【Anker PowerCore＋ 26800 PDレビュー】超大容量のモバイルバッテリーはPCもフル受電可能
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PAPA-TO-KO／パパトコ
【Anker PowerPort Atom III Slimレビュー】GaN採用で世界最薄、Power iQ 3.0搭載のUSB-C急速充電器（最大30W）
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みなさん、こんにちは。ヨッシーです。
最近ではスマホやPCなど多くの機器でUSB-Cを採用し、急速充電に対応しているものが増えてきました。Apple のMacBook ProやPCでもUSB-Cを搭載し、充電できるようになっています。
それに伴い、モバイルバッテリーや充電器（アダプタ）も高出力化し、より大容量であったり、高速充電が可能なものが増えています。
今回はAnkerの「PowerPort Atom III Slim」という充電器を紹介したいと思います。
この製品は非常に新素材「GaN」を採用したことで薄く、コンパクトにも仕上がっているにも関わらず、プラグが折りたためるなどノートPCと一緒に持ち運ぶのに最適な製品です。それでいて高速充電も可能なAnkerの最新技術がギュッと詰まった充電器となっています。
あああぁ！GaNとかパワーアイキューとか、ぱわーでりばりー…何？難しすぎる！
オクサン
ヨッシー
ごめんなさい…説明します…
Contents
PAPA-TO-KO2
Power IQ・GaNについて
Power IQってどんな技術？
モバイルバッテリーや充電器メーカーも各社、技術の向上を重ねています。
例えば、モバイルバッテリーなどで有名なブランド「Anker」ではPower IQという独自のUSB技術をブラッシュアップしてきました。
Power IQの進化
・Power IQ（2014） →最大出力12W(USB TypeA to MicroUSB/lightning)
・Power IQ 2.0（2018）→最大出力18W(USB TypeA to MicroUSB/lightning/USB TypeC)： 互換性quick Cherge 3.0
・Power IQ 3.0（2019）→最大出力100W(USB TypeA to lightning/USB TypeC)：互換性USB Power Delivery/USB Type C
その中でもPower IQ 3.0は様々な企画や技術を包括・サポートしたAnker独自の最新充電技術です。
<Power IQ 3.0が包括・サポートする規格＞
・給電業界の統一基準として誕生した規格Power Delivery（PD)→最大100W
・Qualcomm社が開発した急速充電規格Quick Charge 4.0→最大27W
・Appleの高速充電技術→最大12W（iPone11Proなどは、この独自の規格ではなくPDを採用しているため、さらに高速）
・Samsungの高速充電技術→最大値不明
つまり、Power IQ 3.0は「これらの規格に全て対応し、接続された機器に対して、どの技術を使って給電するのかの最適解を判断して、給電してくれる技術」なんです。
ヨッシー
まるで監督のように、状況に応じて出場させる選手（規格）を選びます。
うーん、iPhonw11ProはApple製品だけどPD対応だから…よし。今回はPower Deliveryくん、頼んだぞっ！
オクサン
ヨッシー
そう！もし繋がれた機器が、「iPhone7」だったらPDに対応していないから、Appleの高速充電技術が選ばれるんだ。
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GaNって何？
では続いて「GaN」について説明します。GaNは「窒化ガリウム」という新造材です。
これまでの充電器は電源のオンオフの切り替え部分に「Si（シリコン）」が使われてきました。
今までの給電の出力自体が低い（エネルギーが弱い）規格との組み合わせではあまり問題はありませんでした。
しかし最近の高出力の規格（例えばPower Delivery)と組み合わせた場合、以下の問題がありました。
高出力規格とシリコンの問題点
①エネルギー効率が悪いため、電源のオンオフに時間がかかり、発熱する。
↓
②発熱を抑える（＝放熱する）ため、製品を大型化する。
ヨッシー
部屋が狭いと熱がこもる、ということです。
電子機器やモバイル機器は「高速化・高性能化・小型化」と進化していく中で、「大型化」は避けたいところ。
そこでAnkerはシリコン（Si）に変わり、エネルギー効率の高い（＝発熱しにくい）素材として窒化ガリウム（GaN）を採用しました。
窒化ガリウム（GaN）を採用することで発熱を抑え、本体を小型化することができた、というわけです。
もはや化学？結局、どういうことなんだ…
オクサン
ヨッシー
なんかちょっといい素材使ったから、本体小さくできちゃいましたって事です。
PowerPort Atom III Slim 外観・付属品・仕様・対応機種
外観
外観は10,000mAhのモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000 PD Redux」のようなメッシュストライプ加工がされており、おしゃれです。
大きさは76mm×45mm×16mmと非常にコンパクトです。
ポートは一つでPower IQ3.0対応のUSB-Cです。
出力は最大で３０W、MacBookAirも高速充電が可能です。
プラグが折りたためるため携帯に便利です。
プラグを起こした状態。
Anker PowerCore 10000 PD Redux (上）との比較
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給電中は青いLEDがつきます。
付属品
本体のみで付属品はありません。必要に応じてPD対応のUSB-CケーブルやLightningケーブルを用意してください。
製品仕様
製品仕様は以下の通りです。
| 製品サイズ | 約76 × 45 × 16 mm |
| 製品重量 | 約57g |
| 入力 | 100 – 240V～1.2A 50 – 60Hz |
| 出力 | 5V=2.4A / 9V=3A / 15V=2A / 20V=1.5A |
| パッケージ内容 | Anker PowerPort Atom III Slim 取扱説明書 18ヶ月保証 カスタマーサポート |
| 製品型番 | A2614111 |
対応機種
対応機種は以下の通りです。
スマートフォン
iPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 pro Max / XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus
ヨッシー
例えばiPhone 11 Proならば３０分で５０％の充電が可能です。
Samsung Galaxy S10 /S10+ / S9 / S9+ / S8 / S8+ / Note 8 / Note 7
Huawei P10 / Mate 9 / Mate 20X / Mate 20 Pro
LG G7 / V30+
Google Pixel / Pixel 3 XL / 3 / 2 XL / 2
Nexus 5X / 6P
Sony XZ3 / XZ2 Premium 他
タブレット端末
iPad Pro (2018, 12.9インチ) / iPad Pro (2018, 11インチ) / iPad Pro 10.5インチ / iPad 9.7インチ 他
ノートPC
MacBook Air 13インチ’ (2018) / MacBook 12インチ / MacBook Pro 13インチ’ / MacBook Pro 15インチ
ヨッシー
MacBookAirでは最大値（３０W）に限りなく近い出力で充電できます。
Dell XPS 13インチ
Huawei MateBook
※その他30Wまでの入力対応のPD対応機器
まとめ
今日は「【Anker PowerPort Atom III Slimレビュー】GaN採用で世界最薄、Power iQ 3.0搭載のUSB-C急速充電器（最大30W）」について書いてきました。
Anker PowerPort Atom III Slimは最大で３０W出力のPower IQ 3.0 USB-Cポートを備え、スマートフォンだけでなくタブレット端末、さらにはノートPCまでも充電できてしまう優れものです。
それでいて非常に薄く軽量、持ち運びが苦にならないサイズ感。いざという時のために常に鞄の中に常備しておきたいアイテムです。
以上、ヨッシーでした。
PAPA-TO-KO１
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皆さんこんにちは。
ガジェットや家電が大好きな男性保育士のヨッシーです。
半年以上、育児休業を取得しながら３児の子育てと向き合った経験を活かして、子育てが楽しくなるアイテム、子育てに役立つアイテムを紹介していきたいと思います。
時には子育てに関係のない趣味の小物も紹介します。
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