どもが気にいらなかったり、すぐ飽きてしまう。
- この時期のおもちゃは大型の商品が多く、購入の場合、スペースが取られる。
これらの理由から、メリットを一番享受できる満2歳まではおもちゃの定額レンタルを利用することはかなりオススメです。極端なことを言うと、全くおもちゃの購入はせず、全てサブスクで済ませてしまう、というのもアリです。
2歳〜満4歳はサブスクと購入のバランス運用で
2歳を超えるとお気に入りのキャラクターが生まれており、こだわりも強くなります。少しずつ「このおもちゃが欲しい」などの主張も出てくるので、オススメなのが、「サブスクと購入のバランス運用」です。
この時期にお子さんやパパママが選ぶおもちゃには偏りがでがちです。専門家によるプランニングでこの年齢の『学び』に適した知育玩具を選定してもらうことはとても大切です。
一方で「自分の好きなものが欲しい」、「自分の物を所有する」と言う気持ちの育ちも大切にしてあげたいです。『自分のものを大切に思う』ことで、片付けの大切さや、自分の物に対する責任感を培っていって欲しいと思います。
サブスクと併用することで、おもちゃが増えすぎないので、部屋がシンプルに維持できます。少しづつ片付けを覚えて欲しいこの時期にはおもちゃの数が増えないことで片付けやすい環境を作ってあげられます。
自分で片付けをやり切った達成感を味わうことで、自信や責任の芽生えに繋がります。
4歳以上のメリットは少ない…
4歳を超えると、ひとつの遊びをしっかりと遊びこむことができるようになります。遊びに集中する時間も長くなります。
そして、この頃には所有する喜びやシリーズを集める楽しさ、を感じる気持ちが育ってきます。
電車のレール玩具、合体ロボット、戦隊もの、ママゴトセット、人形など大好きなおもちゃでじっくり遊び、増やしていきたい時期です。
記憶もしっかりしてくるので、大きくなったときに思い出す「お気に入りのおもちゃ」はこの時期のものも多いと思います。
所有すること、所有物に責任を持つことを身につけるこの時期は、僕はサブスクのメリットは少なくなっていると感じます。
むしろ、提案されるおもちゃが物足りなかったり、返さなけらばならないことが悲しいこともあるかも知れません…
共働き夫婦は保育園入園までの利用と割り切ることもアリ
0歳〜満2歳までがおすすめの知育玩具の定額レンタルサービスですが、保育園入園までと決めて利用するのもアリです。
実際、育児休暇中と比べて、職場復帰し保育園に入園すると、家庭で過ごす時間が非常に短くなります。
朝は慌ただしく準備、家に帰ると夕飯・入浴・寝る準備…今までのように遊ぶ時間が多く取れないのが実情です。
でも安心してください。お子さんは保育園でたくさんのおもちゃに触れ、遅んでいるので、無理に家庭で知育玩具に触れるよりも、ママやパパとのコミュニケーションタイムを作ったあげるといいですね。
入園までの契約と割り切ると、ランニングコストが高くなりすぎず、メリットを享受することができます。
まとめ
今日は「【おもちゃのサブスクリプションサービス比較】保育士夫婦が考えるおもちゃ・知育玩具の定額レンタルサービスのメリット・デメリット、そしておすすめサービスは?」について書いていきました。
最近、少しづつ増えているおもちゃの定額レンタルは子育ての省スペース省コストにつながる魅力的なサービスです。
オススメは「Toysub!」、「TOYBOX」、「KIDS LABORATORY」です。
3社ともに、おもちゃのサブスクの基本は押さえつつ、特徴を出してきているので是非、比較してお気に入りのサービスを見つけて欲しいと思います。
以上、ヨッシーでした。