【suaoki G500 レビュー】家族を守る防災対策。有事に備える、ポータブル電源suaoki G500
こんにちは、ヨッシーです。今日はsuaokiのポータブル電源「G500」を紹介したいと思います。
家族と防災
皆さんは「家族と防災」について考える事はありますか?
ご夫婦で暮らされている方、お子さんがいる方、ご両親と暮らされている方や家族と離れて一人暮らしの方など色々な生活スタイルがあると思います。
僕も仕事柄、防災について考える事も多いのですが、自然災害に対してどのように備えるかというのは家族の大きなテーマかと思います。
電気、水道、ガス、食料、トイレ、お風呂…考えると不安は尽きません。
中でも電気が使えないと子どもたち怖がるよね。
そうだね。明かりや携帯が使えるだけでも子どもたちの不安が減ると思う。
そこで我が家はポータブル電源を購入し、備えておくことにしました。いざというとき安心ですし、キャンプなどに持っていって電源を取れるので日々、活用できると感じたからです。
さて、実際に探し始めると以下の表のように多くの選択肢があることがわかります。
Jackery ポタブル電源700 | SmartTap PowerArQ | suaoki G500 | Suaoki ポータブル電源 | LACITA ポータブル電源 | |
---|---|---|---|---|---|
容量(mAh) | 194,400 | 174,000 | 137,700 | 120,000 | 120,000 |
容量(Wh) | 700 | 626 | 500 | 400 | 444 |
出力(W) | 500W | 300W | 300W | 300W | 400W |
AC数 | 2 | 1 | 2 | 2 | 3 |
USB出力数 | 3 | 3 | 3 | 4 | 3 |
DC出力数 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
サイズ | 30×19.3×19.2cm | 30×24.2×19.3cm | 28×19×21cm | 23×14×23cm | 30.7×13.4×18.4cm |
重量 | 6.3kg | 6kg | 6.8kg | 5.5kg | 5kg |
ソーラー充電 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
価格/ 1,000mAh | 385円 | 372円 | 362円 | 290円 | 433円 |
その他特徴 | 正弦波 | 正弦波 | 正弦波 | 正弦波 | 正弦波 リチウムポリマー電池 |
その中から僕たちが選んだのは、suaokiの「G500」です。
suaoki「G500」をオススメする理由
- 家族でも安心の大容量と価格の好バランス
- 使える機器の幅が広がる高い出力
- AC・DC・USB(QC3.0/USB-C)の様々な接続方法
- 別売のソーラーチャージャーを使って充電ができる
- シンプルかつ洒落たデザイン
表にまとめたポータブル電源はすべて100,000mAh以上の容量を持ち、出力も300Wを超えるものです。ファミリー視点で選んだので正直にいうと、どれを買っても間違いはないかと思います。その中でもG500を選んだのは50,000円を切る価格と容量のバランスの良さが1番の決め手でした。また、USBの規格がQC3.0×2、USB-C×1という点もアドバンテージです。
そして表記上のスペックは高いものが多いですが、実際の使用ではDC-ACの変換効率も重要となってくるようです。その点でも91%とロスが少ないのがG500でした。ちなみにPowerArQは68%となっていますので、実際には表記上の性能と逆転してしまいます。
なお、表にある正弦波とは家庭のコンセントの電流と同じ波形のものになります。精密機器などは特に安定した波形である正弦波の出力が必要となり、不安定な短形波では使用できません。DC電源の出力を持つポータブル電源では短形波を正弦波に変換してくれるインバーターが付いていることでより、充電できる機器(PCなど)の幅が広がります。少し値段が上がりますが、ぜひ選びたいところです。
外観・内容物
では外観や内容物を見ていきます。
シンプルでおしゃれなデザインです。青色ベースの液晶もかっこいいです。
充電のケーブルも車載用やソーラーチャジャー用も含まれています。
いざという時、ケーブルがないと使えないです。
しっかりと充電したから使い始めましょう。正面右上の「INPUT」から充電します。
実際の使用ではDC OUT(オレンジ)とAC OUT(緑)を切り替えてつかいます。今はDC側(オレンジ)にUSBが刺さっています。DC OUTの横にランプが点灯しているのがDC出力になっている状態です。
G500でできること、できないこと
ではsuaoki G500でできること・できないことは何があるのでしょうか。
ポータブル電源全般に言えることですが、家庭のコンセント(1500W程度)と違ってできないこともあります。それは主にバッテリーの容量と出力=消費電力に関係します。
例えば一般家庭にあるようなエアコンや冷蔵庫のような消費電力が多く必要となる電化製品は使えません。エアコンで言えば通常400W〜1000Wの消費電力がかかると言われています。G500の出力は300Wなので超えてしまっていますね。
可否 | ||
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照明系 | 照明 | ◎ |
映像・通信系 | テレビ | ◯ |
ノートパソコン | ◎ | |
スマホ | ◎ | |
モバイルバッテリー | ◎ | |
エネループ | ◎ | |
空調系 | 電気毛布 | ◎ |
石油ヒーター | ◎ | |
ガスファンヒーター | ◎ | |
セラミックヒーター | × | |
扇風機 | ◎ | |
エアコン | × | |
調理器具系 | 電子レンジ | × |
冷蔵庫 | × | |
IH調理器具 | × | |
電気ケトル | × | |
トースター | × | |
ホットプレート | × | |
炊飯器 | × | |
衛生系 | 洗濯機 | × |
掃除機 | × |
テレビに関しては液晶サイズによりますが、4Kの50インチですと150W〜190W程度なので視聴できますが、55インチになると380Wほど必要になり見ることができません。
調理関係は軒並み使用できません。冷却や発熱には大きな電力が必要ですね。
もちろんできないことはあるけれど、あるのとないのでは大違いです。
照明がついて、テレビが観れて、扇風機や電気毛布が使えると子どもたちも少し安心できるね。
ソーラーパネルを購入すれば、太陽光でも充電できる
もちろん電気は消費すれば減っていきますね。もし停電が1週間続いたら…そんな状況を想定する場合、ソーラパネルを購入すれば太陽光で充電できます。suaokiからも数種類、販売されています。
まとめ
実際に使用してみると非常に満足度の高い商品でした。どのポータブル電源にも言えることですが、できること・できないことを予め理解しておき、どのように使用していくか想定しておくことが大切かと思います。
ちなみに災害用に置いておくだけではもったいないです。キャンプなどでも大活躍してくれますのでどんどん連れ出してあげてください。
以上、ヨッシーでした。