【ECOVACS WINBOT W1 PRO レビュー】自動窓拭きロボットで、高所の窓もペアガラスも手間いらずでいつもピカピカ。
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今回、紹介したいのはロボット掃除機で有名な『ECOVACS』の自動窓拭きロボットの『WINBOT W1 PRO』です。
え〜、窓拭きロボット…ちょっと贅沢じゃない?そもそも、ちゃんときれいにしてくれるの?
確かにロボット掃除機は以前よりもだいぶ普及して認知度も高まっています。しかし、自動で窓拭きをしてくれるロボット、といわれたらまだまだ「なに、それ?」と言った感じかと思います。
我が家は集合住宅の3階に住んでいるのですが、窓については問題が。3階なのでベランダもない窓の外側は危険すぎて拭き掃除ができないのです。
マグネットで挟み込むタイプのワイパーを買ってもペアガラス(二重ガラス)なのでマグネットが効きません。
実際、入居して8年以上、窓の外側を拭いたことはありません。
さすがになんか窓が曇っている…
『WINBOT W1 PRO』は高度な吸引ファンによる2,800 Paの吸引力で、窓にしっかり吸着してくれます。
そしてクロススプレー方式でしっかりと洗浄液を吹きかけたあと、独自のアルゴリズムで拭き残しのないよう、マイクロファイバー製モップパッドで拭き上げてくれます。
きっとまだまだ未知の製品かと思います。実際に購入して良いところと悪いところ、しっかりまとめていきますので、ぜひ参考にしてください!
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『ECOVACS WINBOT W1 PRO』概要
外観
外箱です。
外箱を開けると、しっかりとした収納ケースが出てきます。ロボット掃除機のように毎日使うものではないので、収納まで考えられているので嬉しいですね。
開けると『WINBOT W1 PRO』本体と付属品がきれいに収まっています。
本体です。ホワイトとシルバーのデザインは清潔感があり、おしゃれです。
本体には落下防止用のストラップ(安全コード&カラビナ)と電源ケーブルが出ています。ケーブルの先についているのは「バックアップバッテリー」です。
手持ち部分は茶色のレザー製。本体のカラーの中でもアクセントになっています。
表面には『開始/一時停止ボタン』と洗浄液の『充填開口部』があります。
充填開口部はゴムキャップになっており、パカっと開きます。最大で60mlの洗浄液を入れることができます。
洗剤の噴出口です。本体の側面上部と下部の両方にあります。
裏面です。
窓拭きの際はこの面がガラスに吸着します。真ん中にある丸い部分がファン(吸引口)で、ここから掃除機のように空気を吸い込む力でガラス面に吸着します。
吸引口の下にある赤いスライドスイッチが電源スイッチです。
四隅にあるのは球状センサーとサイドローラーです。キャタピラーのように見えるのは駆動トレッドで、『WINBOT W1 PRO』を動かす足の部分。
この裏面はマイクロファイバー製のモップパッドを貼り付けるために、マジックテープのような素材が四方に配置されています。
簡単に「ベリベリっ」と剥がすことが可能です。
同梱物
電源アダプタです。バックアップバッテリーに接続して使います。
マイクロファイバー製モップパッドは2枚付属してます。ちなみに表裏はなくどちらを使っても良いそうです。
専用の洗剤(洗浄液)です。香りは「ワイルドブルーベル」。これはロボット掃除機のDEEBOTの床拭き用の洗浄液と同じ香りです。
取扱説明書と保証書です。
クイックスタートガイドもついています。
スペック
スペックは以下の通りです。
本体サイズ | L270×W270×H77.5mm |
本体重量 | 1.5kg |
稼働時間 | 無制限 |
清掃可能な窓 サイズ(最小) | 30×40cm |
清掃可能な ガラスの種類 | 各種板ガラス |
電源コードの長さ | 1.2m |
安全ケーブルの長さ | 3.3m |
付属洗浄液 | 230ml |
モップサイズ | 262×262mm |
専用アプリ『ECOVACS HOME』
『ECOVACS WINBOT W1 PRO』はアプリと連動して操作することでより一層、細やかな魔道吹きをすることができます。
専用アプリは『ECOVACS HOME』で、ロボット掃除機『DEEBOT』などと一緒に一つのアプリで管理することができます。
このようにアプリから清掃の設定をしたり、リモコンとして実際に『WINBOT W1 PRO』を操作することができます。
清掃終了やエラーなどの状況もアプリに通知が出るので、安心です。
『ECOVACS WINBOT W1 PRO』を使ってみる
使用方法
では実際に『ECOVACS WINBOT W1 PRO』を使ってみましょう。手順は以下の通りです。
ケーブルを繋げ、クルクルとカバーを回して固定します。
タンクに洗剤を入れます。容量は60mlです。
水に濡らしたモップパッドを絞り、本体に貼り付けます。マジックテープのような感じで簡単に取り付けられます。
特に屋外の窓ガラスを拭く場合、もしもの落下は」非常に危険なため、手すりなどに安全ケーブルをくくりつけておきます。
ガラスに押しつけるだけでファンが周り、吸引力で窓ガラスに張りついてくれます。
あとは掃除を任せるだけです。
清掃が終わると、自動的に最初の場所に戻ってきてくれます。
停止ボタンを長押しすると、吸引が止まって本体を窓ガラスから剥がすことができます。
このような流れで使用します。
完璧ではないが、窓拭きの性能は優秀
『自動窓拭きロボット』という未知のガジェットを購入するにあたり、やはり心配なのはちゃんときれいにしてくれるのか、ということかと思います。
きっとほとんどの人にとって初めて購入するカテゴリーの製品となるのではないかと思います。僕自身も少し半信半疑でした。
そして実際の掃除の様子がこちら!
正直、想定以上の結果でした。我が家の結論としては夫婦一致で「完璧ではないけれど、かなり良い!今後も使える!」ということになりました。
ランニングコスト
『ECOVACS WINBOT W1 PRO』には専用の洗剤があります。購入時には240mlセットになっています。
汚れをきれいに拭きとってくれる力はもちろんのこと、揮発性が高く、乾きが良いので水拭きの跡が全く残りません。
今回、3LDKの我が家の窓を全て掃除する際にほぼ全部使ってしまいました。汚れの少ない内側は高速清掃、汚れの強い外側はディープ清掃の設定です。
専用の洗剤はECOVACSの公式ショップで1ℓで2,580円で販売しています。我が家で言うと4回分、1回あたり650円ほどの計算です。
今回は初回で外側の汚れが酷かったのでディープ清掃にしましたが、例えば月1回行えば高速清掃でも十分きれいになると思います。
そうすると1ℓで1年は持つかな…という試算。1回分210円くらいのイメージでいます。
我が家で今まで使ってきたケルヒャーのバキューム窓拭きクリーナーの洗浄液も4袋で990円なので、似たようなコストかと思います。
非常に良かった点
期待以上に綺麗な窓掃除
平面の窓拭きに関してはほとんど文句が見当たらない仕上がりでした。
スライダーを移動していただくとわかるのですが、BeforeとAfterの差がものすごいです。非常に恥ずかしいのですが、忙しくて数ヶ月窓ガラスを拭いていなかったため、雨などが吹き込み非常に窓ガラスが汚れていました。
しかし、『ECOVACS WINBOT W1 PRO』でディープ清掃を行ったところ…非常に綺麗になり外の景色がしっかりと見えるようになりました。
一枚窓を拭いただけなのですが、モップパッドはこんなに汚れていました。
洗ってみると汚れが…しっかりと窓がきれいになっている実感があります。
窓を拭いている間は完全にお任せ
僕は今、食器を洗っています。そしてオクサンはベランダで洗濯を干してくれています。次男はリビングでテレビを見ていて…
そして『ECOVACS WINBOT W1 PRO』が窓拭きをしてくれているのです。
設置して運転をスタートすれば後は放っておけるので、他の家事ができます。
もし窓拭きが終わっても、止めに行くまでは窓にくっついていてくれるので焦る必要はありません。
本当にお任せで、窓がきれいになりました。
落下もなく安定した稼働
初めて使う時は、「もしかしたら剥がれ落ちてしまったりしないかな?」と心配な気持ちが拭えませんでした。
しかし何度も使っていると、そんな心配はいつの間にか消え去ってしまいました。
『ECOVACS WINBOT W1 PRO』に窓拭きをお願いしたまま、僕は次男と戦いごっこを楽しんでいます。
このあと、次男は「うんち出た」と教えてくれたので、別の部屋に行ってオムツ替えをしたのですが、『ECOVACS WINBOT W1 PRO』は全く変わらず窓拭きを進めてくれていました。
万が一、何かに引っかかるなどのエラーがあっても『ECOVACS WINBOT W1 PRO』は窓に吸い付く事はやめません。落ち着いて運転を切ってあげれば良いです。
でもさ、さすがに子どもがコンセント抜いたら止まって落っこちちゃうよね。
ご安心を!
もしコンセントが抜けてもケーブルの途中にあるバックアップバッテリーの働きで、急に止まってしまうような事はありません。この場合、本体からの音声やアプリの表示で教えてくれますので、落ち着いて対応しましょう。
少し改善して欲しい点
四隅(角)の拭き残し
窓の四隅についてはなるべくギリギリを攻めてくれてはいるのですが、やはり少し拭き残しが発生します。その点では人の手には敵わないかも知れません。
写真は出来る限り寄って撮ったため、だいぶ拭き残しがあるように感じるかも知れませんが…
あまりこだわらないなら、もちろんそのままでもオッケーなレベルですが、気になるようならサッと拭くと良いかと思います。
我が家は気にしません笑
掃除終了時の到着地点の汚れ
窓の清掃が終わると最初の場所に戻ってきます。手動で吸引を解除して剥がすのですが、モップが汚れてくると最後に本体がいた場所にうっすらと汚れが残ることがあります。
撮影しようとしたとしても、カメラではほとんど写らないレベルではありますが。跡が残る事がありました。
僕は同梱のモップパッドに追加してもう2枚、購入したのでこまめにモップパッドを変える事で跡残りを防ぐことができました。
もし跡が残っても弱い汚れなので、その部分をサッと拭くだけできれいになります。
まとめ
今日は『【ECOVACS WINBOT W1 PRO レビュー】自動窓拭きロボットで、高所の窓もペアガラスも手間いらずでいつもピカピカ。』について書いてきました。
自動窓拭きロボットという未知の領域に、僕自身も最初は疑心暗鬼な部分がありました。しかし、実際に使ってみることでその不安はなくなり、素晴らしい製品であることがわかりました。
子育てが忙しい人、共働きの人、自宅に窓がたくさんある人や高い窓が拭けない人など様々な人にとって大きな助けとなってくれる製品となっています。
かなりおすすめです。
以上、ヨッシーでした!