パイオニア製車載Wi-Fi『DCT-WR100D』が無償の神アップデート!停車時の利用時間が大幅拡大!

皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今日は私が愛用するPioneer社のカーブランド「Carrosseria(カロッツェリア)」から販売されている車載Wi-Fi『DCT-WR100D』のソフトウェアアップデートについてのお話です。
この製品にについては過去にレビュー記事を作成し、皆さんにご紹介させていただいています。かれこれ5年ほど使っている、お気に入りの商品になります。※現在は後継機となる『DCT-WR200D』が購入可能です。
この車載用Wi-Fiは基本的に走行中での利用が前提となっています。停車中にも時間制限付き(走行前30分、走行後は1時間)で使用可能だったのでですが、今回、停車中の利用可能時間が大幅に延長されるという嬉しい無償アップデートがありました。
アップデートについて紹介していきますので、一緒に見ていきましょう!
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DCT-WR100Dについて
『DCT-WR100D』はPioneer社のカーブランド「Carrosseria(カロッツェリア)」から販売されている「車載Wi-Fi」で、質の高いdocomo回線を無制限に使うことができる製品です。

特に、旅行やアウトドアのシーンなどで長距離移動時や一時的な停車中に車中でインターネット接続ができるので、車内での動画を視聴したりオンラインゲームをするなど、子どもたちの退屈を紛らわせることができるます。

Wi-Fiが使えることでAmazon Fire TV Stickなども車で使うことができます。動画配信サービスも気兼ねなく視聴できるので、家族での旅行がより楽しいものになります。
非常に便利な『DCT-WR100D』ですが、今までの仕様では、停車中のWi-Fi利用時間に制限があり、物足りなさを感じることがありました。しかし、今回のアップデートによって、停車中の利用可能時間が大幅に延長されたので、より使い勝手がよくなりました。


DCT-WR100Dアップデート内容
冒頭でもお伝えした通り、今回、『DCT-WR100D』が無償のアップデートをしたのですが、停車中の利用可能時間が大幅に延長されました。
変更前 : 走行前 30分 走行後 60分
変更後 : 走行前 120分 走行後 120分
いままでは走行中の仕様は問題なく何時間でも通信量無制限でしたが、停車中に関しては、エンジンをかけてから30分、走行後エンジンがかかっている状態で停車してから60分がWi-Fi使用可能でその時間を超えると通信できなくなる仕様でした。

イラストにあるようにエンジンをかけて30分はWi-Fiが使えるのですが、停車したままだとWi-Fiが切れてしまいます。
それが今回のアップデートでエンジンをかけてから120分=2時間、走行後エンジンがかかっている状態で停車してから120分=2時間がWi-Fi使用可能と大幅に停車中のWi-Fi使用可能時間が延長しました。


これは嬉しい!
子どもがいると、車の中で待機する時間もあったりします。僕の経験では旅行の帰りにグネグネした山道で車酔いしてしまったため、道の駅で休憩したり。キャンプで暑すぎる時などに車の中で涼んだり…
30分を超えることも多く、そんな時に車内でWi-Fiが使えると動画サービスを見れたりと何かと重宝します。
実はこの時間の延長は2024年5月に発売された後継機『DCT-WR200D』で採用された機能でした。初めてニュースを見た時には、「買い替えも検討しなければいけないのか?」と頭によぎったのですが、公式のプレスリリースには初めから以下の文言が!
前モデル「DCT-WR100D」の利用時間は、エンジン始動後最大30分間、走行後最大60分間。前モデルも、OTAによるソフトウェアアップデートで最大2時間の利用が可能になります。(秋頃アップデート予定)

パイオニアさん、神対応!!
当初の予定では秋でしたが、少し遅れてアップデートされることとなりました。旧機種のユーザーも置いていかないパイオニアさん、さすがです!
DCT-WR100Dアップデート方法
アップデート
では具体的なアップデート方法を確認していきましょう。基本的には電源が入り、通信がスタートすると自動的にアップデートされるので心配はありません。
車のエンジンをかけ、『DCT-WR100D』を起動します。
アップデートプログラムのインストールおよびファームウェア更新(自動)が自動的に開始されます。※LEDインジケーターは青色と赤色で交互に点滅します。
更新が終わるとLEDが通常の青色表示となるので、再起動を行います。
たったこれだけで、終了です。特にすることがないので、問題なく終了できるかと思います。インストール中は車のエンジンを切らないようにだけ気をつけてください。

簡単なので特に悩むこともなさそうです。
ソフトウェアバージョン情報の確認方法
基本的には気にしなくても良いのですが、ちゃんとアップデートされたか確認したい方は以下の方法で確認できます。
- スマートフォンなどのWi-Fi対応端末を起動し、本機とWi-Fi接続する。
- Wi-Fi対応端末でWebブラウザを起動し、アドレス入力欄に次のURLを入力する。「http://192.168.0.1/」
- ログインパスワードを入力し、[ログイン] をタッチする。
(初期ログインパスワードは取扱説明書 [SSID/ パスワードの変更とリセット] で確認できます。) - [情報] タブをタッチする。
- 画面左側のメニューから [デバイス情報] をタッチする。
- ソフトウェアバージョンが [EN_DCTWR100DV1.0B15] になっていることを確認する。
これから買う人はDCT-WR200D
さて、ここまで『DCT-WR100D』のアップデートについて書いてきました。しかし、これからパイオニア製の車載Wi-Fiを購入するならば後継機の『DCT-WR200D』となります。
アップデートで停車中の使用時間が同じになったため、現在、この2つのモデルの主な違いは『接続端子の変更』くらいです。

DCT-WR100D:本体側の接続端子は専用コネクター型、電源側はシガープラグを使用していました。

一般的ではないので汎用性はないです。

DCT-WR200D:本体側の接続端子がUSB Type-Cに、電源側がUSB Type-Aに変更されました。これにより、車両のUSBポートに直接接続でき、シガーソケットを占有せずに利用できます。USBポートがない車両向けには、USBシガーチャージャーが付属しており、2つのUSB Type-A端子を備えているため、Wi-Fiルーター使用中でもスマートフォンの充電などが可能です。

こちらはUSB-C to USB-Aなので非常に使いやすいです。
その他、通信に必要なUIMカードに互換性がなく、それぞれ専用のUIMカードが必要となるという違いはありますが、実際の使用上は違いがありません。
USB-Cなのでモバイルバッテリーでも使用可能かもしれませんが、車ではなく自宅で使うなどは現実的ではありません。
最初の2時間は使えるかもしれませんが、本体に加速度センサーが入っており、走行状態を判定しなければ、それ以上使うことができません。また2時間を超えた場合、電源を入れ直しても走行状態の判定がされなければそれ以上使うことはできない仕様になっているようです。
「電源オンの状態で車外にに持ち出した場合や停車中に衝撃を感知した場合は、Wi-Fi機能がオフになります。」との記載もあります。
そもそも「本製品は、自家用自動車(普通・小型四輪車・軽四輪車)専用です」とありますので、車載Wi-Fi以外の用途では使用しないようにしてください。
まとめ
今日は「パイオニア製車載Wi-Fi『DCT-WR100D』が無償の神アップデート!停車時の利用時間が大幅拡大!」について書いてきました。
車内で安定したdocomo回線を無制限で使うことのできる車載Wi-Fi『DCT-WR100D』が無性アップデートでさらに便利なりました。
今まではエンジンをかけた後、走行しないままだと30分しか使えなかったところ、4倍の120分使えるようになりました。走行後の使用可能時間も60分から120分と2倍になっています。今まで『DCT-WR100D』を愛用してきたユーザーはより便利に使うことができるようになりますね!
もちろんこれから購入したいという方も後継機の『DCT-WR200D』を買えば同等以上の、満足があります。
ぜひ、お試しください!
以上、ヨッシーでした!