【OPPO Pad SEレビュー】2万円台で買える安心して子どもに使わせられるタブレット
皆さん、こんにちは。ヨッシー(@papatoko1)です。
今回は、多くのご家庭で「子どもにタブレットを使わせたいけど、どれがいいかな?」と迷っている親御さんに向けて、11インチサイズでコスパも高いエントリーモデル、 「OPPO Pad SE」を紹介します。
子どもがタブレットを使いたがるけど、ダラダラと動画を見たり…少し心配。
そんな悩みがあるご家庭にオススメなのが、中国のメーカー「OPPO(オッポ)」から発売された『OPPO Pad SE』なんです。
OPPO Pad SEはエントリークラスとしては十分なスペックを持っており、家族みんなで使うのに最適なタブレット。なかでもキッズモードが搭載されているのが特徴で、使用時間やアプリなどを簡単に制限・管理することができるんです。
まさに「安心して子どもに使わせられるタブレット」に仕上がっています。
それでは、お子さんの使いすぎを防ぐ安心設定が簡単にできる『OPPO Pas SE』、一緒に見ていきましょう!
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OPPO Pad SE 外観
まずはOPPO Pad SEの外観を見てみましょう。

前面です。11インチの液晶はとても綺麗で見やすいです。解像度は1,920×1,200。リフレッシュレートは最大90Hzで、精細かつなめらかな動画視聴が可能です。
明るさは500nit(ニト)。天気の良い屋外で使う際には少し見づらいかも…

低ブルーライトとフリッカーフリー、「おやすみモード」搭載で環境に合わせて自動で明るさを調整してくれるなど、目に優しく仕上っています。

安心して子どもに使わせてあげられる!
本体の質感は金属の高級感があるのでGood。この価格帯としてはかなり高い質感を持っています。
その分、持った感じは約530gとズシっとしています。
また、11インチタブレットとしてはかなり優秀な9,340mAhのバッテリーを搭載しているので、最大11時間の動画視聴が可能です。
33Wの急速充電にもしっかりと対応しています。

背面です。背面にはカメラレンズがひとつ。筐体のカラーはシルバーのみです。※撮影のため、私物のタブレットスタンドに置いています。

電源ボタンと2つのスピーカー。
厚さも7.3mmと非常にスリムに仕上がっています。

USB-Cポートと2つのスピーカー、マイク。
左右合わせて4つ、ハイレゾ対応のクアッドスピーカー搭載で音質も上々です。

全方位サウンドフィールド技術によってタブレットが画面の向きを自動で検知し、左右のチャンネルを切り替えてくれるため、タブレットをどの向きで持っても常に最適なステレオサウンドが楽しめます。

ボリュームボタンとマイク。

フロントカメラは500MP。

アウトカメラは単眼の500MP。
インアウトともに500MPと最近のタブレットとしては若干、抑え気味のスペックとなっています。とはいえ、価格からすると仕方のないところかも知れません。
OPPO Pad SE スペック
OPPO Pad SEのスペックは以下の通りです。
| 製品名 | OPPO Pad SE (OPD2419) | |
|---|---|---|
| カラー | シルバー | |
| サイズと重量 | 縦:約255 mm 横:約166 mm 厚さ:約7.4 mm 重量:約530 g | |
| メモリ&ストレージ | メモリ:4 GB RAM (LPDDR4X) ストレージ:128 GB ROM (UFS 2.2) 外部メモリ:非対応 USB OTG:対応 | |
| ディスプレイ | サイズ:約11インチ 画面占有率:85% 解像度:1,920 × 1,200 リフレッシュレート:最大 90Hz (可変60/90Hz) タッチサンプリングレート:最大180Hz/デフォルト180Hz 色域:鮮明モード 98% 色彩深度:10億色 (ハード8億色+ソフトで2億色) ピクセル密度:207 PPI 輝度:最大 500 nit パネルタイプ:LCD | |
| カメラ | アウトカメラ:約500万画素 (F値2.2/画角76°)、AF対応 インカメラ:約500万画素 (F値2.2/画角77°) 撮影モード:アウト=写真・動画・タイムラプス・ステッカー・パノラマ/ イン=写真・動画・ライムラプス・ステッカー ビデオ:アウト=1080P/720P@30fps/ イン=1080P(リタッチモードon)/720P@30fps | |
| CPU & GPU | CPU:MediaTek Helio G100 GPU:Arm Mali-G57 MC2 | |
| バッテリー & 充電 | 定格値:9,098 mAh/35.12Wh 公称値:9,340 mAh/36.06Wh 急速充電:33W SUPERVOOC™ フラッシュチャージ | |
| 生体認証・センサー | 生体認証:顔認証 対応 センサー:光センサー、加速度センサー | |
| 接続性 | 無線通信方式:Wi-Fi® IEEE 802.11 a/b/g/n Bluetooth®:バージョン5.4 Bluetooth®オーディオコーデック:SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC USBポート:USB Type-C® イヤホンジャック:USB Type-C® (デジタルイヤホン・アナログイヤホン両対応) | |
| OS | ColorOS 15 (based on Android™ 15) | |
| その他の機能 | Wi-Fi測位対応 | |
| 付属品 | クイックガイド、 安全ガイド、 USB Type-C データケーブル | |
OPPO Pad SEの特徴・機能
キッズモードを搭載
OPPO Pad SEには子どもが安全にタブレットを使うために最適化された「キッズモード」が搭載されています。

アプリの制限やインターネット接続、使用時間などを細かく設定することができ、見た目も完全に子ども向けに変化します。

試しに息子用に設定してみました。左側にあるアバターも様々なパーツでカスタマイズ可能です。
一度キッズモードにすると解除するにはパスワードが必要になります。勝手に制限を解除されないので、安心して子どもに持たせることができますね。

子どもにとってわかりやすいインターフェイスなるので、より直感的に操作可能です。
ちなみにOPPO Pad SEはOPPO独自のColorOSを採用していますが、こちらはAndroidをベースにしているのでAndroid向けの様々なアプリがインストールできます。

Youtubeも設定段階で、年齢制限やYoutubeもしくはYoutube Kidsの選択など細かく設定ができました。
制限はしっかりと、使い勝手は易しくしてくれるキッズモードは非常に使いやすい機能でした。
最大800日のバッテリー待機「スマートパワーセービング」

9,340mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、そもそもバッテリー持ちがとても良いのですが、さらにOPPO Pad SEにはスマートパワーセービング機能が備わっています。
このスマートパワーセービング機能は7日間操作されなかった場合、自動的に電源オフして節電してくれる機能。
再度使用する場合には電源を入れなおす必要がありますが、この機能は最大800日間、OPPO Pad SEのバッテリーを待機させてくれます。
いざ使いたい時にバッテリーがなくて困るといったシーンを減らしてくれる機能ですね。
お子さんがいるご家庭の防災用など、活躍の幅も多そうです。
iOSとかんたんファイル共有

OPPO Pad SEに搭載されている便利機能にiOSとのかんたんファイル共有があります。
iOS同士ではAirDropで写真などのデータが簡単にやり取りできますが、他社製のタブレットなどとはその機能は使えません。

しかし、OPPO Pad SEでは「O+ Connect」というアプリをiPhone側にインストールすることで、他社製のOPPO Pad SEであっても簡単にデータのやり取りが可能になります。
まるでAirDropのような操作感で、かんたんに無劣化でデータをやり取りできるので、非常に便利です。
OPPO Pad SEのカメラ性能は控えめですが、iPhoneで撮影して、その後OPPO Pad SEのAI画像編集機能で加工するなど便利に使えそうです。
便利なAI機能
AIアシスタントGoogle Gemini搭載

OPPO Pad SEにはAIアシスタントのGoogle Geminiが標準搭載されています。
例えばアラーム設定やスケジュール管理など、Google Geminiに話しかけるだけで、様々なタスクを終えることができます。
我が家では動画視聴中の子どもに「ちょっと待って!」と言われた時には、タイマーをかけさせることが多いのでAIアシスタントの存在は便利です。
「OK、Google!10分タイマーをかけて!」
これだけで無駄な親子の言い合いを減らすことができますね笑
AI画像編集

OPPO Pad SEはAIによる次の4つの画像編集も標準搭載されています。
- AI消しゴム機能:手動で1つずつ消去できるだけでなく、背景に入ってしまった複数の人を、ワンタップで認識して一気に消去できます。
- AI反射除去機能:ガラス越しに撮影した時に発生する写り込みの反射を綺麗に除去してくれます。
- AIぼけ除去機能:動きの速い子供やペットなどの撮影の際に手ぶれでボケてしまった写真を、ピント合わせてシャープにしてくれます。
- AI鮮明度強化機能:古い写真やトリミングして拡大した解像度の低い写真をくっきりと鮮明にしてくれます。
カメラ自体のスペックはインアウトともに500MPと控えめですが、写真を編集する機能が強力なのは嬉しいポイントですね。
AIドキュメント機能

OPPO Pad SE には、「ドキュメント用のAIアシスタント機能」が搭載されており、文書(レポート・プリント・PDF・Word文書など)をタブレット上で効率的に扱えるように設計されています。
- 文章の要約:長い文書・資料の「重要な部分」を自動で抽出、短く分かりやすくまとめてくれます。
- 文章のブラッシュアップ:例えば「フォーマル/カジュアル」な文体への書き換え、書き足し/削除、構成改善などをAIがサポートします。
- 文章の翻訳:ワンタッチで原文と翻訳文を並べて表示でき、家庭学習や外国語資料への対応がラクになります。
- 原文・翻訳・要約などを大画面で並べて見られるので、確認・修正がしやすい設計。
つまり、「長い資料を読む・書く・翻訳する」といった作業を、このタブレット上で“ちょっとAIに頼んでラクに”という感覚で実現できます。
メリット・デメリット
実際にOPPO Pad SEを使用してみた感じたメリットとデメリットをまとめてみました。
- 2万円台のタブレットとしてはコストパフォーマンスが高い
- 日常時使いとしては十分な性能
- ドルビー対応のクアッドスピーカーで高音質
- キッズモード・ファイル共有機能が便利
- カメラ性能は控えめ(500万画素)
- 重たいゲーム用途には向かない
価格相応のデメリットもありましたが、個人的には価格以上のメリットが多かった印象です。
特に、お子さんと一緒に使うタブレットは、安くて性能が良く、制限や管理もしっかりしたいと求めることは多くなりがち。
OPPO Pad SEはその要望に、高い水準で応えてくれるコスパの良いタブレットだと感じました。
まとめ
本日は「【OPPO Pad SEレビュー】2万円台で買える安心して子どもに使わせられるタブレット」について書いてきました。
OPPO Pad SEは2万円台で買えるタブレットでありながら、本体の品質も良く、スペックも日常使いとしては十分。
中でもキッズモードを搭載している点は、子どものタブレット使用をしっかりと把握でき、とても便利でした。
驚いたのがクアッドスピーカーの音質の良さ、この価格帯でこの音質はなかなか驚きでした。
手頃な価格で使えるタブレットを探しているなら、おすすめの一台です。
以上、ヨッシーでした!

