【Power Beats Pro レビュー】パパの運動におすすめ。Beatsの完全ワイヤレスイヤホン。
みなさん、こんにちは。最近、仲間と集まると健康と保険の話が増えてきたヨッシーです。
子どもが生まれて今日まで、かっこいいパパ(外観)でいたいと思いつつ、日々のビールやラーメンがやめられず。少しづつ体型が…
パパ、お腹やばいね…
はい…
ということでスポーツジムへ通うことになったのですが、やはりワークアウト中に気持ちの上がる音楽を聞いたり、テレビを見ながらランニングマシンをしたりとイヤホンは必須アイテムといえます。
さまざまなイヤホンを試しましたが、ケーブルありのモデルは引っ張られたり、ケーブルずれのノイズが入ったりしてよくありません。今、愛用しているAppleのAirPodsは僕の耳には緩くて、ランニング中にずれ落ちてしまします。
そこで購入したのが本日紹介するbeatsが満を持して発表した初の完全ワイヤレスイヤホン「Power Beats Pro」です。
Beatsって?Power Beats Proって?
BeatsはApple傘下のオーディオ機器ブランド
Beatsは正式にはBeats by Dr.Dr(ビーツ バイ ドクタードレー)というブランド名で2014年にAppleに買収され、その傘下に収まったブランドです。
デザインと音作りで人気のあるブランドでしたが、Apple買収後はよりバランスのとれた音作りとなりました。
Apple傘下となったことで特にApple製品との親和性が高く、音質だけではなく、その使いやすさも売りの一つです。
Power Beats Proは待望のワークアウト用完全ワイヤレスイヤホン
Power Beats Proは数あるBeats製のイヤホンの中でも初めての完全ワイヤレスイヤホンです。
Bluetooth接続でケーブルがないだけでなく、左右のイヤホン自体もワイヤレスで完全に独立しています。そしてワークアウト用ですので耳にぴったりとフィットしてずれ落ちることがありません。
ではまずはその外観を見ていきましよう。
Power Beats Proの外観・同梱物など
外観
外観を見ていきたいと思います。
非常にシンプルでお洒落なデザインとなっています。イヤーフックがついているため、装着感も良く、安定します。
個人的には「耳からうどん」と言われたAppleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」よりも好みのデザインです。
同梱物
イヤーチップは全部で4種類付属しています。S/M/L/ダブルフランジ(より耳奥へ挿入できるタイプ)です。
サイズ
付属のケースのサイズは80mm×80mm×40mmと完全ワイヤレスイヤホンの中ではかなり大きめかと思います。
実際、先日、蔦屋家電でワイヤレスイヤホンコーナーを見ていきたのですが、その大きさは群を抜いていました。
この点だけはこのPower Beats Proの弱点と言えるかのしれません。
イヤホン自体の外観はコンセプトが違います。
ちなみにイヤホン自体の重さは片耳で以下の通りです。
Power Beats Pro:10.5g
AirPods:4g
充電・駆動時間・Fast Fuel機能
充電はLightningケーブルで行います。残念ながらワイヤレス充電「Qi(チー)」には対応していません。
イヤホン自体を1回フル充電すると最長9時間、再生ができます。
ケース自体が充電器になっており、ここに収納して充電すれば24時間以上の再生が可能となります。
とはいえ、イヤホンのバッテリー切れの後、しばらく音楽が聴けないのは困りますね。
そこで活躍するのが「Fast Fuel機能」で5分間充電することで約90分の再生が可能になります。
Power Beats Proの特徴
多くの機能があるPower Beats Proですがその人気はどこから来るのでしょうか。その特徴をまとめると以下のようになります。
①Apple H1チップによる簡単で安定した接続
②耐汗・防沫仕様
③ワークアウトに最適のホールド感の高いデザイン
④バランスの良い長時間聴いても疲れないサウンド
⑤Siriによる音声操作・本体のbボタンでの操作
⑥装着センサーによる着脱時の自動再生・一時停止
では1つずつ見ていきましょう。
①Apple H1チップによる簡単で安定した接続
Power Beats ProはBeatsの製品ですが、BeatsはApple傘下のメーカーとなるので、「Apple H1チップ」というチップを内蔵しています。
このチップは新しいAirPodsにも採用されており、とても簡単で安定した接続を可能にしてくれます。
初めてイヤホンとiPhoneを接続する際に驚かされるのは、そのペアリングの簡単さです。これはApple製H1チップの恩恵とも言えます。
iPhoneの近くでPower Beats Proのケースの蓋を開けてみると次の画面が表示されます。
表示されたら接続を選択します。
完了を選択すると設定終了です。
次回からはケースの蓋を開けるだけでペアリングされ、バッテリー残量も表示されます。
これが非常に魅力的で僕がAirPodsを愛用する理由の一つでした。
②耐汗・防沫仕様
Power Beats Proの購入動機の一つにスポーツジムでのワークアウト時に使用したという点があります。長時間のランニングでは非常に汗をかきますので、汗に強い仕様はありがたいです。
ただ、あくまで耐汗・防沫仕様であり防水仕様ではないので水につけるなどは避けた方が良いと思います。
③ワークアウトに最適のホールド感の高いデザイン
この点はかなりの魅力です。AirPodsを愛用していましたが唯一の欠点といいますか、僕に合わなかった点がホールド感だったんです。
AirPodsは僕の耳穴には少し緩く、イヤーチップもないので歩いていてもずれてきてします。ましてやランニング中には尚更で、走りに集中できない状況でした。
Power Beats Proはイヤーチップを採用しており、自分の耳穴にちょうど良いサイズを選ぶことができます。そしてイヤーフックがついており、非常に安定したつけ心地です。
非常に安定感があり、どんなに走っても外れる気がしないほど素晴らしいです。
なお、遮音性はAirPodsに比べて高く、Power Beats Proをつけて音量を上げで歩いているとあまり周りの音は気になりませんでした。
ただ、これはAirPodsに比べて、という意味合いが強く、適度に外部の音も入ってきます。高い遮音性は期待できません。
④バランスの良い長時間聴いても疲れないサウンド
音質については好みの別れるところであると思います。
AirPodsの時もですが、今回のPower Beats ProもAppleらしい音作りとなっています( BeatsがApple傘下に入って音作りもかなりAppleの意向に沿っていると思います)。
ものすごくずば抜けて秀でた音質ではないとは思いますが、言い換えれば万人がそれなりに満足できる音質だと思います。
低音もこもっておらず、切れが良いです。中音も透明感があります。高音も綺麗に細やかに音を鳴らしてくれるので総合点は高いと思います。そして特に誇張された音がないので長く聴いていても疲れない音です。
音質については個人の好みが評価を左右するところかと思いますので購入前の視聴をおすすめします。
⑤Siriによる音声操作・本体のbボタンでの操作
iOSデバイスではSiriによる音声コントロールが可能です。それ以外のデバイスでもこれはAirPodsより優れている点の一つですが、本体のボタンでの操作ができます。
正直、AirPodsの時は路上でSiriに話しかけて操作する、というのは抵抗がありました。
Power Beats Proは物理ボタンがついているので操作が簡単です。
側面の「bボタン」は一度押すと再生、もう一度押すと一時停止です。カチカチっと素早く2回押すと「次の曲を再生」、カチカチカチッと素早く3回押すと「前の曲に戻る」となります。
ちなみにbボタンを長押してもSiriを呼び出すことができ、音声操作が可能です。iOS以外でもbボタンを長押しすることでそれぞれの音声アシスタントを呼び出すことができるようです。
なお、電話の着信中にbボタンを長押しすると着信拒否ができます。ワークアウト中は便利ですね。
上部のボタンはボリュームのコントロールとなります。
⑥装着センサーによる着脱時の自動再生・一時停止
本体にセンサーがついており、ユーザーの着脱を判別してくれます。
ケースから出して、耳に装着すると自動で音楽を再生してくれます。
また、耳からイヤホンを外すと一時停止、再度つけると再生、とセンサーを使って操作してくれます。
例えばコンビニで支払う際に外すだけで音楽ストップ。買い物が終わって耳に戻せば続きから再生、など活躍シーンは多いです。
これは地味にお気に入りの機能です。
まとめ
今回はBeatsの完全ワイヤレスイヤホン「Power Beats Pro」を紹介してきました。
まさにワークアウト用AirPodsとも言えるイヤホンでAirPodsの便利さとしっかりと安定しずれたりしないつけ心地が満足度が高い製品です。音質も悪くありません。
発売直後から品薄が続いていますので、是非検討してみてください。
なお、現在販売されているのはブラックのみで、その他3色のアイボリー・ネイビー・モスは「この夏登場…」となっており、正確な発売日がわからないまま、発売を待つ状態となっています。
このイヤホンでしっかりスポーツジムで運動をして、かっこいいパパを目指したいと思います。
以上、ヨッシーでした。