【BOSE Soundlink Mini II Special Edition レビュー】BOSEの定番Bluetoothスピーカー。旧機種との違いはバッテリー強化とUSB-C対応
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今日はBOSEのBluetoothスピーカーのお話。
スマートフォンで音楽ストリーミング配信サービスを利用して音楽を聴くようになり、もはや当たり前の存在となったBluetoothスピーカー。
安いものから高いものまでピンキリと言えますが、どうせならこだわって音質の良いものを使いたいところ。
中でも「BOSE」のSoundlink Mini IIというBluetoothスピーカーはコンパクトながらしっかりとした音作りで満足度は高いです。
現在では人気のSoundlink Mini IIがアップデートされて『BOSE SOUNDLINK MINI II Special Edition』として販売されています。
それでは改良点なども合わせて確認していきたいと思います。
ロングセラーの製品で、その後、様々な亜種が出ていますが、このベーシックなモデルが何ともオススメなんです。
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Soundlink Mini の歴史
SoundLink Mini Bluetooth speaker(2013年)
2013年にBOSEが発売した「SoundLink Mini Bluetooth speaker」は、音質・機能・デザインの3つが揃ったBluetoothスピーカーとして非常に人気を博しました。
今ほどBluetoothスピーカーが定着していない時代に『有線接続ではないのに高音質』は非常に感動した記憶があります。
充電ポートは専用のACアダプタで、連続再生は7時間のモデルでした。
外観はほぼ現行と変わりませんが、外部入力ボタン「AUX」が個別で用意されているのが特徴です。
充電専用のクレードルも同梱されていました。
SoundLink Mini II(2015年)
大人気だった初代機に改良を加えたモデルです。
バッテリーでの駆動は10時間。
充電ポートがMicroUSBになり、充電用のケーブルが専用のものを持ち歩かなくても良くなりました。
こちらも専用の充電クレードルが付属しています。
Soundlink Mini II Special Edition(2019年)
先代のSoundLink Mini IIをベースに充電ポートなどをアップデートした現行モデルです。
大きな変更として挙げられるのが『MicroUSB→USB-Cへの充電ポートの変更』です。
そしてバッテリーも20%強化され、12時間の連続再生となりました。
一つ残念な点として、クレードル(充電台)が付属しない事が挙げられます。
置くだけで充電できて便利だったけれど、付属しない事になりました。
旧モデルのクレードルが使えるのかは後ほど、検証したいと思います。
Soundlink Mini II Special Edition 概要
外観
外箱は最近のBOSEらしいシンプルかつ高級感のあるデザイン。
上段が旧機種「Soundlink Mini II 」、下段が現行の「Soundlink Mini II Special Edition」です。
デザインも変わり、クレードルが含まれていない分、外箱もコンパクトです。
正面
充電ポートはUSB-Cに変更されています。
底面も変更はありません。クレードルとの接点もあります。
カラー
ラックスシルバーとトリプルブラックの2色展開となります。
サイズ・重量
外形寸法/質量
- スピーカー:18 cm(W) x 5.1 cm(H) x 5.8 cm(D) (0.68 kg)
入出力
- φ3.5 mm外部入力端子
- USB-Cポート
その他の仕様
- ワイヤレス通信距離: 最大9 m
- 連続12時間再生
同梱物
- USB-C – USB-Aケーブル
- マニュアル類
機能・特徴
BOSEの音作り
『デュアルパッシブラジエーター』と『高性能トランスデューサー』を導入することで、小型化、振動を抑えた深みのある重低音、そしてパワフルなサウンドを実現しています。
音声によるガイダンス
日本語設定にすると日本語で「〇〇と接続しました」などと、お話してくれます。
結構、カタコトだけど…慣れるとそこがかわいいかも。
外部入力端子(AUX)
Bluetooth接続だけではなく外部入力端子を備えています。有線接続にも対応しているため、様々な機器と接続して音楽を楽しむことができます。
8台分のBluetooth接続
8台分までBluetoothの接続設定を記憶してくれます。
そのため、スピーカー本体の電源を入れると自動的に1度接続設定を済ませた端末を見つけてBluetooth接続をしてくれます。
便利で簡単!
Bluetooth接続中の通話やアシスタントの起動も可能
本体にマイクが内蔵されているので、Bluetooth接続中にかかってきた電話も「Soundlink Mini II Special Edition」のスピーカーを通して受けることができます。
また手元にスマートフォンが手元にない時でも、マルチファンクションボタンを長押しすることでスマートフォンの音声アシスタント機能「Siri」や「Googleアシスタント」を呼び出すことが可能です。
Wi-Fi非対応、音質調整は不可
単純なBluetoothスピーカーなので、Wi-Fiに非対応です。
そのためWi-Fi接続のAirPlayなどには対応していません。
そのためBOSEの公式アプリ「Bose Music」にも対応しておらず、低音や高音の調整もできません。
でも調整なしでもバランスもいいし、とても良い音だね!
旧モデルとの違い
外観は充電ポート以外は変更はありません。
操作ボタンも変更ありません。
旧モデルとの機能の違いは主に以下の3点です。
- 充電ポートがUSB-Cに変更
- バッテリーが20%増量(連続12時間再生)
- 充電クレードルの廃止
①についてはMicroUSBからUSB-Cに充電ポートがアップデートされたことにより、充電自体も急速に行えるようになりました。
左が旧機種「Soundlink Mini II 」、右が現行の「Soundlink Mini II Special Edition」です。
②についてはキャンプやBBQで使う際に、充電が長く持つというのは非常に嬉しいことです。
12時間も持つので1泊のキャンプでも充電要らず!
③については少し残念なのですが、置くだけで充電できるクレードルが同梱しない仕様になりました。
音質
基本的は旧機種のSoundLink Mini IIと同じで、音質についてはこのサイズのBluetoothスピーカーとしては別格と言えます。
BOSEの音作りの良さをしっかりと持ち、心地よい低音をしっかりと鳴らしてくれます。
高音はもう少し輪郭がはっきりしているといいな、と個人的には思いますが、全体としてはかなりバランスが良いと思います。
このコンパクトさで持ち運びができるバッテリー駆動のスピーカーとしてはかなり高評価。むしろ僕はサイズと音質のバランスとしては、これ以外の選択肢は考えられないと思います。
近頃では他社製の安価で高音質なBluetoothスピーカーが売られていますし、良いものもたくさんあります。僕も色々と試していますが、SoundLink Mini IIシリーズの音質は別格に感じます。
色々と購入しても、結局、いまだに現役で活用しているスピーカーです。
旧モデルのクレードルは使用可能なのか?
結論としては『可能』でした。
左側のオレンジランプが点滅し、「充電中」を示しています。
ただ、クレードルは旧機種のものなのでMicroUSBで給電しています。
そのため、せっかくのUSB-Cへのアップデートの恩恵を受けられず、充電の速度は旧機種と同様と思われます。
はじめはクレードルが付属しなくなったことが気になっていましたが、充電速度も上がり、抜き挿ししやすいのでBOSEがクレードルをつけなかったことに納得がいくようになりました。
USB-Cは面裏がなく、挿しやすいのでクレードルはなくていいかも!
ちなみに旧機種用の純正シリコンカバーも問題なく使用できました。
まとめ
今日は「【BOSE Soundlink Mini II Special Edition レビュー】BOSEの定番Bluetoothスピーカー。旧機種との違いはバッテリー強化とUSB-C対応」について書いてきました。
BOSE Soundlink Mini II Special Editionは旧機種であるBOSE Soundlink Mini IIのマイナーアップデートモデルと言えます。
そもそも基本的な性能が間違いない機種なので、バッテリーの容量がアップし、充電回りがUSB-Cになったことでより使いやすいモデルとなりました。
安くてそれなりのBluetoothスピーカーは数あれど、良い音で長く愛用できるこのスピーカーは約20,000円の価値があると思います。
このサイズのBluetoothスピーカーとしては間違いなく最高の選択肢です。
以上、ヨッシーでした。