【Bose Frames Alto/Rondo レビュー】Boseの最新スピーカーはサングラスから音楽が聞こえる、まさに新感覚の体験
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みなさん、こんにちは。ヨッシーです。
本日はBoseから発売されたサングラス型ウェアラブル端末「Frames Alto/Rondo」を紹介したいと思います。
この製品はサングラスのテンプル(アームやツルとも言うそうです)部分に自分の耳への指向性を持ったスピーカーがついており、Bluetooth接続で音楽鑑賞や通話ができる製品です。
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
骨伝導ではなく、あくまで自分の耳のすぐ近くでスピーカーから音を鳴らしてくれます。
アメリカでは既に2019年1月販売されており、話題になっていました。
アメリカではサイズもS/MとM/Lの2種、形もオーソドックスなウェリントンタイプの「Alto」と丸みを帯びたラウンドタイプの「Rondo」の2種が販売されています。
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当初、日本ではサイズはS/Mの1種、形もAltoのみの販売からスタートでしたが、現在では日本でもRondoの形も販売されています。
AltoとRondoは性能は全く同じ、レンズ部分の形状が異なる製品ですので、機能ではなく見た目での好みの選択となります。
では、早速見ていきましょう。
Frames Altoの外観・同梱物
外観
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重さは45g、サイズは以下の通りです。
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Alto/Rondoの違い
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上段がAlto、下段がRondoです。
オーディオとしての性能は全く同じで、違いはファッションアイテムとしての見た目(形状)のみです。
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並べてみると違いがわかりますね!
同梱物
次に同梱物を見ていきましょう。
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右は簡単なスタートアップガイドなど。
左は充電用のケーブルとケーブルの収納ポーチです。
スマホとの接続
スマートフォンとの接続は専用アプリの「Bose Connect」を使って行います。
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スマホ側のBluetooth設定で「Bose Frames」を検索して接続。
あとはアプリが勝手に設定を進めてくれます。
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設定が終わると、その後は電源のオンオフで自動的にスマホに接続されます。
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
非常にシンプル、簡単です。
充電方法
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充電ケーブルはマグネットで端子に接続する特殊な専用ケーブルです。反対側はUSB端子になっているので高速充電などの対応はしていません。
サングラス本体の右側のテンプル(ツル)に接続します。
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充電中は白いLEDが点灯します。
充電時間は2時間でフル充電。フル充電での音楽再生時間は3.5時間です。
音楽再生をせず、電話の着信の待受時間は12時間です。
音楽再生時の操作方法
音楽再生時の基本的な操作は右側のテンプルのバタンを使って行います。
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<電源オン/オフ>
①電源オフ状態で1回プッシュ→電源オン
②本体自体を逆さまに裏返す→電源オフ
③何も操作せずに5分経過→自動的に電源オフ
<音楽再生>
①電源オン状態で1回プッシュ→再生
②音楽再生状態で1回プッシュ→一時停止
③一時停止状態で1回プッシュ→再生
④再生状態で2回プッシュ→次の曲へ
⑤再生状態で3回プッシュ→前の曲へ
⑥長押し→SiriやGoogleアシスタントの呼び出し
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![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
外して逆さまにして2秒経つと電源が切れます。
電話受信時の操作方法
Bose Frames AltoはBluetoothでスマホと接続されているので、電話の受信や通話も可能です。操作方法は以下の通りです。
①電話受信時に1回プッシュ→通話開始
②通話中に1回プッシュ→通話終了
オーディオデバイスとしての評価
音質
音質については非常にクリアで聞きやすい音に仕上がっています。
Boseらしい重低音はあまり感じません。重低音が好みの方には少し物足りないと感じる点かもしれません。ただ高音と中音は非常に綺麗で、かなりバランスのいい音です。
通常のイヤホンと違い、少し離れたところから耳に向かって音を出す型なので「自然なBGM」といった形で耳に入っていきます。イヤホンを耳に入れている感覚がないので、本当に生活の中に自然とBGMがかかっているように聞こえます。
外部の音もしっかりと入ってくるので危険もありません。
使用中に自分の耳に触ってみると聞こえ方が変わります。もしかしたら人によって耳の形が違うので、聞こえ方には差が出るかも知れません。
音漏れについて
音が一度外部に出るので、音量をあげると多少、周りに聞こえます。
そもそもスピーカーから耳まで一度、音を外部に出しているので周りの人にも聞こえてしまいます。音に指向性があるため、しっかり耳まで届いてくれますが、音が大きくなると外部に聞こえてしまうようです。
外部の音もしっかりと入ってくるので歩行中の危険はない代わりに、賑やかな場所では音楽が聞こえづらくなる傾向があります。
そのため、例えば満員電車や人の大勢集まる場所での使用は向いていません。
ショッピングモールなどは、人のざわつきやBGMなどでは使用は難しかったです。
反対にウォークキングや自転車に乗っている時などは逆に周りにざわつきが無いので、非常に自然でま、るで自分の日常にドラマのようなBGMが流れているようです。
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イヤホンではなく、外部の音がしっかり入ってくるので自転車に乗っている時も使用可能です。
オーディオデバイスとしての評価
音漏れなどの気になる点もありますが、総合的な音質の評価は高いです。
サングラス型という未知のデバイスで、使用前は「あまり音質は期待できないかも」と考えていましたが、使用してみて、音作りの完成度に驚きました。
生活の中でしっかりと常用アイテムとして使用していける、満足度の高い製品です。
ファッションアイテムとしての評価
サングラスとしての機能
サングラスとしての機能はしっかりと基本を押さえています。
UVA(紫外線A波)やUVB(紫外線B波)を99%カットしてくれます。
傷にも強く耐久性も高いので、日々の使用でもしっかりと期待に応えてくれると思います。
見た目
実は1番の心配ポイントでした。
こう言ったガジェット的なアイテムは機能を乗せる際に、見た目を切り捨てしまい「これを身につけて使うのはちょっと恥ずかしい…」ということも少なくありません。
デザインとして気になるのはやはり、太めのテンプル(ツル)の部分。
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心配はしましたが、結果としてこの「Frames Alto/Rondo」は問題なく常用できるデザインです。
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確かに少し太めですが、許容範囲かと思います。
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これなら恥ずかしくない!
装着感
大きな違和感もなく普通のサングラスと同じ印象です。ただ、やはりスピーカーやバッテリーを載せている分、重量は感じます。
とはいえ、長時間の着用でも大きな問題とはならない程度です。
なお、スポーツモデルではないため、運動時の着用はズレたり、揺れたりします。スポーツ用途ではオススメできません。
ファッションアイテムとしての評価
非常にシンプルで使いやすい、一般的な見た目になっています。
とてつもなくお洒落なサングラスではないですが、シンプルなのでどんな服装にも合う、活用シーンの多いデザインです。
ガジェットとしての機能を備えているにも関わらず、見た目が普通という事はある意味、最大の評価と言えるのではないでしょうか。
レンズのカスタマイズ
レンズカラーの変更
Frames Altoにはもともと、ブラックの系のカラーレンズがついています。
ただ、サングラスはレンズによってその表情も大きく変わるので、レンズを変えたいという要望があると思います。
そのため、レンズは交換することができます。
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Bose公式の交換レンズが販売されています。
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交換は自身で簡単に行えます。
レンズの四隅を押してレンズを外し、新しいレンズをフレームに合わせて四隅を押してはめ込むだけです。
Boseの公式交換レンズでなくても、眼鏡屋さんでも交換してもらえるそうです。
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対応していないお店もあるのでまずは相談してみましょう。
度付きレンズへの変更
あれ?パパ、新しいサングラス?
![オクサン](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-9.png?resize=96%2C96&ssl=1)
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-6.png?resize=96%2C96&ssl=1)
うん!
(まさかスピーカーとは思ってないだろなぁ)
パパ、眼鏡なのに。眼鏡on眼鏡だね。
![オクサン](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-10.png?resize=96%2C96&ssl=1)
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share-3.png?resize=96%2C96&ssl=1)
…
そうなんです。僕、眼鏡なんです。
裸眼やコンタクトの人には問題ありませんが、眼鏡ユーザーにとっては大問題です。
でも、大丈夫!
度付きのレンズに変更可能です。
昨日、ビックカメラにも貼り出しがありました。
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その他、ネットでも「Zoffなどでも対応してもらえた」などの情報が見られます。
中にはクリアの度付きレンズに交換して、サングラスではなく眼鏡として使用する方もいるそうです。
価格はお店によって違うようなので、お近くの眼鏡屋さんに直接、問い合わせてみると良いです。
「Bose AR」に対応
このFrames AltoはBoseの新サービス、「Bose AR」に対応した製品です。
「Bose AR」とは音の拡張現実の事で、 Bluetooth接続したスマートフォンのGPS情報から、その周辺に関連する情報を音で提供してくれます。
例えば、観光地ではガイド情報を流してくれたり、有名な人物の銅像の前に立つとその人物のスピーチを再生してくれる、といった感じです。
看板をみると翻訳してくれる、空を見上げると天気予報を教えてくれる、進む方向を声で伝えるとナビしてくれる…など、非常に期待値の高いサービスですね。
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対応製品を接続したスマホで「Bose Connect」アプリを開きます。左下の赤○の部分のマークがBose AR対応製品の証。タップすると対応アプリの提案が見れ、そのアプリのダウンロードができます。
現場では日本語対応のアプリがなく言語は英語、そして日本には対応していないアプリも多数です。
Boseもこれから1年で様々なデベロッパーが参加し、対応アプリやサービスが増えてくるそうです。
![ヨッシー](https://i0.wp.com/papa-to-ko-log.com/wp-content/uploads/2019/05/image_share.png?resize=96%2C96&ssl=1)
今はまだ発展途上。でもこれからが楽しみです。
まとめ
今日は「【Bose Frames Alto/Rondo レビュー】Boseの最新スピーカーはサングラスから音楽が聞こえる、まさに新感覚の体験」について紹介してきました。
紹介したBose Frames Alto/Rondoは、サングラス型のウェアラブル端末。テンプル(ツル)の部分にスピーカーを内蔵しており、自然な音で音楽を楽しむことができます。
レンズ交換も可能でレンズの色を変えたり、度付きにしたり、クリアの度付きレンズに変えればウェリントンタイプの眼鏡としても使えます。
音の拡張現実「Bose AR」にも対応しており、今後、さらに魅力が高まっていく製品です。
以上、ヨッシーでした。